昔はコピー機というと、必ず「排紙トレイ」がぴろっ、と機械のヨコから羽根のよーに突き出していて、その分だけ置き場所を食ってました。
それが今のよーに、原稿読取り部の真下から出てくる・・・というカタチになったのは15年前。富士ゼロックスのこの新シリーズからです。当時はたいへんに珍しがられましたが、それからホンの数年のうちにリコー、キャノンなど同業メーカーが追随して現在のトレンドにつながりました。
当初は、わざわざスキャナ部の下に手を突っ込んで(複写紙を)取る、ということが「とても面倒な所作に」思えましたので、あえてスキャナ部をプリンター部と一体化せず、イザとなれば引き離せる^^; っちゅう、『分離式』にしてありました。ここらへんを(ウィング・ボディに使い慣れた)従来客に納得させるのは、容易なことじゃなかった?らしいと窺わせます。
さらに発売当時は、連続コピー速度も(同価格帯の)アナログ複写機より見劣りがしました。時代がまだまだ「コピーをどんどん、たくさん取れ!!」という発想であり続ければ、デジタル複合機の普及はもっともっと遅れたかもしれません。
しかし。
結果的には、コピー代もオフィス面積も節約しよう、という顧客心理が広く定着し、同時に電子ソーティング技術も進んで(羽根の生えた)アナログ機は流行らなくなりました。つか、いまどき電子ソートなんて、1万円台のインクジェット・プリンタでも当たり前のよーに出来る^^;んですものねー。多段トレイ式のアナログ・ソーターで頻繁に紙づまりに悩まされていた頃が、まるで夢のように想われます。

それが今のよーに、原稿読取り部の真下から出てくる・・・というカタチになったのは15年前。富士ゼロックスのこの新シリーズからです。当時はたいへんに珍しがられましたが、それからホンの数年のうちにリコー、キャノンなど同業メーカーが追随して現在のトレンドにつながりました。
当初は、わざわざスキャナ部の下に手を突っ込んで(複写紙を)取る、ということが「とても面倒な所作に」思えましたので、あえてスキャナ部をプリンター部と一体化せず、イザとなれば引き離せる^^; っちゅう、『分離式』にしてありました。ここらへんを(ウィング・ボディに使い慣れた)従来客に納得させるのは、容易なことじゃなかった?らしいと窺わせます。
さらに発売当時は、連続コピー速度も(同価格帯の)アナログ複写機より見劣りがしました。時代がまだまだ「コピーをどんどん、たくさん取れ!!」という発想であり続ければ、デジタル複合機の普及はもっともっと遅れたかもしれません。
しかし。
結果的には、コピー代もオフィス面積も節約しよう、という顧客心理が広く定着し、同時に電子ソーティング技術も進んで(羽根の生えた)アナログ機は流行らなくなりました。つか、いまどき電子ソートなんて、1万円台のインクジェット・プリンタでも当たり前のよーに出来る^^;んですものねー。多段トレイ式のアナログ・ソーターで頻繁に紙づまりに悩まされていた頃が、まるで夢のように想われます。

