おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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メキシコ日記~11/20(日)後半~

2006年04月05日 02時49分53秒 | メキシコ日記
 セロの公演を終えて、十川さんと原田さんと一緒に、昼ご飯を食べに市場へ行った。例のギジェ氏のミュージアムの向かいにある市場である。
 屋台の一つに座り、注文をする。コンソメスープに、ご飯と野菜が少し入ったものとトルティージャが出てきた。結構ウマイ
 昼ご飯に行く前にフランス人の74歳・男性奇術師・フランソワさんが公演をやっていたのだが、昼ご飯を食べ終えて戻ってもまだやっていた。ほんとに元気なじいさんだ
 フランソワさんの公演は、観客の子供をうまく使ってほほえましいものにしていた

 次の公演がマラソン最後。高足に乗って、身体全体を紫色に塗った男女2人がやって来て、音楽に合わせてパフォーマンスをする
 最初、観客に高足に乗ったまま懐から出した何かの種みたいなものを一掴みずつ与える。
 なんか神聖な感じ。舞台(といっても客と同じ高さだけど)の中央に炎が燃えていて、女性は紐の先にボールが付いたものを両手に持ち、男性の方は長い棒の両端に油のような燃えるものを染み込ませた黒い物体がついているものを一本持っている。
 女性、男性、それぞれ持っているものを振り回したりしてもてあそぶ。もちろん舞台中を歩きながら。
 しばらくして、女性の方がボールに火をつける。そして振り回す。腰ミノに火が燃え移りそうで危ない危ない
 またしばらくして、女性の燃えているボールから男性の持っている棒の両端に火を移す。ここまでが引っ張る引っ張る。女の人のに火をつけるまでももったいぶるし、それから男の人の棒に火をつけるまでもすごい気を持たせる。
 でもその間も雰囲気でもっている。音楽と訓練された動きで魅せている

 話が前後するが、最後の公演になる前に少し間が開いた。その間、ピエロの格好をした司会者が間をもたせていた。スペイン語が解ればもっと楽しめたのになあ。でも解らなくても結構楽しめた。観客にリズムに合わせて拍手させたり、声を出させたり、観客を舞台に連れてきていじったり、面白かった

 そして演劇祭(マラソン)にもフィナーレが近付いてきた。日本を最初にして、参加した全ての国の人々が呼ばれる。そしてフィナーレ。

 終わってから、ミュージアムのテントの中で夕食会が開かれた。
 ギジェ氏の話の後、参加者が今日の感想を述べる。全部何言ってるんだかチンプンカンプンなのだが、一応拍手はする。
 日本勢は、みゆきさんが代表として感想を述べる

 ホテルに帰ってから、PM10時くらいにフォーラムチームとセロチームで酒盛り。トルティージャを頼む。飲み物は皆はビールだが、僕はペプシコーラ。最初「コカ」と頼んだら、肩のペプシマークを店員さんに見せられてしまった。ここはペプシコーラの店なのね。メキシコはどこもコカコーラばかりなんだと思っていた
 メキシコの食べ物は全部ウマイと感じるようになってきた

 ……で、今寝ようとしています。シャワーはホテルに帰ってからすぐ、こーたさんたちがソカロなどにメトロで遊びに行っている間に浴びてしまった
 そういえば、ギジェルモ氏と初対面のおばさんに、おばあさんの演技がとても良かったと言われた。うれしうれし