「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

新たなる山村家の歴史/ボンは生き残れるのか?

2013-12-07 06:54:49 | ファミ劇日誌
いつの間にか師走ですが、まだ9月ぐらいの感覚のけぶでございます。
仕事に「忙殺」されております(^_^;)・・・気が付いたら朝を繰り返しております。

さて、そんな中年の愚痴は置いといて、
ファミ劇のボン&ロッキー編の初放送は14日で今年の放送はおわりで、特別編成に突入します。
いつものことですが(^_^;)

ところで本日の放送は、

第308話 53.06.23 新しき家族(山さん)

セミレギュラー:千野弘美 小椋基広

ゲスト:田中明夫
 加藤和夫 金井進二
立花房子 藤瀬雅子 阿藤海 相原巨典 岡崎ひとみ 山口譲 佐野光洋 川島崇文 鶴田勝美 山野雄二
  
脚本:杉村のぼる 小川英
監督:木下亮

宝石店から高価なダイヤモンドが盗まれ、手口からプロの犯行と思われた。
その折、山さんは観光会社社長・大崎が最近金庫破りの腕利きを捜しているという情報を得、さらに彼が犯行の4日前に被害にあった宝石店に現れていたことが判る。犯行の下見ではないかと思われた。
そんな時、四国に引き取られていた山さんの息子・隆が、祖母のキヨが他界したことを切っ掛けに東京に戻ることになり、彼の面倒を見る「保母」的お手伝いさんとして、山さんは3年前に自らが逮捕し獄中で病死した父を持つ、高田加代子のもとを訪れ、彼女に住み込みで隆の面倒を見てほしいと頼む。
一係でも隆が帰ってくることが話題になったが、加代子がお手伝いなることについて、長さんやゴリさんは顔を曇らせた。
しかし、山さんは全く気にしている様子は無かった。
一方、前科二犯の関西のハコシ・牧野という男が捜査線上に浮かんでくる。
山さんは、牧野と大崎との取引現場を押さえようと牧野のマークを続けるが、その牧野が一瞬のすきを突いて何者かに殺されてしまう。もちろん牧野の部屋にはダイヤモンドは無かった。
ゴリさんは、加代子が不審な男と話していた直後に牧野が殺された事に疑問を抱く・・・。

山村家、山さんには重要なポイントとなる作品です。
加代子の登場は、一係に疑心暗鬼を招き、とくにゴリさんは山さんと家族面では近しい感じがあったため逆に加代子の事を警戒したり、なにより山さん本人が子供の関わる事で結果的に「重大ミス」と思われても仕方がないと思われる事態に遭遇してしまいます。
そういう外部と自分自身の静かに揺れ動く心情を感じながら、自らの人を見る目を信じる、なんというか清々しさは見事というしかないと思います。
千野さんは当時結構他の番組やCMでもお顔をお見かけしたおなじみな感じが私の中にあって、セミレギュラー入りは結構意外な感じを受けた印象があります。(この頃の太陽は岡田P氏関連の人事だった印象があったためだと思います)
ここから、新たな山村家の歴史が刻まれていきます・・・・隆の演技ぶらない堂々とした風格をご堪能ください(^_^;)



第309話 53.06.30 危険な時期(ボン)

セミレギュラー:菅井きん

ゲスト:佐藤仁哉
 多田幸男 久木念 久米冬太
 相沢治夫 渡辺巌 だるま二郎 篠田薫 竹内靖 広瀬すみ 鹿島信哉 吉中正一 伊奈貫太 甲斐武 大貫行雄 酒井修 栗原敏

脚本:小川英 柏原寛司
監督:櫻井一孝

ボンは健康診断に行った病院で偶然ジーパンの母・柴田たきと再会する。
そんな折、大阪の暴力団が東京の竜神会に鉄砲玉を差し向けたという情報が入る。
ボンは偶然、大阪から出てきたというチンピラが街でケンカしているところに遭遇、チンピラを交番に連行し事情聴取をするものののらりくらり。
一応説諭して帰した。
しかし、大阪の鉄砲玉がそのチンピラ=岡部であることが判り、ボンはホテルに滞在中の岡部をマークするが、そんな時竜神会の幹部・上原が何者かに射殺された。
一方ホテルに戻ってきた岡部は3人組のチンピラたちに襲われ負傷、ボンが助ける。
岡部は頑として上原殺害を否定したが、岡部がホテルで襲われた際に隠したコインロッカーのキーを発見した一係ではロッカーの中の拳銃を発見、それが上原殺害の凶器と判明した。
それを岡部が知ると、ボンにまるで開き直ったかのように今度は自分が殺したと主張を翻したが、山さんたちはその岡部の様子に嘘を感じ、警察に収監されていることで自分の身を守ろうとしているのではないかと感じる。
しかし、岡部はその直後病院から脱走、ボンは岡部を捜索するが、同じく竜神会もなおも岡部を付け狙っていて・・・。

殉職予定だったボンの「最期の話」のプロットの一つと思われる作品。
いきがった大阪のヤクザとのちょっとした奇妙な友情を交えながら、柴田たきを迎え、生命の大切さを現しながら、後半は捜し出した岡部を守りながら急襲してきた暴力団に一人立ち向かわなければならなくなったボンの絶体絶命を描きます。
ゲストは、#300にも登場したたきが、今回は「若者の生命と死」というキーワードの部分で象徴的な立場で参加、高倉・・・もとい岡部健には、太陽中毒諸氏には好物の方も多い仁哉さん(UP当初、呼び捨てにしてしまっていました・・・申し訳ないです・・・。)が登場、ボンに向かっていきがるチンピラを好演(^_^;)します。


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