人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむすび
つけるための工夫である、反面言葉のうらみは恐ろしい、昔言わ
れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれる
こともある。
人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚えて
いるものだ、例えば私の妻が30年以上前に私の母に何気なく言
われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、そ
れだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いないと
いうことである。
言葉のうらみは恐ろしい、逆に人を救う言葉だってある、だから
こそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこそ大
切なのかもしれない。