先日、ある駿台国際出身OBが来校した際、話をする機会があったのですが、その中で彼の滞在中の出来事についての話題になりました。
小学生～高校卒業まで海外の教育制度において学びを深めていった彼ですが、渡航当初は異文化にとまどい、葛藤し、そして自ら考え行動した結果、徐々に適応をしていった、とのことでした。
ここまではいわゆる『帰国生』としてのストーリーとして一般的なものであるのですが、適応するが故の悩みも彼は持っていたようです。
それは家族との衝突であった、と彼は言いました。
異文化の中で少年期、青年期を過ごし、独自のアイデンティティを形成したのですが、その過程で家族との『背景のずれ』を少しずつ感じるようになり、摩擦も生じた、ということでした。
受験をする帰国生だけでなく、そのご家族にもさまざまな事情があるかと思います。その方々の不安と取り除くべく、全面的にサポートをしていこうと改めて強く思いました。
メールやお電話でのお問い合わせはもちろんですが、現在講演会実施期間中のため、今後実施される会場にお越しいただけるのであれば、直接お話することも可能です。
どのようなお悩みでも、お聞かせ下さい。
（tks）
