「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ハチマル クルマ

2017-08-04 06:42:59 | 当直室日記
ハチマルヒーロー 2017年 9 月号 vol.43。
8月1日発売

刑事ドラマ特集。

以下HPより*********************

[巻頭特集]
総力特集!! ゴリラ・警視庁捜査第8班

警察ドラマ史に残る傑作ドラマの実車が勢揃い

スタリオン2600GSR-VR
ギャラン TURBO VR-4
デボネアV3000 AMG
パジェロメタルトップ
エクリプスGSターボ
[第2特集]
80年代刑事ドラマ旋風

名作刑事ドラマの登場車両を一挙紹介

西部警察
あぶない刑事
太陽にほえろ
特捜最前線

*******************************

という内容は発売前に知っていたのですが、太陽については「!」が付いていないし、中身が不明なので、ここでは事前紹介を避けました(^_^;)
これは個人的感想ですが、「!」が付いていないと、あまり気合を入れて取り組んでいないのかなぁ・・・と思ってしまうので(^_^;)

ただ、個人的には購入するつもりだったので、Amazon予約し、昨日到着。




ゴリラ車両については、メインどころについては石原プロで保管されているので、こうやってお披露目できます。
今回は裕次郎記念館に、西部署系の車両も紹介されており、近年レストアを果たしたマシンXも登場しています。


肝心な太陽系ですが、オーナーさんがいるスープラと60系後期セリカGT-TRが登場。






お付き合いはありませんが、ネットで大事に乗られているのは2台とも存じております。
綺麗ですよね・・・・。

記事本文には「!」付いているんですよね(^_^;)
情報ベースはトミカリミテッドヴィンテージNEOシリーズの記事のようです。

後のページでクラウンやXXのことなどについても触れられているのですが、ソアラやビスタ・カムリ兄弟については触れられていなかったりしています。

ただ、今後もこのような特集を考えておられるようなので、今後にも期待したいところということでしょうか。

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TVQ太陽放送は終了?

2017-08-04 06:16:22 | 当直室日記
平日ベルト放送に切り替わったTVQマカロニ編は、#52(8/10)を以てENDマークが付いており、翌日には単発番組が組まれています。
さて、ジーパン編が放送されるのか、他の番組になってしまうのか・・・。

TVQではツイッターで太陽の作品紹介を行っていますので、そこで聞いてみるのも一案ですが、

小生、ツイッターには手を出していないので(^_^;)

どなたか聞いてみてください<(_ _)>

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太陽放送2017.8.4(再放送除く)チバテレお休み 無差別殺人に慄くラガーの危機、マイコン根深いいじめに挑む シンコの悲恋と影の存在

2017-08-04 00:01:58 | 放送予定
相変わらず、金曜日は込み合い太陽放送(^_^;)

本日は、チバテレがお休みです。


▼ファミリー劇場HD マイコン登場編=初放送=

第655話 60.07.05 左ききのラガー (ラガー)大村波彦 須永慶 東丘出陽


ラガーが骨肉腫で入院中に知り合って仲良くなっていた少年・圭太が、ラガーと同じ骨肉腫で右手を切断することになったのだが、圭太は施術を嫌がり、困った父親がラガーに説得してくれと頼んできた。
それを受けて、左手でいろいろな事ができると説得するラガーに圭太は左手での射撃で5発中2発命中したら手術を受けると答え、ラガーは戸惑いながらも5日後にはやってみせると請け合った。
翌朝からラガーの早朝射撃練習が始まり、左手でも何とか的を撃ち抜ける感触を掴んだ。
そんな矢先、ライフルを持った男による街頭での無差別乱射事件が発生し、ラガーは射撃練習どころではなくなり、捜査に忙殺されることになる。
似顔絵などをもとにした捜査の結果、犯人は関口という若いビル管理会社の派遣する守衛であった。
仕事ぶりは真面目で、両親を交通事故で亡くし、妹・弘美の面倒を親代わりになってみているような男で、非行歴の無い苦労人で、犯行動機がまるでわからない。
とにかく関口を追うラガーたちは、兄が犯人であることをまるで冗談にしか思っていない弘美をマークするが、関口はそのラガーたちの目の前でいきなり弘美を射殺し、ラガーを呆然とさせ逃走してしまう。
この訳の分からない犯行に次第にラガーは恐怖を感じ始めて、それを何とか覆い隠そうと懸命になるのであるが、とうとうラガーは一人で関口と対峙し、関口の執拗なまでの射撃に怯み、さらには左肩を撃たれてしまう・・・・。

