１０月１３日（日）のグリニッジ講演会は予定通り開催致します。
【グリニッジ Greenwich（CT）】
２０１３年１０月１３日（日）
１０：００～１２：００
会場 Hyatt Regency Greenwich
皆様のご来場をお待ちしております。
（North-America-Team）
全く知らない土地、都市、地域等、自分にとっての「新世界」を訪れると、大きな発見はともかく、小さな発見をすることに妙な喜びを感じてしまいます。
時には、その差異がたまたまであるのに、まるで普遍的なことであるかのように錯覚してしまう恐れもあるので、小さな発見でも、その発見が正しいのかを問いただしてみたくなります。
でも、私の感じ方、見方が間違っているのか、あるいは、気にすることが間違いなのか、尋ねた相手が回答を持ち合わせないこともしばしばあります。そうすると、場合によっては「そうかもしれませんね。いや、そうなんでしょうね。」ということで「解決」してしまい、第一発見者かもしれない？私の見解が正しいものとなってしまいそうなこともあります。
ふと、ここで「新世界」という言葉を調べてみました。すると、私のとても小さな発見とはまるで規模の異なる発見の一つ、コロンブスの新大陸・新世界の発見に導かれます。アメリカという「新世界」をコロンブスが「発見」したことは、いまや否定的見解が強く、どちらかというと、歴史的英雄の座から引きずり降ろされている状態です。当時、彼が多くのヨーロッパ人の知らない世界を一人のヨーロッパ人として発見した意義は大きいと思うのですが、「最初」かどうかにこだわりすぎるネガティブな見解が多いことに残念な思いがあります。ただ、彼の評価に大きな影響を与えていることに、アメリカ等の原住民との方々との接し方があるようです。
そのコロンブスのアメリカ発見を祝う日がColumbus Dayで、10月の第2月曜ということですから、今年は10/14が祝日となります。すっかりそのことを忘れて「新世界」を調べてみた結果が、コロンブスと10/12（本来の記念日）に戻ってきました。思ってもみなかった偶然の結果に、また自分なりの発見がありました。
（nag）
