「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロッキーは損した?得した?/ゴリさんの勝たなければならない相手

2014-01-17 22:50:56 | ファミ劇日誌
あすのファミ劇・ボン&ロッキー編は、

第314話 53.08.04 拝啓ロッキー刑事様 (ロッキー)

ゲスト:立枝歩
 矢吹渡 中村ブン
 皆川明男 佐藤晴道 久遠利三 入江正徳 山本梢 宮田光 酒井郷博 山本恵子

脚本:柏倉敏之 小川英
監督:木下亮

ロッキーは見知らぬ女性、小谷早苗の訪問を受ける。早苗はロッキーからの手紙に励まされ栄養学校に通っているという。また、そんな折、岡山市内の信用金庫に勤めるOLが東京で殺された。この被害者も早苗と同じく「松永伸夫 方 岩城創」という数通の手紙を持っていた。
ロッキーは二人の女性を全く知らないが、松永という男についてはスナックのボーイで一度チンピラから助けてやった男だった。
捜査の結果、被害者はペンフレンドが交通事故を起し金に困っているので東京に行くと同僚に話し、200万円の金を引出していたことが判る。
ロッキーたちは松永の行方を追及するが、松永らしい男に襲われる。
松永を重要容疑者として捜査するが、その松永が水死体で発見された。
自殺に見えるが、他殺の疑いが濃かった・・・。

女っ気が薄いロッキー、久々にロマンスか!?と思いつつも、そうは問屋が卸さないというか・・・・(^_^;)
実直な性格ゆえ、のロッキー・・・。
同居コンビ初となる「ニラレバ」初登場、ボンもどんどん生活がロッキーペースに・・・(^_^;)
裏模様としては、裏番組の影響で視聴率が落ちたり、木之元さんが結婚したり、色々あった時期のようです。



第315話 53.08.11 ライバル (ゴリさん)

セミレギュラー:三上剛

ゲスト:綿引洪
 阪脩 真木恭介 阿部六郎
 幸田宗丸 久保晶 田村貫 関口篤 吉川震 芳賀順平 深野秀文

脚本:中村勝行
監督:竹林進

ゴリさんとボンはたまたま立ち寄ったレストランで元・湊署の刑事で現在は探偵社の調査員である加納良二と会う。
ゴリさんとは元同僚、再会を喜んだものの、加納は仕事があるということで直ぐに店を離れる。
しかし、その直後加納の車が暴走し彼は軽い怪我をしてしまう。
調査の結果、ブレーキオイルが故意に抜かれていたことが判った。
ゴリさんと加納は8年前、世界射撃選手権の日本代表の座を争ったライバル同志だった。加納はその大会でゴリさんを破り、一介の警察官から一躍スターになったが、それが彼の運命を狂わせ、1年後には警察を辞め、その後の消息は判らなかった。
捜査の結果、加納は調査対象の弱みをネタに脅迫まがいのことをしており、恨みを持つものが多いことが判明した。
そして、再び加納は襲われる・・・ゴリさんは加納が犯人を知っていると感じ本人にぶつけるが、加納は否定した。
さらに今度は加納が商事会社の経理課長・矢吹を刺殺するという事件が発生、矢吹が会社の金を使い込み、それを加納に知られて強請られ、逆に殺そうと計ったが、反対に殺されたのであった。加納の正当防衛は認められたものの、加納をよく知るゴリさんは、中年男の矢吹が襲いかかったところで、加納の腕力であれば難なく回避できたはずと・・・・ゴリさんはボスに事情を話し、事件の裏事情を探り始める。

ゴリさんの昔話は珍しいことではありませんが、今回はゴリさんが一体どこまで射撃が巧いのか、さらにゴリさん自身のスポーツマンシップが再確認できたり、ゴリさんファンとしては外せない作品になっています。
その最たるものが、ライバル=影法師 の加納の登場。
もし、ゴリさんが大会で優勝していたら、ゴリさんが加納のような運命になっていたかもしれない、だからこそ今回は汚い手で生き延びようとする加納に勝たなければならない。
そして、あのゴリさんと互角の武力を持つ加納との身体でぶつかる対決。
ゴリさんの魅力を確認できる名作です。

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人も羨む夫婦が・・・ゴリさんが挑む夫婦のウラ

2014-01-17 19:56:34 | ビバ!チバテレビ
昨日から今朝はバタバタ状態だったため、かなり遅くなりましたが、本日のチバテレ・テキサス編は・・・(^_^;)


第138話 50.03.07 愛こそすべて (ゴリさん)

ゲスト:峰岸隆之介
平本晶子
亀井三郎 古能成二 笹川恵三 小坂生男 芝さなえ

脚本:長野洋
監督:竹林進

加納三郎と真知子夫婦は人も羨む仲で、裕福な生活を送っていた。
一流のカーレーサーであった三郎の試合ぶりに夢中になった真知子が、情熱の赴くままに結婚に踏み切り、加納コンツェルンの一人娘に三郎が婿養子になったのだった。
或る夜、同窓会に出席した真知子は帰宅したところを部屋に侵入していた男に襲われるが、手近にあった置物で殴りつけ、相手はそのショックで死に、真知子も気を失う、そこに三郎が帰宅してきた。
通報で駆け付けたゴリさんは、男が繊維問屋の若主人であり、真知子とは学生時代相思相愛の間柄であった、彼女の方から三郎に乗り換えたこと、現場に外から侵入した形跡がないこと、また真知子の方から招き入れら事実もないことを調べ上げ、見通しは正当防衛、釈放だったが、山さんは若主人は合鍵を使ったのにそれが見当たらない点、最初から殺意を持って彼女を襲った点に拘りを持った。
捜査を進めるうち、若主人の電話帳にあった喫茶店で、三郎と若主人が度々会っていたことが判る。
ライバルである二人が密かに合っていたのは何故・・・?

不可解な事件、殺人?
おしどり夫婦の妻に何が起こったのか、夫婦に同情的なゴリさんと、その現場の状況に疑問を抱く山さん、次第にその夫婦像に何かしらの不均等を感じてきたゴリさん、妻に再び起こる命の危険、それを救おうとするゴリさんが描かれます。
レーサーの三郎には後の峰岸徹さんが、クールでも妻を愛する夫、しかし・・・という、これもまた当時の峰岸さんらしい役で好演されます。
また、セキトラ・カーアクション+マエダ・オートクラブという鉄壁の布陣のカーアクションも見どころです。

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