おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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母が入院しました。

2007年12月02日 19時39分12秒 | ニュース・報告
 今日は日曜なんですが、僕が映画を観ている間に父と母は病院に行ったらしく、そのまま入院することになったそうです。
 まだ母に会っていません。相当辛かったのだと思います。
 父と母は、金曜日にも病院に行っていて、その時にも入院させて欲しいと医師に伝えたのですが、ベッドに空きがなく、空いたら即入院という約束で帰ってきたのです。
 それも待てないほど腰が痛かったのでしょう。
 金曜日にもらった痛み止めの新しい座薬も効果が無く、逆に副作用で気分が悪くなり、食事も喉を通らないという有様でした。ほとんど何も食べられないで1日が過ぎたので、父はかなり心配していました。

 とりあえずは良かった――というのも変ですが――と思っています。
 点滴で栄養が摂れるし、母は家の事(掃除とか、食事とか)を心配する必要がない。
 腰が痛くならない体勢は寝ている時だけなのですが、入院しているなら、ほとんど一日中、その姿勢でいて構わない。
 何があっても世話をしてくれる看護婦さんや、主治医だって近くにいる。

 僕は、前回、3~5月くらいだったかに、母が三度連続で入院した時には、出来る限り毎日、病院にお見舞いに行っていました。
 入院の原因が、心不全や、持病の膠原病、強皮症だったからです。
 強皮症の影響で血液が足先まで回らなくなり、自分の抗体で皮膚や足先を攻撃してしまい、足の指が1本真っ黒になってしまって、その周辺に強烈な痛みを感じるようになってしまっていました。
 医師には、足を切断することになる、と言われていました。
 指先だけではありません。指先だけを切っても、傷口のあたりまで血が回らず、また同じことの繰り返しになってしまうので、切るなら、切っても傷口がふさがる、足首の上までを全て切断する、と言われてしまったのです。
 僕は母を心配しました。そんなことを言われたら、本当にショックです。義足をつければちゃんと歩ける。口では言えますが、自分の足が無くなってしまうという心の傷は、ちょっとやそっとのことで治るものではありません。
 実際、母は落ち込んでいました。とても。その頃からでしょうか、僕が母の涙を多く見るようになったのは。
 だから僕は、いくら仕事が忙しくても、スクールがあっても、母のもとに向かいました。

 けれども今度はその時とは少し様子が違うと思っています。
 「腰痛が治れば家に戻れる」。しっかりとした目標があります。
 だから僕は、今回に限っては、母の世話は父に任せて、家の方を守ろうと思っています。
 守ると言っても、別にセキュリティーを高めると言う意味ではなく(笑)、家事の全般をやってみようと思っているのです。
 母が帰ってきても安心できるように。逆に驚くくらいに。ピッカピカに家を保とうと思うのです。

 別に自分を殺す気はありません。自分のやりたいこともやります。その為に、母の世話を父に任せるのです。
 あぁあ、でもたまには母の様子を見には行きますよ、そりゃあ。
 自分の中のバランスを少し変えようと思っているということです。

 皆さんにはいつも応援していただいています。ありがたいと思っています。
 いつか恩返しができるような自分になるために、僕は精進したいです。
 頑張ります