はい。そーゆーことです(笑)
2週間前の日曜日に映画を見て、そのときもひっくひっく泣いたのですが、何日か後に小説を手に入れて読んで、色んなシーンで、じーん・ウルウルとしています。
今日は恋空の公式サイトを総ざらいして見て、またうるうるとひたっております。
なにが良いんだろうなー?悲しい話も多いんだけど、心に残るのは、温かくて切ない気持ちなんですよねー。
小説は上下2巻なのでそれなりのボリューム(実はまだ全部読んでいない。全部読んでからこういうのは書けって?我慢できなかったんだもん)。
映画ではラストのシーンで、2時間強の間に心で受け止めた様々な場面、出来事が駆け巡って、嗚咽を漏らしそうになってしまいました。
小説読んでいても、そんな感じです。映画より密度が濃く、起こる出来事・登場人物も多いので、駆け巡るものは、映画の数倍。
思うのは、僕ってあんまり楽しい青春じゃなかったなあ、という事。
中高一貫性の進学校で、男子校だったし、まずそこから夢がなかった。高校出て、予備校に入り、大学入った後も、恋にも人生にも、偏見を持った性格が災いして、今から考えても、あまりよくわからない、すっきりしない青春だったなあ、と思い返しています。
でもね、この『恋空』が僕の人生に現われて、僕とは別の青春を、自分が疑似体験してみて、頑張っている主人公・作者の美嘉さんに出逢って、もう一度自分の青春に向き合ってみる気持ちになった。
あの時自分と相手は、どういう気持ちだったのか、どういう気持ちであんな事を言ったのか、伝えたのか。答えのない詩たちに、解釈を与えてもいいかな、という気持ちになっています。
今となってはどうやってもわからないことも多いけれど、せめて、自分の心の中に置いておく位置を決めてあげてもいいかな、と。今まで宙ぶらりんで、忘れよう、忘れよう、としていたことも多かったので。それじゃあ、前に進めないことも、ある。心の中を、整理しようと思っています。
そんな中で、昔好きだった人に連絡をとってみようかな、という気も、起こってきたような、怖くて出来ないような、でもそんな変化が、僕の中で起きています。
でも、基本的にはあまり後ろを振り返る気はありません。今までの話と矛盾しているようですが。今を生きるつもりです。
これからのために、必要ならば、過去を整理してみよう、という気持ちになっただけです。
「恋空」、ありがとうよ。お前のために手に入れたものはたくさんある。
作者の美嘉さんは、いろんなものを失ったけれど、いろんなものを、何千万人という人間に与えてくれた。その「見返り」が、美嘉さんにも巡ってくるといいな、と思ってやみません。美嘉さんも書いているけれど、みんなが、幸せになれればなあ。本当にそう思います。
<『恋空』という作品について>
「真実の」ラブストーリー、という点がすべてです。
作者の美嘉さんが体験した、信じられないような様々な体験を、書き綴っている、リアルな、物語です。
文学的に高い価値を持つような表現や、技法などは一切使用されていません。
けれども、ひとりの若い女性の書いた文章。手作りの、飾り気のない真っ直ぐな文体に僕は好感を持ちました。
登場人物たちの、一見矛盾するような言動や、筋の通らない出来事が、この物語の中では多く現われています。でも、僕は読みながら、それをすんなり受け止めることができました。むしろ、そこにリアルを感じ、本当に本の中の世界に身を置いているような、錯覚を覚えました。
僕は、映画と原作とでは、というと、原作の方が好きです(まだ全部読んでませんが)。
でも映画は、原作のダイジェストという感じで、音楽もいいし、思い返すには、いいきっかけをくれるものです。
今、ミスチルの「旅立ちの唄」を、カラオケのレパートリーに入れようと、歌詞を覚えています。
今、みんなの前で、カラオケでこの歌を歌ったら、泣いちゃうかもしれません。
2週間前の日曜日に映画を見て、そのときもひっくひっく泣いたのですが、何日か後に小説を手に入れて読んで、色んなシーンで、じーん・ウルウルとしています。
今日は恋空の公式サイトを総ざらいして見て、またうるうるとひたっております。
なにが良いんだろうなー?悲しい話も多いんだけど、心に残るのは、温かくて切ない気持ちなんですよねー。
小説は上下2巻なのでそれなりのボリューム(実はまだ全部読んでいない。全部読んでからこういうのは書けって?我慢できなかったんだもん)。
映画ではラストのシーンで、2時間強の間に心で受け止めた様々な場面、出来事が駆け巡って、嗚咽を漏らしそうになってしまいました。
小説読んでいても、そんな感じです。映画より密度が濃く、起こる出来事・登場人物も多いので、駆け巡るものは、映画の数倍。
思うのは、僕ってあんまり楽しい青春じゃなかったなあ、という事。
中高一貫性の進学校で、男子校だったし、まずそこから夢がなかった。高校出て、予備校に入り、大学入った後も、恋にも人生にも、偏見を持った性格が災いして、今から考えても、あまりよくわからない、すっきりしない青春だったなあ、と思い返しています。
でもね、この『恋空』が僕の人生に現われて、僕とは別の青春を、自分が疑似体験してみて、頑張っている主人公・作者の美嘉さんに出逢って、もう一度自分の青春に向き合ってみる気持ちになった。
あの時自分と相手は、どういう気持ちだったのか、どういう気持ちであんな事を言ったのか、伝えたのか。答えのない詩たちに、解釈を与えてもいいかな、という気持ちになっています。
今となってはどうやってもわからないことも多いけれど、せめて、自分の心の中に置いておく位置を決めてあげてもいいかな、と。今まで宙ぶらりんで、忘れよう、忘れよう、としていたことも多かったので。それじゃあ、前に進めないことも、ある。心の中を、整理しようと思っています。
そんな中で、昔好きだった人に連絡をとってみようかな、という気も、起こってきたような、怖くて出来ないような、でもそんな変化が、僕の中で起きています。
でも、基本的にはあまり後ろを振り返る気はありません。今までの話と矛盾しているようですが。今を生きるつもりです。
これからのために、必要ならば、過去を整理してみよう、という気持ちになっただけです。
「恋空」、ありがとうよ。お前のために手に入れたものはたくさんある。
作者の美嘉さんは、いろんなものを失ったけれど、いろんなものを、何千万人という人間に与えてくれた。その「見返り」が、美嘉さんにも巡ってくるといいな、と思ってやみません。美嘉さんも書いているけれど、みんなが、幸せになれればなあ。本当にそう思います。
<『恋空』という作品について>
「真実の」ラブストーリー、という点がすべてです。
作者の美嘉さんが体験した、信じられないような様々な体験を、書き綴っている、リアルな、物語です。
文学的に高い価値を持つような表現や、技法などは一切使用されていません。
けれども、ひとりの若い女性の書いた文章。手作りの、飾り気のない真っ直ぐな文体に僕は好感を持ちました。
登場人物たちの、一見矛盾するような言動や、筋の通らない出来事が、この物語の中では多く現われています。でも、僕は読みながら、それをすんなり受け止めることができました。むしろ、そこにリアルを感じ、本当に本の中の世界に身を置いているような、錯覚を覚えました。
僕は、映画と原作とでは、というと、原作の方が好きです(まだ全部読んでませんが)。
でも映画は、原作のダイジェストという感じで、音楽もいいし、思い返すには、いいきっかけをくれるものです。
今、ミスチルの「旅立ちの唄」を、カラオケのレパートリーに入れようと、歌詞を覚えています。
今、みんなの前で、カラオケでこの歌を歌ったら、泣いちゃうかもしれません。