とっぷりと歳末。
もはや、コロナ禍が来たる2021年中に終息するだなんて、信じてる人は(絶対に❕)少数派だろう。たぶん日本人であるか否かを問わず❕ 人類共通に。
───昨晩、つまり土曜夜。
9時過ぎに、切れた食材を近くのドラッグストアで買い足そうと(徒歩で)部屋を出た。途中の長屋バーはまだ玄関先の店名ライトを煌々と灯してる。店外の、それも50m以上は手前からでも、ボリューム満開にして(店のママと?)デュエット曲を大熱唱🔥してる"初老と思しき"おっさんの歌声が近隣に響き渡ってた。
あのナマ声の張り上げっぷり💧 とてもマスクをかけてるようには聞こえん。そこかしこに世代を問わず、不特定で大勢の人目にさえつかなきゃ3密がナンだと鼻で笑う連中が増殖してるようだ。
こういう、ヤル気のない「ぬるま湯」根性の蔓延や浸透を当然、社会は敏感に察知する。あと丸2年くらいはコロナ禍のトンネル生活だろうと、多くの人や団体組織が悟るようになってきた。
それをつくづく実感させられたのが、本日のヘッダー画像に上げた(いつも年4季ごとに刷り替わる)自社製品カタログの表紙である。
出してるメーカーはIT周辺機器やサプライ用品のアイ・オー・データ機器【本社:金沢】さんだ。商売柄、自分も40年に渡って…つまり上場前から身近に見てきた。
その、IT界の老舗どころをして、看板たる自社カタログに振った大見出しが秋号じゃ『今、求められる 新しい働きかた』。テレワークや、業務のIT化を促すツールを前面に押し出してる。
明らかに、コロナは地震や台風とかの突発性の天災…のようには見られてない。
もう来ちまったのだから、仕方ないだろ。それでも稼げる方法や食ってく道を考えて「立ち直ろう」。そういう、ある意味「不可抗力の」運命みたいな、クリアすべき人生ゲームのワンステージのように思われてる。日本的に極端に例えるなら💧1945年、終戦直後みたいな。「(アメリカに)負けちまったんだから、仕方ない。自分の生まれた国が破綻したんだから。各人それぞれ泣き言は無し、這いつくばって生き延びろ」みたいな。
当時の日本人は、それを「戦後」と言った。戦後には「冷戦の神風」が吹き、朝鮮戦争とベトナム戦争の「戦争特需」で経済の猛復興が起きた。となりの中国が鄧小平以降の「開放路線特需」=「先進国への貧困層の輸出」で見違えるほどの経済大国と化したように。
今の時代が「コロナ」の始まりなら、運が良ければ「コロナ」にも終わりが来るかもしれない。しかし、それが何年先になるのか、終戦直後の日本人が思ったのと同様、何ひとつ未来に確信できるものはない。襲いかかってくる敵に、開発中のワクチン💉を征するウィルス変異が起こらぬ保証はどこにもない。どころか「コロナ」こそ、日本の人口バランスを再び"30代センター態形"に強制リセットする「神風」であり「暗闇(ヤングニートの氷河期)からの出口的な地球規模イベント」と崇める一派さえいると聞く。
このようにすでに十分すぎるほど、地球上で既成事実化した「コロナ時代」#coronaera。半月後に迫った「コロナ歴02年」、あなたなら どう生き延びる?
=了=
日本では「3密を避ける」だが、英語圏では「3Wに徹する」。
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