「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地検索&メモ #590,591

2013-12-14 19:07:48 | ロケ地検索&メモ
第590話 怪盗107号

*志穂美悦子さんのゲスト・・・個人的にはもう手放しで喜んだりして。。。
それにしても、当時の志穂美さんは活躍の幅を拡げて、相当脂が乗っていた時期なので、何故このタイミングに太陽に?と思ったものです(^_^;)
恐らくは画面から見てもノリノリ感がある志穂美さんと、世良さんたちと知り合いだったこと、三菱の洗濯機CMに出ていた等の複合的な材料が功を奏したものと思います。
しかし・・・これは個人的な意見ですが、これだけ様々な方面に器用な女優さんも知りません。
カッケ~ですもの・・・(私の革フェチとは別です・・・マジで。でもそれはそれで・・・)
なんか、今回も松本圭子役はいろんな志穂美さんのエッセンスが凝縮されているようで、一回きりだったのが残念。
今回については志穂美さんが全てのアクションを担ったわけではないようですが、それでもも見応えはたっぷりあります。

*その他に田中氏、中氏、剣持氏となかなかの「強者」をそろえたゲスト陣・・・。
*ブルースの強者っぷりを先輩に向ける(^_^;)のはこの頃から。
*この撮影あたりから東京に雪・・・そりゃ、クラウンも滑る。
*トシさんが革ジャン着用・・・カッケ~です。(これを切っ掛けにトシさんのジャンパー着用が多くなる)
*「あ~ら、西條さ~ん!」・・・なかなかのノリの受付嬢、嫌いじゃないです。(徳永廣美氏で良いと思います)
*となりの「ゆうくん」も中々良い味。
*「トシさん編」とは別な、金子さんの脚本らしいセリフが随所にちりばめられている。これとドックがぴったり合っているのもこの作品の魅力だったりして。
*飛ぶクジラクラウン・・・着地が思いのほか早かったので、スタントの方が頭を天井に打っている様子・・・。
 ちなみに着地時撒き散ったのはクラウンマークのキャップ・・・。
*「・784」のプレジデントは常連車ですが、スタンダードな430グロリア?は借り物?

=ロケ地=

新宿ニューシティホテル
新宿副都心 十二社通り 中央公園南西通り

大王貿易のビルは、西新宿6丁目だと思われる。
景子のアパートは、世田谷区桜丘3丁目。
 現在はマンションが建っている。ちなみに横断歩道には信号が付いている。(ここは前にも使用された。)
不動産屋は砧3丁目、国際放映の前。
圭子が家族と以前住んでいたマンションは世田谷区千歳台4丁目。
ジョギングコースは世田谷区大蔵5丁目、大蔵団地のそばで仙川沿い。
新宿中央公園

大津歯科は降参・・・世田谷ではあるらしいのですが・・・。


第591話 ボギーの妹?

*デヴューして2年以上経過している川田さんなので、ある意味堂々とした好演でもあり、やっぱりあの裏返り声は川田さんらしいし、世良さんとの相性も良かったように思えます。洋子は寂しさに憎しみが勝ってしまったという感じでしょうか・・・あの反応の良さと兄弟「劇」を心底楽しんでいるところがなかなかいいですよね・・・。

*いい男ボギー、食生活はあまり変わらない(^_^;)ようですが、自炊も出来ることを披露するなど、やればできるところを見せるし、なにやらボギーには似つかわしくない「人間の・・なんやら・・・」という難しそうな本まで所有・・・前はマンガ本だけだったような(^_^;)
しかし、洋子のことを実の妹のようにしっかりと考えた記憶回復後の一連の行動は誰にでも出来るものではないとは思います。
それにしてもボギーが記憶喪失とは・・・ですよね。
ちなみに、ボギーが記憶喪失当初着ていたコートはロッキーのお古。
*「ボギーが七曲署に来て1年半・・・」トシさんのこのセリフで、もしかしたら殉職?と直感したら直ぐにその情報が流れて・・・凹みました。

*新ルパン・・・あの話がいつの回かすっかり忘れてます(^_^;)。絵からいくと、児玉監督で作画にテレコムが参加しているようですが。
*正子が「後輩」以来の登場、確かにここまで行方が分からないと・・・。
 でも、この人が上京しなかったら、事件解決も長引いたかもしれませんが。
*ドックの部屋・・・刑法演習なる本にカウンタックのポスター・・・ドックらしくない(^_^;)
*今回の「ボス愛のテーマ」は効き過ぎ・・・(^_^;)
 いい男だねぇ・・・ボギー。
*「ボスだよ」ボスが劇中で自らをボスと名乗る(^_^;)のは本当に珍しいことです。(確かこれぐらいだったと)


=ロケ地=

冒頭は新宿4丁目、国道20号線を渡り新宿3丁目へ。
小田急バス「吉14」に乗るボギー・・・布田か調布駅にでも降りるのか(^_^;)
ボギーが記憶を無くす現場は世田谷区瀬田1丁目。おなじみの場所です。
ボギーのアパートは世田谷4丁目らせん階段アパート、いわゆる「太陽寮」(^_^;)
竜神会はいつもの暴力団常連ビル、西新宿7丁目。
寺内タケシ氏の広告があったのは調布駅
新宿駅西口
新都心歩道橋、その付近
雪だるまのある新宿中央公園 噴水付近 淀橋給水所脇道
新宿区役所
ボギーには馴染み深い、希望丘公園/世田谷区船橋7丁目。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴリさんの衝撃的「再会」、殿下の衝撃的「運命」

