当地ではまだ10万円の支給が無い。
けっして悪意で買占めするつもりはないのだろうが、食べ物にも困窮する人の(見えない)増加で、スーパーのPBインスタント麺類(スパゲティ&ふくろ麺)が店頭から干上がってる。毎日そんなんばっか食べてれば減りも早いから、ますます買い足しに走り回って悪循環。いや世も末💧だなあ。
さて一方、シンガポール。
4月7日から6月1日まで、職場を閉鎖するサーキットブレーカー措置が施行されてる。シンガポール工場が長期臨休したことで、日本のスーパー店頭から消えたモノも、当然ながらある。
そのひと品が、『明治ヤンヤンつけぼー』───。
今や全生産を海外に移行した、過ぎ去りし「日本の」お菓子のひとつである。若干の生産在庫があったとしても、メイン消費国のタイに奪われたんだろう。何せタイじゃ日本版+アジア版3種(チョコ、いちご、チョコ&いちご)の、計4種もの❕❔ 『YanYan』を発売してるのだから。
ひとまず日本では大騒ぎ(?)になったりしない「つけぼーの枯渇」も、同商品が人気菓子であるタイじゃ今後、SNS辺りから悲鳴が上がるかも。シンガポールのコロナ禍終息を心より望む。
明治さんのタイ法人は、チョコとコラ―ゲン缶。この2本立てに特化したブランド集中戦略で成功を納めてる。
そこでオドロいてしまうのが(東南アジアを旅慣れた人なら当たり前の常識かもしれんが)商品にも巷の広告表記にも「日本語が多い❕こと」。先の大戦でも交戦しなかった経緯からか、日本語の文字が「そこそこ見た目カッコいい」と勘違いされてる。成分よりイメージで高級感や効能「ありそう感」を競う美容アイテムでは、特にそうだ。
明治のコラーゲン缶なんて、(実は日本版も輸入じゃなく岡山県で製造してるのだが)タイに出してる物とほとんど缶のデザインが変わらないww 別々に造らず、統一できそーなもんである。(ま、言っても日本じゃ未だに、商品説明表記欄が英語ではNGという点がネックなのだろが)。
日本企業のホームページでも、ページ見出しに「HOME, TOP」「ABOUT US」「MENU」とかの文字が並んでて不快に思う日本人はいないワケだが、タイの明治さんHPでも似た状況が生じてた。
当然この下には、タイ文字オンリー[数字・記号は除く]の内容文がずら~っと続く。
あくまで、タイ人のために設けられたホームページが「この光景」。彼らにとってはタイ文字だけじゃなく、アルファベットに漢字・仮名文字がごっちゃに散りばめられててこそ「洗練されてるテキスト」に読めるようである。わたしら日本人も含め、アジア人の文字受容力やミキシング感性は実に豊かだよね~え。そいじゃ
=了=
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