「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

特別機動捜査隊、DVD化!

2020-09-04 06:02:51 | 当直室日記
驚いた・・・・!

現在の形でいう刑事ドラマの始祖の1番組であり、先ごろ東映チャンネルで#801を放送し、映像劣化によりかなりの欠番があったものの、CS初放送を完結した『特別機動捜査隊』が、とうとうDVD-BOX化されます。
ただ、東映作品では「当然」といってはなんですが、セレクションボックスとなっていて、#1から#503までの29話と劇場版1作目、これをVol.1とするそうです。発売は12月5日。
さて、今後、どこまでセレクションしてもえるのか・・・・
今回の収録、確かに#1、#206、#207、#305、#400、#500、#501などは押さえていますが、その前後の話をそのまんまパッケージ化した感じがします。確かに膨大な話数だし、「手始め」という感じだと思います。
それこそ、「立石主任セレクション」「立石班セレクション」「藤島班セレクション」「三船班創成期セレクション(#449まで)」「三船主任セレクション」「三船班・畑野・石原・水木刑事セレクション」「高倉班セレクション」「矢崎班セレクション」「日高班セレクション」「ロケ編セレクション」「合同捜査セレクション」などなど考えられ・・・・あぁ・・・妄想が・・・・。

以下、Amazonより。




特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.1<デジタルリマスター版> [DVD]
波島進 (出演), 中山昭二 (出演) 形式: DVD
¥27,500

登録情報
言語: : 日本語
梱包サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm
EAN : 4988101210794
時間 : 23 時間 43 分
発売日 : 2020/12/2
出演 : 波島進, 中山昭二, 青木義朗
販売元 : TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
ASIN : B08H6111Y3
ディスク枚数 : 6
商品の説明
●封入特典
◆ブックレット
【解説】
スピード(迅速)、サイエンス(科学)、シークレット(秘密)の3Sで犯罪捜査に挑む初動班グループ“特別機動捜査隊"の活躍を描いた刑事ドラマ。
1961年10月よりNET(現・テレビ朝日)系にて放送が開始された本TVドラマは、警視庁から資料提供や撮影の全面的バックアップをうけて製作され、日本初の連続1時間ドラマという見ごたえのある内容で高視聴率を記録、1977年3月までの15年半にわたり全801話が放送された記録的な長寿番組である。
そんな刑事ドラマの金字塔が、ベストセレクションとして初ソフト化! 第1弾は、TVシリーズの中から厳選された29話を収録。映像特典として、映画1作目「特別機動捜査隊」を収録する。
<収録作品>
Disc1:第1話、118話~121話
Disc2:第201話、204話~207話
Disc3:第284話~288話
Disc4:第301話~305話
Disc5:第400話~404話
Disc6:第500話~503話
※第284話以降はカラー映像となります。
【スタッフ】
脚本:宮田達男、村田武雄、大和久守正、元持栄美 ほか
監督:関川秀雄、大岡紀、今村農夫也、小川貴智雄 ほか
【キャスト】
波島進、中山昭二、青木義朗 ほか
【放送期間】1961年10月-1977年3月 NET(現・テレビ朝日)系列にて放送
【スペック】
●映像特典
◆Disc6 劇場版「特別機動捜査隊」(B/W)
DSZS10132/COLOR(一部B/W)/本編約1423分(予定)/片面2層6枚組/1.オリジナル(日本語)<モノラル>/4:3/29話収録
【発売元】ベストフィールド【販売元】東映・東映ビデオ

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大山のぶ代さんの件

2020-09-04 00:06:01 | 当直室日記
いきなり、某ニュース記事で「謎に包まれ」ちゃったので、
小職の備忘録という部分も含め、メモっておきます。
(実は恥ずかしながら、ちょっと忘れかけていたので。。。)

まず、出典は太陽10周年記念号など。

大山のぶ代さんが太陽の脚本を執筆した5作は、

#129 今日も街に陽が昇る 1975年 小川英さん、田波靖男さんとの共作
#154 自首 1975年 小川英さんとの共作
#189 人形の部屋 1976年 小川英さん、四十物光男さんとの共作
#289 殿下と少年 1978年 小川英さんとの共作
#319 年上の女 1978年 小川英さんとの共作

となります。
『ドラえもん』に入られるちょっと前までです。

大山さんの経歴を辿ると、
都立三田高在学中に俳優座養成所入り、卒業後の1957年、劇団新人会に入り女優としてスタートを切りますが、独特のハスキーボイスを買われ声優として主に活躍し、1964年舞台で共演したタレントの砂川啓介さんと結婚。新人会を退団後、いつかはテレビのシナリオを書きたいという夢を持っていた大山さんは、常に材料を探し、思いついたアイデアなどをメモしていたとのこと。
太陽放送当時、NTV『ウィークエンダー』のレポーターとしてご出演だったので、おそらくその伝手で岡田プロデューサーに見せたという経緯であったと推測できます。(大山さん、ドラちゃん前はマルチタレント的な印象があります。)
第一弾の#129は大山さんがラジオの仕事でインタビューに訪れた老人ホームがヒントとなって、それが岡田さんに「これは使える」と採用された切っ掛け、脚本は独学であり、俳優なので登場人物を書き込んでしまうので、監督に「撮りにくい」と言われたと自身は謙遜。

岡田さん評「大山さんの強みは、ヤジウマ的旺盛な好奇心を常に失っていないことと、日常生活の中から巧みにドラマのテーマを引っ張り出す才能。そういう意味ではレポーターの経験がうまく生かしていると言える。」

という感じでしょうか。
ゲストで出演なさってもおかしくなかったと思いますが、機会が無かったのが残念ではありますね。

大山さんは太陽のほかに『推理クイズ マゴベエ探偵団』(テレビ朝日系)のドラマパートでも出役と脚本(月1,2本)を執筆なさっていたとか。これは記憶にないんですよね・・・・。

それにしても、大山さんのこの話題は何の気なしに出てきますね。
そのうち、遠藤憲一さんが『刑事貴族2』を脚本家として4本書いたことも話題になるのか・・・・?

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