2013-12-14 14:26:18 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、2作とも濃厚・・・。


第310話 53.07.07 再会 (ゴリさん)

セミレギュラー:武原英子

ゲスト:潮哲也
 小林かおり
 津野哲郎 星一 渡辺めい子 手塚敏夫

脚本:長野洋
監督:櫻井一孝

銀行帰りのOLが金を奪われ殺されてしまう。
ゴリさんは丁度犯行時間と思われる頃に、現場になったビルのサラ金に借金を返しにきたサラリーマンの安田という男がいたことを聞き込んでくる。
安田は年中会社で前借りをしていたり、競馬に凝っていたり、婚約者がいたり、一見甘い風貌で好印象ではあるものの金遣いは荒いようだ。
返済した借金の件も、万馬券を当てたといい、犯行当時は場外馬券場に居たという。
しかし、犯行現場に出入りした人間の内動機があるのは安田以外に見当たらず、犯人が安田ならば必ず未使用の大金を動かすと予想した一係では、安田に張り込みを付けることになり、安田が住む団地にはゴリさんとロッキーが赴いた。
向かいの団地を張り込み中のゴリさんは安田の隣の部屋の夫婦を見て衝撃を受ける。
かつての婚約者、道代がいたのだ・・・
どうにか平静を保とうとするが、ロッキーの問いかけにも上の空だったり、考え込んだり。
やがて安田は道代の部屋に現れ、電話を借りた。
ゴリさんは意を決して道代の部屋を訪ね、一方的に警察官という立場で道代に接し、安田の電話の相手を聞きだすが、その部屋には見覚えのある「熊のぬいぐるみ」が・・・・。

#200で自分のおじが犯罪に手を染めてしまったため、自ら身を引き広島へ行ってしまった道代、その時は刑事を辞めても結婚しようと思ったゴリさん、このまさに引き裂かれてしまった二人が七夕の放送に再会する、#300と6周年記念を含めた意味も出てきた「一環」の一作。
道代を見たとたんから、昔の事が嫌でも走馬灯のように頭の中を駆け巡るゴリさんは、やはりミスを犯してしまいます・・・。
一方的にビジネスライクにやり過ごそうとするゴリさんを見る道代の真摯な眼差しとやり取りは一種感動さえ覚えます。
そんな二人、そしてその頃はゴリさんたちと同じような境遇になってしまっていた殿下が何となく絡んでいきます。

太陽を観ていて良かったと思う話は色々とありますが、この話もその一つで、確かにゴリさんの気持ちの方が感情的には見ている側としては勝ってしまって気が気ではない状況になってしまいますが、それを解放するラストが、なんというかこうあるべきというか・・・。




第311話 53.07.14 ある運命 (殿下)

セミレギュラー:香野百合子

ゲスト:清水紘治
 磯村千花子 前沢迪雄
 木下ゆず子 伊海弘 白河澄子 根本好章 大矢兼臣 根岸加代子 岡本洋子 二又一成 小林潤史

脚本:畑嶺明 小川英
監督:竹林進

結果的に「前科」が付いてしまい、教師を辞めてしまった恵子との婚約を決意した殿下。
果たして刑事を続けられるかの瀬戸際、署長から許可が出て、晴れて婚約話を刑事として進めることが出来ることになった。
その報告の為に恵子の母が住む小田原に向かう途中、殿下が飲み物を買いに行ったちょっとした間に殿下の車が爆発、恵子は車の外に居たものの、吹き飛ばされた車のドアに背中を強打され、意識を失い病院に担ぎ込まれる。
捜査を開始した一係、殿下の車には時限爆弾がセットされていた痕跡が残っており、さらに殿下と恵子が待ち合わせしたレストランでは数人の子供が不審な男を目撃しており、ハッキリとした記憶から信憑性の高いモンタージュが作られた。
自分の為に恵子は・・・狼狽する殿下だったが、そのモンタージュを見て一気に奮起、その男は半年前に殿下が関わった事件の矢沢という男で、調べてみると会社はクビになり、婚約も破棄されて、警察を恨んでいた。
殿下は直接再就職先の矢沢に当たるが、レストランに行ったのは仕事であるセールスの為に駐車場を借りただけというが、殿下への敵意は見て取れ、殿下にしても矢沢を犯人であると確信している為、自分自身の矢沢への憎しみを抑えるのに精いっぱい。
さらに爆破現場から矢沢の行きつけの店のマッチが発見されたりと、増々矢沢の犯行という印象が大きくなるが、確証には至らない。
殿下は矢沢に張り付いた、しかし・・・。

殿下・恵子が婚約、しかし・・・殿下の為に恵子は下半身不随になってしまいます・・・。
これは初代婚約者である麻江の時代からある、「殿下を結婚させたくない」というファンの声が根強く、やはり殿下は不幸せな方向に向かっていきます・・・前回のゴリさんのこともあり、署長の結婚許可は結果的に大きな不幸中の幸いという事になった感じです。
それに加え、矢沢の狡猾な面、殿下を今度は刑事としても葬ろうとする執念は底冷えするような怖さを感じさせます。演じる清水さんの憎々しい熱演が生えます。
さらに泥だらけアクション、爆破や横転で車両3台が破壊されるなど、結構アクション面でも見どころがある作品です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする