「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

とりあえず、収穫はあったりしたりして。。。

2013-11-08 02:10:08 | けぶの散財日誌
停滞するときに散財するけぶでございます。
いつかはその「あせり」で持っているスコッチ登場編の復刻台本をまた購入するという失態を。。。
というか、結構いい加減であります。

とりあえず、散財とは言っても、自分でルールは決めており、

滅多にオークションには参加しない
中古品は1万円以下で購入する

というのを実践しています・・・・貧乏っちですし(^_^;)

なので、某有名古書店で#111の書き込みありの台本が8万で出ていますが・・・・欲しいですが買いません(^_^;)
負け惜しみです。。。

ということでそういうルールで今回の散財。



台本については、高いものは書き込み台本のみを対象にしています。
というのも、サラのものはコレクションにはなりますが、資料としてはカットされた部分を確認できるぐらいなので、私の嗜好としてはあまり合いません(というか、お金があれば買っちゃうんでしょうけど(^_^;))
負け惜しみです。。。。

書き込み台本としては、近年ではジーパン編で大量に某助監督さんの台本が出回りました。これはある古書店から出回ったようで、私の所有する「1万人の容疑者」もその中の一冊でした。
つい最近では神田さんが使用したと思われる台本がヤフオクに大量出品されるなどという事もありました。


今回購入(食指が動いた)したのは、#65・#124・#130の台本、無論全て書き込みアリです。
(なぜかイガクリ度数が高くなりました。。。。)
そして、神田さんの「style」。

ほんでもって、若干の検証です。

#65

サインと中身を勘案すると、制作のO氏のものだったようです。
さらにロケ地の書き込みもあり、例のアイロンが発見される川のロケ地が詳細に書き込まれていました。

そこで検証した結果、煙草屋や川、山さんが渡ってくる歩道専用橋などは、

川崎市多摩区東生田1丁目

であることが判りました・・・現在はかなり変化していますが、画面でも確認できる「ダイエー」「写真屋(店名は変わっている)」の位置が合致します。

後は、夏子のアパートは登戸でのロケだったようです。
(ちなみに山西道広さんの役名は「学生」)

#124

この台本の持ち主の方は、10/6と10/14にロケに参加されたようです。
八木英之役は手書きで「小倉一郎」高宮圭子役は手書きで「相原ふさ子」とあります。
圭子役は「高木彩」という女優さんですが、同一人物であり、この放送の一時期「高木」名義で活躍なさっていたようです。
さらに、中身には八木のセリフのみに印がつけられており・・・改めて表紙を確認すると、うすく崩した字なのですが「小倉」と読める・・・。
ということは、小倉一郎さんの台本??(^_^;)

#130

チャコの最終作なのですが、結構チャコのセリフがあるシーンがカットされている(^_^;)
さらに書き込みを観ていると、細かく秒数などが記載されており、見覚えのある○○A○○いう感じの番号が。
表紙を見ると、「音楽」とあり・・・おそらくBGM用の台本だと思われます。


ざっと見た感じです。


神田さんのstyleは、読み物というよりは神田さんのお話を聞いているような、あまり堅苦しさがないスーッと自然体で入ってくる文章です。
趣味人ならではの独特な考え方もあったり、裕次郎さんからの影響も記されています。
太陽については、おなじみの「ネタ」ではありますが、それに対しての神田さんの考えが付け加えられていて、なるほど・・・と。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テキサスが一番楽をした?というよりはゴリさんが一番損をした?

2013-11-08 01:31:04 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第129話 50.01.03 今日も街に陽が昇る(チーム)

ゲスト:原泉 佐藤晴通
 木田三千雄 小峰千代子 本間文子
 日高ゆりえ 津路清子 松井記美江
 岡泰正 竹田将二 市村博 野瀬哲郎 山下望 前田哲郎 浅野進治郎
 小鹿番 長島隆一 上野山功一

脚本:小川英 大山のぶ代 田波靖男
監督:澤田幸弘

ゴリさんは犯人逮捕時に事件と関連のない少年・健一の乗る軽バンに撥ねられ軽傷を負う。
調べによると健一は新聞配達店の車を運転していたが、無免許だった。
健一は事故以来、突然の出来事で動揺した為か姿を消してしまっていた。
軽傷でもひき逃げは許されないと、ゴリさんは健一の行方を捜すために健一の持ち物を調べた結果、「三田アケミ」という署名のあるラブレターらしきものを発見、住所のパレス・サンライズに急行するものの、そこは老人ホームであり、アケミは72歳の老婆ということで2度びっくり。
アケミは以前街で倒れたときに健一に助けられたことがあり、以来2人は祖母と孫のように付き合っていて、健一はこのホームのアイドルとなっているという。
健一がゴリさんをひき殺したものと思い逃げ回っているらしい・・・そこでゴリさん・テキサスは各々に化けてホームに潜り込んで張り込むことになった。
一方、山さんは健一が暴力団の人買い組織に引っかかったことを知り、そのアジトを急襲するが一足違いで健一に逃げられてしまう。
明後日はホームの創立記念パーティが開かれる。健一はアケミ会いたさにやってくる、そしてその健一を暴力団が追ってくる恐れもあった。
一係は既にホームに潜入していた2人の他をさらに潜入させ、有事に備えたが・・・・。


