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【煩悩💗探検隊】 小林製薬『エディケア』、ついに登場の4代目「"すごい…"レディ」のモデルは誰❔

2019年08月18日 | 日記
すいません……どうも「エディケア」を検索してこのページへ飛んでくる人がやたら多い💧んで、まず交通整理します。

本ページ自体は下の一覧の、右上角っこ。オレンジ枠で囲った画像モデルさんを探す記事です。他のモデルさんをお探しの場合は「それぞれの画像アイコンをタップorクリック」して移動してください。

 
一代目二代目三代目四代目
五代目おじさまへ1確かな実感おじさまへ2

 
 
 

先日来、エディケアEX(小林製薬)の新聞広告に「新しい顔」が加わった。

同商品〔通販〕の新聞広告に限ってアバウトに勘定すりゃ、歴代 =「ポニーテールの家内」「白シャツ姿の妻」「眼鏡の乙女(児玉奈々子)」に次ぐ、4代目への"就任"となる。


今回は単にモデルが代わっただけでなく、企画の初っ端から踏襲され続けてきた(ある意味、当広告の代名詞ともなった)キャッチコピーも「すごい…」から「エディケア、すごい…」に変更された。商品へのインパクト(訴求力)はこれで、逆にトーンダウンしたことになる。

これまでのモデルに振られた台詞「すごい…」は、その画像の熱視線が向ける先への「意味深さ」「淫靡さ」をカキ立てることで成人男性からの支持を得てた。 いったい「何がモデル嬢の眼に"すごい"と見えてるのか」── それを伏せて具体的には語らないところに「含み」が。敵意を込めて言い換えるなら「卑猥さ、エロさ」があった。

それをあえて、今後は「エディケアがすごい」と具体的に明記。読んだ男性がニヤ~っと目尻を細め、野卑な妄想が拡がる余地をバッサリ⚡斬り捨てたんである。まあ英断(❔)というべきか。訴求力こそが命の新聞広告なハズなのに!? こうせざるを得なかった苦しい諸事情に関しては、本稿の最後に取り上げたい。

さて、本筋に話を戻そう。ズバリこの「4代目」モデルさんは誰なのか。

煩悩探検隊としての捜査結果を先に言うと、氏名や(年齢などの)素性までは判らなかった。ほぼ間違いなかろう、と思われる範囲での彼女のプロフィールは「(少なくも写真の撮影時)福岡近辺に在住のストックフォト・モデルだった女性らしい」ということだけだ。

素材画像としては幅広く、国内外の大手業者各社に販売委託されている。わたしは諸般の情勢を勘案する限り、エディケア広告への供給元は海外系。たとえばゲッティイメージズさん辺りでは❔ と推測してる。仮に同社なら、素材IDは 91177391。 タイトルは「Woman lying on bed (うつ伏せの女性)」という画像になる。


※画像↑クリックで配布元ページ〔外部リンク〕へ

版権者の名義は、福岡の株式会社ブルームワークスさん。制作者は(事業所アドレスが同じ)有限会社スタジオタイシンさん。

モデル探しで明らかになった諸データは以上のようなモノだが、採用されたこの1枚の画像に関しちゃ(他にも)興味深い点が判ってきた。

なかでも一番へえっ❕❔❔」と感服させられたのは、この画像。今回のような「艶っぽい役どころ」にフューチュアされるのは初めてではなかった。でなかったばかりか、"その手の"大手業者に大々的に使われた事例が少なくとも「過去にも二度あり、今回で実に三度目」❕ だったんである。

どんだけ"そっち系の人気"ばかりソソる1枚…なんであろーか。

具体的に振り返ってみよう。まず1度目は、2013年。この年、協和発酵バイオさんが、エディケアの競合商品でもある「アノ精力剤」のバナー広告『元気過ぎ。シリーズ』に「この画像の彼女」を起用したのだ。


効果は絶大だった、いろんな意味で。特に、あからさまに「旦那が元気」などというコピーを振った関係上、同バナーを目にした主婦層からのフルボッコに晒された。曰く「ムカつく」「目障り」「ほとんど風俗系スパムでしょ」などなど…。

「欲情してる暇があったら浴場でも掃除しろ」がホンネの女房連中からしたら、このバナー広告の言い草は「正面切ってケンカ売ってるに等しい」恫喝であり、中高年女性の存在に対する慇懃無礼な侮辱なのであった。批判や苦情のせいか? 2~3ヵ月でこのシリーズ広告企画も収束し、"彼女"の顔はネット界隈から消えた。

しか~し、その三年後(2016年)!!

なな、なんと……同じ素材画像が、今度はトンでもない形で復活を果たす。

その前年、2015年8月に会員情報漏出事件で世界を騒がせたばかりの『不倫専用会員制SNSサービス』アシュレイ・マディソンが、その日本語版サイトTOP画像に!? よりにもよって"彼女のアノ1枚"を掲げたんであった。


おいおいおいおいおい

これは(配布元が海外業者だったとしても)明らかに利用規約違反だろ。例えばゲッティイメージズ社はライセンス契約の「3条 使用制限(禁止されている使用)」の第e項に、「免責文言がないセンシティブ使用の禁止」を謳う。

センシティブ使用 (神経質な問題を惹き起こす使用)」とは、モデルまたはコンテンツ被写体を、一般の人にとって好ましくない題材、または過度に物議を醸しそうな題材(たとえば、性感染症など)に関連づけて使う行為を指す。

つまりだ。 これらの「センシティブ使用」に際しては…

 (1) コンテンツは説明用としてのみ使用されているものであること
 (2) コンテンツで描写されている個人は単なるモデルであること


…を示す免責文言を添付しなければならない。
(例えば、「本写真は説明用のイメージであり、本文とは直接関係ありません。」のような注意文言を付さなければならない)

というワケだからして、アシュレイ・マディソンの主宰する「不倫」は社会通念上、上述の「一般の人にとって好ましくない題材、または過度に物議を醸しそうな題材」に該当する。ので、免責文言の記載なく同画像は使っちゃならん❕❕ のだ。

このとき具体的に、AM社と画像販売者(版権者)を巡る水面下でどのような衝突やら折衝が生じてたのかは知らない。 が、ともかく「暫くしてのち」このセンセーショナルなTOP画像は別の画像へと差替えられ、今日に至ってたのであった。

そしてそして2019年

さらに三年が経過したところで、今回の『エディケアEX』4代目に起用^^;


かくて話は、冒頭にも記した「キャッチコピーの変更」に戻り着くんである。

小林製薬さんは(過去の)主婦層からの反発や、画像販売側の定義する「センシティブ使用」との認定を回避するため、これまで同広告シリーズが醸し出し、成人男性だけに限れば一貫して好評を博してきた「淫猥なイメージ」を、一転して⚡、今回からは少しでも殺ぐ必要に迫られていた。

むろん、殺いだから解決…とはいかない。こんな小手先のチョビ変で「何が変わったっての❕❕❕」、と依然ムカつきの収まらない御婦人がたも相当数、いらっしゃると思う。だが、業界ウォッチャーの眼から見れば、この些細な出来事こそが日本広告史の"大"転換点になるかも❔しれない。

実に初めて、大手のED治療薬メーカーが「広告に写る被写体モデルひとりの心情を人権問題として捉え、ドル箱商品の売上効果を犠牲にしてでも"肖像を出汁に使われる側に配慮"」してみせたんである。今は(キャッチコピーの微変もどきの)細かすぎる改善でしかなくとも、こういう葛藤が大手クライアント企業のなかですら絶え間なく繰り返されることで、より「胸中を傷つけられる人、不快を強いられる人の少ない広告づくり」が可能に。そして主流に、と促されてく気がする。そいじゃまた…❕
=了=


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