木の目さん、コメントありがとうございました。
良かったです。
…いやいや。
さて、今日も詩を書きたい(写したい?)と思います。
まずは、
「春の時計」
穏かに
やさしく
穏かに
ひとつひとつ
ゆっくりとでいいから
積み上げていければいい
焦らないで
無理しないで
ただ気持ちだけしっかりと見つめて
おだやかに
優しく
おだやかに
ゆっくりでいいから
ひとつひとつ
積み上げてゆければいい
'97.9.27.
…はい、これは題名が好きです。
でもちょっとしつこいかな。
繰り返しの言葉が。
内容も、高橋しんの"いいひと。"とかで、もう言ってるテーマだもんな。
…それにしても、自分で書いた詩を自分で批評するっていうのは、
ある意味ものすごくナルシストな作業だよな。
自分の中で閉じちゃってるっていうか、
あんまり良くないことだ。
…だから、これ読んだら何かコメント下さい。…
よろしくお願いします!
…さて次っ!
「へこたれた時」
大切なのは
同じ物を見つめることではなく
同じ向きを映し続けること。
僕は夕焼けの景色が好きだ。
丘の向こうに落ちそうな太陽が
今日の終わりに押し出した光を
空と雲とが思いがけない色にしてここに運んでくる。
赤 橙色 紫 桃色 すみれ色
色があるから
僕は生きていられる
すべてが白い光だったら
きっと僕はうんざりしてしまう
一個一個の積み重ねが僕を作るのなら
僕はその一つ一つをもっと大切にしたい
きっと僕は今もそちらを向いているから
嘘をつかないようにいまを大切にしたい
すべての色のベクトルが
向こう側を目指すように
流れる一瞬を見据えていたい
'97.9.28.
…よくわかんないな。これ。
最後まで選ぼうかどうしようか迷ったんですよ。これ。
でも自分の平均よりは、わずかにいい。
僕、"ONE EYES"という演劇の脚本・演出を担当したことがあるんですけど、
…あ、大学生のサークル時代の話です…
その中のテーマの1つに、
「行う事は違っても、僕たちはあの日、確かに同じ方向を見ていた。
今もそれは変わらない」
…ってのがあるんですけど、
「心の向き」というモノが、僕の中でテーマとして大きかった時代があるんですね、
この詩は、その頃書いたものですね。はい。
次で、今日の最後です。
これは感想・解説なし!
「空気のような貴方」
時計が動かなくなった。
窓とは反対側の壁に掛けてあるヤツだ。
いつもは特別気に留めることさえないけど、
いざ動かなくなると、やたらに不便だ。
けれど僕は床に散乱している雑誌に阻まれ、
しばらくそのままにしていた。
電池を一個換えれば済むことなのだが、
いつもしていないことだから、五十分かかる電車通学より億劫なのだ。
いつものように時計に目をやっても、
それはもちろん正確な時を刻んではいない。
それでも僕は何度もその時計を見てしまう。
いくら自分が腕時計をしていても、
時間を知ろうとする時、
まず僕が目をやるのはそこなのである。
この部屋の中で、
時間という概念をしっかりと握っているのは、間違いなくこいつだった。
自然と向いてしまう僕の視線が、
それを気付かせてくれた。
'97.10.1.
良かったです。
…いやいや。
さて、今日も詩を書きたい(写したい?)と思います。
まずは、
「春の時計」
穏かに
やさしく
穏かに
ひとつひとつ
ゆっくりとでいいから
積み上げていければいい
焦らないで
無理しないで
ただ気持ちだけしっかりと見つめて
おだやかに
優しく
おだやかに
ゆっくりでいいから
ひとつひとつ
積み上げてゆければいい
'97.9.27.
…はい、これは題名が好きです。
でもちょっとしつこいかな。
繰り返しの言葉が。
内容も、高橋しんの"いいひと。"とかで、もう言ってるテーマだもんな。
…それにしても、自分で書いた詩を自分で批評するっていうのは、
ある意味ものすごくナルシストな作業だよな。
自分の中で閉じちゃってるっていうか、
あんまり良くないことだ。
…だから、これ読んだら何かコメント下さい。…
よろしくお願いします!
…さて次っ!
「へこたれた時」
大切なのは
同じ物を見つめることではなく
同じ向きを映し続けること。
僕は夕焼けの景色が好きだ。
丘の向こうに落ちそうな太陽が
今日の終わりに押し出した光を
空と雲とが思いがけない色にしてここに運んでくる。
赤 橙色 紫 桃色 すみれ色
色があるから
僕は生きていられる
すべてが白い光だったら
きっと僕はうんざりしてしまう
一個一個の積み重ねが僕を作るのなら
僕はその一つ一つをもっと大切にしたい
きっと僕は今もそちらを向いているから
嘘をつかないようにいまを大切にしたい
すべての色のベクトルが
向こう側を目指すように
流れる一瞬を見据えていたい
'97.9.28.
…よくわかんないな。これ。
最後まで選ぼうかどうしようか迷ったんですよ。これ。
でも自分の平均よりは、わずかにいい。
僕、"ONE EYES"という演劇の脚本・演出を担当したことがあるんですけど、
…あ、大学生のサークル時代の話です…
その中のテーマの1つに、
「行う事は違っても、僕たちはあの日、確かに同じ方向を見ていた。
今もそれは変わらない」
…ってのがあるんですけど、
「心の向き」というモノが、僕の中でテーマとして大きかった時代があるんですね、
この詩は、その頃書いたものですね。はい。
次で、今日の最後です。
これは感想・解説なし!
「空気のような貴方」
時計が動かなくなった。
窓とは反対側の壁に掛けてあるヤツだ。
いつもは特別気に留めることさえないけど、
いざ動かなくなると、やたらに不便だ。
けれど僕は床に散乱している雑誌に阻まれ、
しばらくそのままにしていた。
電池を一個換えれば済むことなのだが、
いつもしていないことだから、五十分かかる電車通学より億劫なのだ。
いつものように時計に目をやっても、
それはもちろん正確な時を刻んではいない。
それでも僕は何度もその時計を見てしまう。
いくら自分が腕時計をしていても、
時間を知ろうとする時、
まず僕が目をやるのはそこなのである。
この部屋の中で、
時間という概念をしっかりと握っているのは、間違いなくこいつだった。
自然と向いてしまう僕の視線が、
それを気付かせてくれた。
'97.10.1.
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