1975年最初の放送は裏に危険で怪しげな組織の存在を匂わせながら、各々が変装して老人ホームに潜入するというサービスを含めた娯楽作になっています。
というか、鉢巻度数が高いのですが(^_^;)(というか、鉢巻をすれば変装なのか?藤堂一家は。。。)
ボスはそのまんまですが、ちゃんと美声を披露します。
昭島市ロケ、そして大山のぶ代さんの脚本デヴュー、いぶし銀俳優好きには堪らない布陣であることも確かです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルースを「好む」バスガイドの真意は?/刑事・マミーが遭遇する不幸の輪廻

2013-11-08 01:28:30 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・ブルース登場編は、
#581については予告通り欠番となってしまいましたので、

第582話 58.12.23 犯罪ツアー (ブルース)

ゲスト:水原ゆう紀
 沖田峻一郎
 安藤博 相原巨典 中島元 竹内靖 篠田薫 水橋和夫 大木裕司 新井一典 北斗辰典

脚本:小川英 大川俊道
監督・鈴木一平

信用金庫が白昼襲われ六千万円が強奪された。
犯人が使用した拳銃が5か月前に城西署管内で起きた質屋商射殺事件に使用されたものと同一を判り一係陣は色めき立つ。
その矢先、一係に観光バスに爆弾が仕掛けられたとの通報があった。
ボギーとブルースはバスに追いつき空き地に誘導した。
ブルースが美沙子というそのバスのガイドに事情説明をしていると突如バスが走り出し、ブルースたちが何とか走行を阻止した。
運転手を脅してバスを発進させたのは相馬という男で、持っていた拳銃から信用金庫を襲った犯人だと判明、相馬は福島県に住んでおり、バスツアー参加中の自由時間に強盗をはたらいており、計画的な犯行とみられたが、奪った金は所持していなかった。
拳銃の前歴、爆弾イタズラ電話、それによって相馬の逮捕と不可解なことが続けて起きてしまった。
山さんの追及でも相馬は黙秘を続けるが、質屋商殺しの件を持ち出すと動揺を見せる。
一方一係では、相馬の足取りと共にバスの乗客に共犯者がいなかったかどうかを掴むため、美沙子に協力を依頼したところ、ブルースと一緒であれば捜査に協力すると申し出た。
美沙子によると、ブルースの男らしさに魅かれてしまったとのことだった為、二人きりになるとまるでデートの雰囲気を醸し出し、ブルースを困らせる。
山さんの根気強い取り調べで相馬は共犯の名前を吐いたものの、その共犯者は既に消えていた・・・。

女っ気はほぼ泉ちゃんだけだったブルースにロマンス・・・とはいっても、既婚者のためそういうわけにも行かずの苦肉の策的な話でもあったりするのですが、大川さんが結構突拍子のない女性を放り込んでくれた感があり、意外と合う、ブルースとおきゃんな娘的女性との絡みを堪能できます。
とはいえ、結構話的に複雑なので、クリスマスあたりの放送には合っていた感があります。
ブルースがスニーカー着用以来誰かが着ている黒革のボンジャンを腕まくりして着こなしています。


第583話 58.12.30 三人の未亡人 (マミー・ブルース)

ゲスト:立枝歩
 草薙良一 木内マキ
 矢田稔 田中隆三 井上肇 深見博 大木史朗 飯田テル子 山本寛 佐々木雅子 吉田理香 関根久恵 広森信吾 小林徹也 中村幸路

脚本:長野洋
監督:沢田幸弘

銀行が襲撃され、そこに駆けつけた七曲署の高橋巡査の目の前で2人組の犯人は女子行員を人質に逃走しようとしていた。
犯人の言いなりに拳銃を捨てた高橋に犯人の一人が容赦なく発砲、高橋は殉職してしまう。
高橋の妻・光子はマミーのかつての同僚であったため、慰めるものの、自分は警官を辞めると言い、さらに同じ未亡人として犯人に復讐してほしいとマミーを困らせる。
そんな時、今度は24時間スーパーマーケットが2人組に強盗に襲われ、店員が撃たれて重傷を負うが、その店員の証言で犯人の一人が近くに住む学生・荒井であることが判明したが、彼は翌日何発も銃弾を受け死体となって発見された。
これまでのことから残ったもう一人の犯人は拳銃での人殺しで快感を覚えているのではないかという危惧と共に、予備の銃弾も相当所持していることも予想され、割り出しが急がれ、主犯は荒井が東南アジア旅行で知り合った伊村ということで確定した。
伊村には内縁の妻・敏江がいたが、ヒモ同然だった伊村とはひと月前に縁を切り、郷里に帰っていた。
マミーは伊村が追いつめられて頼る先は敏江しかいないと判断、ブルースと共に張り込むが・・・。

太陽恒例の年末・苦渋編、1979年にはロッキーが「間接的射殺」を経験しますが、今回はその妻になったマミーが「射殺」を経験します・・・。
さらにマミー自身はもう周りでは増やしたくないと思っている「未亡人」がこの話で2人も、しかも1人は自らの「射殺」で増やしてしまうという不条理を経験します。
そのマミー、今回はハードな装いでこの事件に挑みますし、アクションもこなします。
さらに助演のブルースも中々良い味を出しています。
久々に長野さんのハード系単独脚本なので、気合いが入った中身になっています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする