「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

後年に通じる太陽カラーが出始めたころの作品

2011-10-08 15:59:34 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

テキサスの中間シーンが歩きから走りに変わったオープニング(タイトルバック)ですが、なぜかこれが2種類あるんですよね・・・。
謎なのですが(^_^;)

1つはそもそものオープニングを歩きから走りに差し替えただけのバージョン(通常バージョン)と、
2つめは#121、#122、#124#123、#125で使用されるもの。
通常バージョンより、「太陽にほえろ!」タイトルが短く、ボスの歩きが長い。
ボスの歩きは、通常であればボスがちょっと舌を出して唇を潤すまで(向かい風なので唇が渇いたんでしょう)で終わりですが、別バージョンは舌を出してからちょっと歯を食いしばるところで終わっています。
ほんの2秒程度のことですが(^_^;)

OPファチはリズムと画像を身体で覚えてしまう癖があるんですよね(^_^;)
なので、各人の画像とメインテーマの部位が合致しないと違和感を感じてしまうのですが・・・。

今夜はその違和感をご堪能ください・・・



第121話 49.11.08 審判なき罪 (山さん)下條アトム 梅野泰靖 石田信之

山さんが「同情」した男に判決が降りた日、かつて逮捕し刑期を終え更生した男が銃撃される。
銃撃された男はその後も何度もつけ狙われる。
前科者と周囲に知れてしまった銃撃された男は、職も住むところも失ってしまう・・・。

最初は昔の仲間の犯行かと、その男・片岡が今でも悪い仲間と関係を持っているのではないかと疑う一係ですが、片岡が今では立派に更生したことが解った段階から彼を全面的にバックアップします。

法的に罪を清算することと、人的に罪を清算することは違う。
判決が降りた男、片岡、片岡を付け狙った男。
止む負えず犯罪に走ってしまったり、確信犯だったり、犯罪が犯罪を呼んだり。
犯罪によってもその中身は当然千差万別なのですが、それを山さんを中心にまるで輪廻みたいにまわる・・・難しい問題ですね。

今後のテキサス編の隠れテーマ「大人の視聴にも対応」した作品ですが、本作がそのカラーを確立した作品だと私は思っています。

なお、現在「ブル~ス!」でお馴染みの綿引勝彦さんの若き日(別名で出演)が観られます。


第122話 49.11.15 信念に賭けろ! (ゴリさん)園田裕久 石川敬三郎  

絶望的な事があると、次にはいいことがあるという見本みたいな作品なのですが、この件も果たしていいことなのかどうか(^_^;)

前回サプライズして信じてもらえなかったゴリさん(^_^;)

今回は本物登場です。
小林道代。
普通のOLですが、今でも謎ですが・・・どこで出会ったんでしょう(^_^;)

前の主演編はもうゴリさん的には一種の区切りだったのですが、今回は何と言っていいか・・・石塚誠第二章的スタート的な位置じゃないでしょうか。
後年のゴリさんの魅力を凝縮したというか基本になった作品の一つだと思います。

ゴリさんの信念=拳銃のタマヌキが、道代との関係に絡んでくる・・・。

確固たる信念を持ちながらも悩むゴリさんに、この頃すっかり人生相談も板についてきた山さんに殿下、そしてテキサスがなかなか粋な言葉をかけていきます。

ゴリファン垂涎の作品かと。

そう言えば、ボスが西山署長を注意する場面あり(^_^;)

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