「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ドリーマー・マイコン・・・ポイントは凶器。

2014-05-09 07:03:55 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・マイコン登場編は、

第629話 59.12.21 ドリーム (マイコン)

ゲスト:白石まるみ
 西岡徳馬
 片岡弘貴 池田史比古
 井上はじめ 岡幸恵 桑原一人 岸本功 世上真 竹内靖 大貫幸雄 郷内栄喜

脚本:小川英 大川俊道
監督:木下亮

とある公園で、響組のチンピラ・山中の死体が発見された。頭部を滅茶苦茶に殴打されていた。
マイコンは山中にポケットにあった写真に写っていた女子大生・美由紀に当たる。
彼女は「ドリーム・ロマンスシリーズ」を愛読する、いつも夢見ているような娘だった。
その翌朝、今度は昨日の公園に居た古賀巡査が自分が山中を殺したと遺書を残して自殺、調べてみると、山中と古賀は美由紀を巡って三角関係の様相を呈していたようだ。
マイコンから連絡を受けた美由紀はつらそうに耳をふさぎ、マイコンに縋り付きそうな態度に、彼も彼女を放置できず美由紀の手料理をご馳走になり、来る土曜の夜8時にデートの約束をする。
そして土曜日、一係に拳銃密輸で手配中の田沼が現れたとの連絡があり、一係の面々は田沼のいるホテルに急行、そこへ響組で山中の兄貴分の浜田が現れ、マイコンが尾行するもののまかれてしまう。
その間にデートの時間は過ぎてしまったため、マイコンは美由紀のマンションへ向かい、夜明けのため時間を考え訪問せず、非常階段に座り彼女の出てくるのを待ったがいつの間にか寝てしまう。
そこへ外出支度の美由紀が部屋から出てきて迎えの車に乗り込んだのだが、運転席にいたのはなんと浜田、マイコンが走って車を追うもののまたもまかれてしまう・・・・。

マイコン登場から5作目の主演という、意外に破格の扱いでしばらく動きのなかった太陽自体に新味を加えようというところで、今までの主演編の中ではマイコンらしさが生かされた作品であるものの、事件は思わぬ方向へ向かっていきます。その中核にいるのが白石まるみさん演じる美由紀のいわゆる「不思議ちゃん」女子大生。溌剌として夢見ているようで根っこに何か暗いものがあるような、男なら放って置けない彼女にマイコンは完全に「ドリーマー」(^_^;)になっていきます。
というか、新人格のメンバーがロマンス(悲恋)編に挑むのは、通例もっと後なんですが、そういう意味でも破格の扱いかもしれません。(そもそもプレ登場編がスペシャル編でしたからね)
ラストのブラックな「オチ」もなかなか効いた部分があったりして(^_^;)

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