ロケ地検索＆メモ ＃３１３

３１３話　真夏の悪夢　

＊ＯＰ「協力　国際放映」復活
＊ＯＰ「野崎康江　西朱実」初、今までは「康江」だけだった・・・。
＊冒頭の喫茶店の背後に見える和菓子製作所・・・シルバーの量産型１１７クーペの傍らに職人さんが覗く。
　・・・気になる。
＊メンバーの動揺・危機編が続いた中、とうとう長さんにも・・・長さん主演作は暫くこういう作品が続く。
＊７周年なので単純に７年間ということになったものと(^_^;)
＊ずっと「青」ナンバーのカリーナが気になって・・・出稼ぎの人の車なんでしょうね。
＊しかし、長さんはこうやって色々なものを背負っていく・・・長さんが全面的に悪いわけではないのに。
　康江の存在が本当に救いに思えるのもこの時期です。
＊白パトは、ギャランΣの助っ人を経てマークＩＩ投入で、＃４４から出続けていた５０系クラウンの白パトは名古屋ロケを最後に太陽での出番終了（最後にはフロントマスクが不自然に切り取られていた）、『大追跡』にて横転及びジャンプ台に・・・。
＊山さん、久々にチンピラを締上げる。
＊クラウン覆面車が「７９－４１」に。
＊婚約者の潜入を容認していしまう松沢、自分が正式に捜査できないから、その焦り？
＊節子の危機に相当怒り沸騰の長さん、気持はよくわかる。
　滅多に女に詰め寄らない長さんも、今回ばかりは・・・。
　さらに大北課長の裏切り・・・長さんを野獣化させるには十分以上な材料。
　だから怒らせたら一番怖いのは長さんなんだってば・・・。
　そして、その野獣化を止められるのはゴリさんぐらいであることも・・・。

＝ロケ地＝

『７年前』の事故現場は新宿ニューシティホテル他の建築現場だと思われる。／西新宿４丁目
松沢死亡現場は成城警察署管内、小田急小田原線高架下の（船橋？）
新宿副都心　新宿公園南西通り　太陽通り

響組・七曲署交通係は国際放映事務所

『７年前』ＢＭＷクラクション事件は恵比寿駅前／渋谷区恵比寿南１丁目
　その周辺のロケ。

節子のアパートは砧温泉（砧４丁目）の近所。
パークサイド／西新宿５丁目
世田谷区千歳台１丁目

ロケ地検索＆メモ ＃312

第３１２話　凶器

＊どうも、裕次郎さんの殴り合いのシーンで出血するのはまず鼻という印象が強い。（確か宗方先生もそうだったような。）
　裕次郎さんの拘り？
＊なぜか長さんのセリフが多い。
＊ボンのボヤキとアドリブが本格化(^_^;)、これまで抑えられていた反動？
　「やられたぁ！クゥ」には・・どうしてもいつも吹き出してしまう。。。。
＊ロッキーが久々に「田口さん」、いつもは先輩か田口先輩。
　しかし、さすが山男、暗がりでよく落下する男を発見できた。
＊大崎巡査は桐原氏、『おしん』などで結構お見かけしますが、まさかあっさり江島にやられてしまうとは・・・。
＊この話、凶器捜索とボスのシーンに時間を割いており、黒幕や江島潜伏先の捜査についてはどうもカットしている印象があります。
＊疑わしきは罰せず、ボスの信念が裏目に出てしまった珍しいケース・・・。
＊定番「行動のテーマ」と共に、後の定番となる「山さんのテーマ」も初聞き込み採用。
＊ひょっとして、当初は「箱根の人」を再登場させたかったのでは？と思わせるような、黒幕・中田の堂々とした風格。
　風格としては、演じる佐々木氏は当時俳優連合の理事長であられた部分も相当画面に影響しているようにも思えます。（佐々木勝彦氏は孫）
＊スポーツ会館はそもそもＪＡＣの稽古場だったそうで、矢吹氏にはホームグラウンドだったようです。
＊その矢吹氏、この年あたりから悪役が多くなったような印象が・・・しかしながら、善人な部分を色濃く残しているのが逆に不気味な感じを醸し出しているところはあったと思います。
＊のを！マイケル・ジャクソン刑事！？・・・あぁ豪じゃなく香港でした(^_^;)
＊香港出張からのボスのスーツは＃１と同じもの、ネクタイは＃９など初期から愛用しているもので、実に７年前のもの。
　ボス＝裕次郎さんは物持ちが良い証拠、ちなみにスーツは石原裕次郎記念館に太陽関連の品の代表として展示されています。
＊クジラクラウンのワゴン、「７０－９４」に多少ドキっとした自動車事業部諸兄も多い筈(^_^;)
＊必殺拳に耐える同居コンビ、にんにくタップリのニラレバに出会う前のボン(^_^;)
＊覆面車クラウン「２０－０８」最後の勇姿、江島を容赦なく追いつめるゴリさんだったものの・・・・。
　多分、ワンカット目の江島飛び込みシーンでボンネットがかなり凹んだものと。
　それにしても、あのクラウン飛び越えシーンはいつ観ても見惚れしてしまう。。。。
＊「俺もお前も同じ人間だ、違うかな？」　死闘幕開けにふさわしいセリフ。（いきなりの「衝撃のテーマ（’７６）」中盤スタートもシビレル。。。）
＊しかし、江島は裸足、ボスは革靴、この時点でボスに不利、案の定滑っている。
＊矢吹さん当時29歳、裕次郎さんは43歳・・・！
　江島は空手でボスは喧嘩殺法、ある意味いろんな意味でハラハラする・・・・。
　いや、そんな泥臭さが良い。（最近のワイヤーアクションより断然良い。）
　撮影超過、サポーターもつけず、プールに飛び込んだのも台本にないという、裕次郎さんの熱の入れようは相当だったそうです。
＊一係武闘担当３人の惨事・・・ロッキーはある意味べつなキャラクター化している(^_^;)

