本日のチバテレ・テキサス編は、
第131話 50.01.17 刑事の胸の底には… (殿下)
ゲスト:若林豪
倉野章子 松下明
蜷川幸雄 工藤明子
佐田淳 若原初子 ピーター・ウィリアムス エンベル・アルテンバイ
脚本:小川英 杉本容子
監督:斎藤光正
殿下とテキサスが殺人事件の容疑者の暴力団幹部・長尾を逮捕しようとした時、屈強で傲慢な男に長尾のアリバイを主張され妨害される。
その男はなんと刑事で、横浜湊署の宮本というベテランだった。
なぜ現職の刑事が仕事でもないのに暴力団員の家や事務所に出入りし、さらに捜査を妨げるのか・・・。
殿下たちは宮本に汚職の臭いを感じとるが、具体的な証拠は何もなかった。
そして、事件のカギを握ると思われた被害者の情婦が自殺に見られる死に方をし、それを殿下たちが調べようとすると、またも宮本は「越権行為」として非難する。
これまでの流れから、宮本が事件に関わっていると考えた殿下は彼を尾行し、彼が麻薬中毒者であることを突き止める。
ところがボスは湊署の署長から聞いた極秘情報では、宮本は6年前から汚職刑事を装って暴力団に近づいて潜入捜査を行っているという。しかも近日中に大きな麻薬取引があるため、宮本の尾行を止めてほしいとの要請があった。
先方の捜査を妨害するわけにも行かず、かといい殺人事件の捜査の放置も出来ない、長尾が何かをたくらみ宮本にニセ情報を流して張り込みを外させようとしたかもしれない。宮本は一体どちらに味方しているのか、さらに宮本自身が何を考えているのか・・・。
迷った殿下は、宮本の婚約者であったという道子に会って、宮本の人柄を訊くことにした・・・。
ハードボイルドでダーティな宮本刑事と、もっとも優しい刑事・殿下との葛藤と対立と和解を描きます。
一見、共通点が無いように見える2人ですが、職務に対する姿勢や女性に対する考え方はもしかするとかなり似ているかもしれません。
さらに今回は宮本が麻薬中毒であることも、その共通点に一助しているようにも見えます。
今回、強烈な存在感を残す宮本を演じるのは若林豪さん、この年の4月に始まる『Gメン’75』に1977年からレギュラー入り、この作品の放送時にはまだ番組自体が始まっていない時期、さらにGメンにゲスト出演する#4についてもまだ放送されていない時期なので、この作品がもしかしたら立花警部のキャラクターに影響している?と勘ぐってしまうほどキャラが立っています。
第131話 50.01.17 刑事の胸の底には… (殿下)
ゲスト:若林豪
倉野章子 松下明
蜷川幸雄 工藤明子
佐田淳 若原初子 ピーター・ウィリアムス エンベル・アルテンバイ
脚本:小川英 杉本容子
監督:斎藤光正
殿下とテキサスが殺人事件の容疑者の暴力団幹部・長尾を逮捕しようとした時、屈強で傲慢な男に長尾のアリバイを主張され妨害される。
その男はなんと刑事で、横浜湊署の宮本というベテランだった。
なぜ現職の刑事が仕事でもないのに暴力団員の家や事務所に出入りし、さらに捜査を妨げるのか・・・。
殿下たちは宮本に汚職の臭いを感じとるが、具体的な証拠は何もなかった。
そして、事件のカギを握ると思われた被害者の情婦が自殺に見られる死に方をし、それを殿下たちが調べようとすると、またも宮本は「越権行為」として非難する。
これまでの流れから、宮本が事件に関わっていると考えた殿下は彼を尾行し、彼が麻薬中毒者であることを突き止める。
ところがボスは湊署の署長から聞いた極秘情報では、宮本は6年前から汚職刑事を装って暴力団に近づいて潜入捜査を行っているという。しかも近日中に大きな麻薬取引があるため、宮本の尾行を止めてほしいとの要請があった。
先方の捜査を妨害するわけにも行かず、かといい殺人事件の捜査の放置も出来ない、長尾が何かをたくらみ宮本にニセ情報を流して張り込みを外させようとしたかもしれない。宮本は一体どちらに味方しているのか、さらに宮本自身が何を考えているのか・・・。
迷った殿下は、宮本の婚約者であったという道子に会って、宮本の人柄を訊くことにした・・・。
ハードボイルドでダーティな宮本刑事と、もっとも優しい刑事・殿下との葛藤と対立と和解を描きます。
一見、共通点が無いように見える2人ですが、職務に対する姿勢や女性に対する考え方はもしかするとかなり似ているかもしれません。
さらに今回は宮本が麻薬中毒であることも、その共通点に一助しているようにも見えます。
今回、強烈な存在感を残す宮本を演じるのは若林豪さん、この年の4月に始まる『Gメン’75』に1977年からレギュラー入り、この作品の放送時にはまだ番組自体が始まっていない時期、さらにGメンにゲスト出演する#4についてもまだ放送されていない時期なので、この作品がもしかしたら立花警部のキャラクターに影響している?と勘ぐってしまうほどキャラが立っています。