ラガー殉職編の撮影終了、殉職シーンも公開された時期で、いよいよラガーとの惜別が現実のものとして話題になっていた時期のラガー存命最後の主演作は、セオリー通り危機編になっています。その危機もラガーと同じ骨肉腫を患って結局手を切断しなけらばならなくなった野球好きの少年を絡め、刑事として成長したラガーを、動機の不明な無差別乱射犯人に対しての言い知れない恐怖に慄く様で逆に表現して、その葛藤を描くというかなり難しい内容になっています。太陽としても結構異質な事件でありながらも、それに恐怖を抱えて立ち向かうというのは、当時のラガーをかなり上手く表現しているもので、ラガー主演編の中では屈指の名作だと私は思います。
こういう事件のドラマでの描かれ方はどちらかというとドライな方向へ向かうのですが、ラガーの恐怖が観ているこっちにもシンクロしてくるような感覚が味わえるのではないかと・・・山さんのさりげないアドヴァイスとかも良いですしね。
後期ラガーはなにかと体型ネタが付きまとってしまいますが、それもラガーを新人刑事から脱皮したキャラと踏まえれば、キャラの広がりの中で十分消化できる部分ですし、更にそれが魅力になっていたわけですが、如何せん後期ラガーの主演作が少なすぎたのは返す返す残念でなりません。それを痛感したのが本作と「号泣」でした。
賛否はあるとは思いますが、個人的には最低でもまだ1年、ラガーの活躍を観てみたかったです。


第656話 60.07.19 いじめ (マイコン)小野武彦 斉藤雅史 坂俊宏


連続強盗(ひったくり)事件が続発、犯人はオートバイに乗った若い男で、拳銃で被害者を脅していた。
目撃者の証言から、犯人は赤いヘルメットと通信販売でしか手に入らないジャンパーを着用していたことなどから、容疑者は高校生の哲男が浮かび上がった。哲男はガンマニアのうえ、今時増えている登校拒否をし、毎日予備校へ通っているという。
マイコンたちが哲男に当たったが何とも言えない状況で確証を見つけるには至らなかったが、その直後、哲男が証拠品と思われるものを燃やしたことから、哲男犯人説が有力となって、マイコンたちは哲男を張り込むこととなった。
朝、級友である佐々木らが哲男を通学させるために迎えに来たが、哲男の様子がおかしい。怯えているように見えた。
放課後、哲男は佐々木たちと下校していたが、佐々木に足を引っかけられた哲男は階段から転がり落ちてしまい、佐々木たちは立ち去ってしまう。その光景と哲男の様子を見たマイコンは、哲男が佐々木たちにいじめられていると直感した。
それから間もなく、哲男の部屋で佐々木たちが哲男に陰湿ないじめ行為を始めたのを見かねたマイコンは助けに入ったが、皆いじめではなく悪ふざけだと否定した。だが、哲男の様子から、ただ気に入らないからいじめている以上に何か弱みを佐々木たちに握られている切羽詰まった感じをマイコンは受けた。
この前、哲男が燃やした品物の中に新聞が含まれていたことを思い出したマイコンは紙面を見渡してみると、原因不明の交通死亡事故が掲載されていて、その事故を調べてみると現場付近で改造拳銃を試射した形跡を発見、哲男の家は鉄工所をを営んでいるため、ガンマニアの哲男が改造拳銃を作る気になれば容易であることから、この事件に関係していると思われた。
ところが間もなく、西という少年がひったくり事件の真犯人として逮捕された。西は佐々木たちの仲間で、改造拳銃は哲男の作ったものを奪ったこと、佐々木が狙撃して交通事故を起こさせたことなどが判明、哲男の弱みとは、それらに使用された改造拳銃を作ったことが一番悪いと佐々木たちに脅迫され続けていたことだった。
西が逮捕されたのを知った哲男は、すべてを清算しようと改造拳銃を持って学校へと向かった・・・・。


いまのいじめも陰湿なようですが、当時のいじめは肉体的に攻められる部分があって、袋叩きに遭うなんて結構ありましたからね・・・。
ただ、今回の場合は自らの趣味が悪用されて、それを犯罪に使われた挙句に、悪いのは自分だと責められる不条理さが追加されているので、悪質なんですよね・・・。
要するにマニアックで内向的な哲男に、マイコンがシンパシーを感じた部分があった、マイコンだからこそ成立した話ではあるかもしれません。
他のメンバーではちょっと哲男の心理が理解できないかもしれないところはあったと思います。
本作、本放送ではナイターによって2週間ぶりの放送、確かに1985年の太陽放送はナイターに翻弄させられたというか、そんな感じはありました。



