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かつての無料レシピ誌『クイッキング™』とは❔ 後日(更新)まとめ

2023年11月21日 | 日記

更 新 履 歴
当記事の本文テキストの大半は2019年1月時点の情報である。

2020年12月現在、《クイッキング™》の本社版である「札幌旭川版」の刊行は同年10月号で停まっている。ただしフランチャイズ版(地方版)である庄内由利・秋田中央版、熊本版、福岡版の各誌は平常通り 2021年1月号まで発刊され続けている。

2021年3月、庄内由利・秋田中央版が終刊を迎えた。

コロナ禍を経て2023年夏以降、更新されてないが表示だけはされてた全国版ウェブページもデッドリンク(=閉鎖)となった。事実上、北海道初の『クイッキング』は完全終了した。

全国の中堅スーパー/ドラッグストア・チェーンが出資&加盟する仕入れ組合の最大手CGC(シージーシー)。傘下の各店で無料配布されてる月刊レシピペーパーふれ愛交差点がドンピシャ、まんま事実上『クイッキング』の後継メディアになったと思われる。

献立カレンダー形式を採ってる点でも、本誌と極めて紙面が似通ってる。昔 愛読してた『クイッキング』が無くなって寂しい(涙)、という御仁は参考にされたし🎵 ちなみに、検索も便利なウェブ版は こちら外部リンク】




 
◆ ◆ 以下 ↓ 2019年の記事本文 ◆ ◆

かつて、この岐阜・三重・愛知…それに静岡の遠州エリアでは、同圏内のアピタ&ピアゴ全店に毎月25日配布される「無料のレシピ冊子」が存在した。誌名を《クイッキング™》といい、その名の通り「1日1品、手早く作れるメインのおかず」レシピを、カレンダー形式で載せていた。
 

その月刊フリーペーパーが突然「休刊宣言」して❕❔店頭から消え、まもなく丸2年を迎える。
 
往年は4県で11万部の配布部数を誇り、11年間で通巻128号を数えたが、その第128号が「最終号」となった。最終盤は月刊が隔月刊となり、カレンダー形式の「毎日のおかず」的なレイアウトも割愛してたから、さぞかし採算もキビしく(広告料だけでは元手が)ペイできなくなっていたのだろう。

唐突な「休刊宣言」―2017年5月25日―

じゃあ、もう《クイッキング™》存在しなくなったのか?と言うと、全国的な意味では違う。同誌は2019年1月現在も毎月毎月、編集元から発行され続けている。

実はこの《クイッキング™》、そもそもの始まりは「札幌&旭川エリア」のフリーペーパーとして誕生した。編集会社は今も、札幌に拠点を置く有限会社百景広告社だ。ある時点からこの会社は、同誌を【札幌旭川版】と銘打ち、それ以外の「各地版」を全国展開することにした。

自らはフランチャイザーとしてコンテンツ編集部となり、全国各地の地場広告会社に「無料レシピ本をネタにスポンサーを募り、広告費を稼ぐビジネス素材」として《クイッキング™》を売り出したんである。

たまたまこの中京地区では、在名古屋の株式会社アド・ライブがフランチャイジーとして暖簾を借りた。HIS喜多の湯といった所をスポンサーに、事業テリトリーのアピタ/ピアゴ店に冊子を置く…という「フリーペーパー商売」が、こうして始まったんである。

こうして振り返ってくると、たしかに巷のアピタ/ピアゴ店頭に配られていた《クイッキング™》は終わったが、札幌のレシピ編纂元自体が同フランチャイザー事業をやめたワケではない。つまり、元コンテンツの《クイッキング™》は今も毎月(以前の東海版と変わらず)カレンダー形式のまま発行され続けている、という事になるのだ。

事実、同冊子のウェブ版は今も存続しているし、最新号やバックナンバーは(北海道以外の地域でも)ネットから電子版としてダウンロードできる。epub形式ファイルの閲覧アプリ(Microsoft Edge等)さえあれば、あの《クイッキング™》は今なお、好きなとき最新号に目を通せる🎵のであった。
=了=

タグ:トマトたっぷり洋風おでん,トマトを使ったレシピ,トマトジュースを使ったレシピ,冬のおかず,洋風おでんのレシピ
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