＝ロケ地＝

?警視庁仮庁舎（日産館ＯＲ物産館）／港?区?西?新?橋?一丁目
　仮庁舎時代の本庁の映像を見たのは個人的にはこれくらいです。（七人の刑事（新）でも出てこなかったぐらいですから。）

第一現場は新宿ニューシティホテル他の建築現場だと思われる。／西新宿４丁目

宮下公園／渋谷区渋谷１丁目
　落下ビルも現存。

大橋タイシンホテル／目黒区大橋2丁目
新宿副都心　中央通
錬士堂／世田谷区成城４丁目
成田空港・香港＝バンクフィルム
新宿駅西口
新都心歩道橋

スポーツ会館／新宿区百人町２丁目

ロケ地検索＆メモ ＃311

第３１１話　ある運命

＊当事者同士故逆にうまく行った感じの殿下と恵子の結婚話。
でも、よく西山署長が許可したものだとは思う。
（ポスターの高見山関もヤキモキしたことだろう＜ネタ）

＊どうも・・・殿下が紺色系スーツを着用すると、あまりいい事が起きないというか・・・。
（「兄妹」も今回も、安らかにも永遠に・・・も。）
＊シークック初登場、ＢＧＭは長さんのテーマ・・・。
＊殿下の初代ギャラン、マフラーに穴？的音。
　実はシークックの駐車場には、矢沢の縦目グロも、小野寺さんの１１７クーペもあった。
＊殿下よりも恵子の方がバイタリティはありそう。
　（切り替えは早いようだが・・・。）
＊自販、コンビニがまだ広まっていない頃、あれぐらいの華奢な販売機でも重宝したものです。
　しかし、７０、９０、１００と値段帯もいろいろ、多分ＵＣＣ？
＊ギャラン爆発、結構直火だったので怖かった・・・＜幼稚園児の俺
＊恵子の母、治子は磯村千花子氏、＃３３５にも登場、（＃５７５は竹山商店の奥さん）２００６年に亡くなるまでコンスタントに芸能活動を続けられていたようです。
＊殿下存命中＋恵子が「歩いている」デートシーン唯一が例の画廊等の散策シーンだけという寂しさ・・・。
＊矢沢の清水さんの押し出しの強いキャラクターが強烈。それだけでこの話の重要部分が成り立っている感じもします。
＊シークックに赤太鼓・・・・後期まで撮影協力するお店です。
＊ロマンスカーＮＳＥ３１００「あしがら」登場。
＊殿下の誕生日は既に固定、昭和２１年４月２日。恵子の誕生日は昭和２７年６月１０日。歳の差６歳。
＊多分、ロッキー・・・あんなに血走った殿下を見るのは初めて。
＊殿下主演編にひっくり返る確率の高い縦目グロ。この車、初期型なのに結構程度はよかった(^_^;)
＊セリカの運転席側の内装がおかしくなってる・・・・。
＊紺色のスーツを着ると、格闘の確率が高くなる殿下。
　小野寺さんはあの泥だらけの格闘はかなり乗り気だったそうです、
＊そりゃ殿下もヒゲの制止を振り切ってでも・・・これが罠だったわけですが・・・。
＊太陽の爆破は石原プロの爆破と違って、砂の量より火の量が多い。
＊いやぁ～・・・ああやって恵子に言われたら、結婚するしかないでしょう。
＊基本的にこの作品が殉職編の骨格になっているはず、シーンは前後するものの、印象的なシーンが結構合致します。
　不敵な敵というのも合致しますし。

＝ロケ地＝

シークック／砧３丁目（世田谷通り、現在はうどん屋さん）
世田谷にあった東邦モータースの中古車展示場
赤太鼓大蔵店
歌舞伎町２丁目
駒ヶ嶺病院／西新宿4丁目
新宿１丁目　 花園西公園付近
大蔵団地
矢沢のアパートや踏切は祖師ヶ谷大蔵らしい
多摩川河川敷（府中より上流域？）
カローラ爆発（いや、これは＃３０５で「燃やされた」やつだなぁ・・・中期型ではなく後期型の２ドア　スタンダード）は国際放映構内。