▼チバテレ ボン&ロッキー編

残念ながら、お休みです。




▼TVQマカロニ編


第48話 48.06.15 影への挑戦 (シンコ)村野武範 松井紀美江 磯村昌男 


シンコは友人の祥子と公夫の結婚式に出席し、カメラで写真を撮影していたところ、ある人物を見つけて固まってしまう。
その人物はシンコに見られたと気づいたとたん、車で去っていった。
その人物は、尾沢康彦。3年前に死んでいるはずの祥子の兄だった。
そんなことがあった頃、ある団地の敷地内で殺人事件が発生、至近距離から心臓を一発で撃ち抜かれていた。また被害者が靴を履いていないことから団地の一室で殺された後に遺棄されたと見られた。
また、昨夜付近を酔っ払ってあるいているような二人組がいたとの目撃証言もあった。
その現場検証の最中、公夫と祥子に呼ばれたシンコ。公夫たちは新婚旅行の帰りで、この団地が二人の新居だった。
団地内の捜査がてら、新婚夫婦の新居の様子を見に行くシンコ、差出人不明の聖書が届いていたり、家具の場所が微妙に違うなどと夫婦が言い出した。シンコも見渡してみると床に血痕らしき痕跡を発見、すぐさまボスらが駆けつけた。鑑識によると多量の血液反応を認め、さらに殿下はダストシュートから一足の靴を発見した。
盗まれたものが無いなどから、ここが殺害現場ではないかと思われた。
被害者の身元が判明、北川という妻帯者で自動車セールスマン。しかし、それは妻の証言で、自動車会社には北川は在籍しておらず、本籍地照合で北川は3年前に死亡していたことが判明した。
指紋も無く、銃の前歴も無い、被害者は既に死んだ人間、というのが現時点で判明したことだった。
ただ、山さんはもう一つ付け加えた。団地に早起きの老婆がいて、彼女が救急車を見たという。声をかけると一旦誰かを収容しようとしていた隊員は素早く救急車に乗り込み去っていったという。
消防庁に問い合わせたところ、救急車の出動した事実は無かった。
山さんはぼそっと、刑事をやっていると、こんな不可解な事件に必ず一度は当たるとつぶやいた。
ボスは救急車の連中が死体処理班であると推理、全員に聞き込みを命じた。
シンコはやはり康彦に酷似した男のことが気になった。北川と同じく死んだはずの人間だったからだ。
再び新婚夫婦の新居を訪れたシンコは、式の当日の写真を見渡してみたところ、祥子は死んだものと思い込んでいるが、シンコはやはり写真に写った男は康彦だと確信した。
康彦はカメラマンでベトナム戦争で死んだということが当時の新聞でも伝えられていた。死体は発見されなかったが、万が一無事に帰国していたら、真っ先に家族に連絡があって当然と祥子はいう。
シンコは内密に式の日に目撃した車を調べ、それがレンタカーであったためその線からホテルを割りだし、康彦と再会した。
康彦は何も話すことは無い、名前さえも捨てなければならない者のことなど誰にも理解できないと言い、団地の殺人事件からは手を引けと警告して去って行った。
一方ボスはシンコの様子が気になっており、シンコのデスクで見つけた3年前の新聞記事をもとに、「宗吉」で酒を飲みながら宗さんに康彦のことを尋ねてみた。
当時のシンコの様子から、康彦に好意があっただろうというのは、宗吉も気付いていたが、それが不憫でならなかったという。
夜遅く、シンコが一係部屋に入ると、ボスが帰るのが面倒だとソファーで寝ていた。
ボスはシンコに康彦のことをぶつけた。シンコは事情を話すが、ボスはなぜ刑事として振る舞えなかったのかと諭した。
時すでに遅く、康彦はホテルから消えていた。
これまでの状況から山さんは、康彦も北川も、世界を動かし、自分たちが知っている世界から抹消された人々がいる「影の世界」に足を踏み入れ出ることが出来なくなったものと確信していた。
そのうち、公夫が「しばらく帰れない」と祥子に電話で言い残し、消えてしまった・・・・。


ある団地で起きる遺体なき殺人、そこに死んだはずのシンコの恋人、その恋人の妹の新婚夫婦が絡んで事件は混沌とした展開になってきます。
関根恵子さんのまだ未成年とはとても思えない重厚な演技、決して気取られることの許されない「影」の世界へ足を踏み入れてしまった人間の末路。
一係がその影の存在へ何もダメージを与えることが出来ず、さらに事件としては未解決(御宮入り)になってしまった事件です。
(その「影」=犯人の存在を特定できなかった唯一の事件です。)
現実離れした展開でありながら、太陽ワールドの土壌のなかでうまく消化している名作だと個人的には思っています。
宗さんも久々にお出まし、覆面車もクラウン・セリカ・タウヌスと揃います。(長さんはお休み)
『飛び出せ!青春』卒業から間が無い村野さんがかなり抑えた演技も印象的。
リアリティ云々はよそに置くと、非常に見応えのある作品だと思います。

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