本日の日テレプラス・マイコン登場編は、
第628話 59.12.14 ヒーローになれなかった刑事 (マイコン・山さん)
セミレギュラー:草薙幸二郎
ゲスト:川口敦子
石原ゆう 江角英明
木村 翠 増岡弘 神山寛
小瀬朗 久遠利三 宮沢元 高山千草 森篤夫 宮寺康生 鈴木弘一
脚本:小川英 丸岡ひさし
監督:鈴木一平
マイコンがとある踏切で男が線路に倒れているのを目撃、必死に助け起こそうとするが、なぜか男の体は岩のように動かず、結局マイコンの目の前で列車に轢かれてしまった。
呆然とするマイコンが駆け付けた新聞記者に「自殺だと思う」と呟き、それが報道され、世間のひんしゅく買ってしまう。
特に死んだ男・折原の妻・綾子の怒りは激しく、調べもしないで故人の名誉に関わることを決めつけていいのか、自殺ではなく事故死だと主張した。
署長からも謝意を公表せよ言われ意気消沈するマイコンだったが、山さんは謝る前に現場を再検することを指示され、その結果、折原は両手で線路にしがみ付いた状態で死んだ可能性が高いと判断、一係ではマイコンの主張する自殺説を支持し、折原という一人の男の人生のためにも真相を究明することにした。
だが、折原は真面目一筋で社内の評判も高く、周囲の証言からは自殺をするとは考えられなかった。
そうしているうちに七曲署の対応に業を煮やした綾子が名誉棄損で告訴に踏み切った。
さらに、折原には妻を受取人にする生命保険に加入しており、自殺と事故とでは受取保険金が半額になること、折原が綾子の浮気調査を行っていたことがわかり、一係では綾子に疑いの目をかけるが・・・・。
刑事としてやりがいを見出してきたころに突如巻き込まれたトラブルに意気消沈+奔走するマイコン。そしてマイコンの一番苦手とする、一人の男の人生の機微に触れながら身体で感じる捜査を求められます。今回の「先生役」は真打・山さん。52歳の折原がコツコツと歩んできた平凡な人生と生前1か月の異常な行動を浮き彫りにさせていきます。
まさに現代っ子であるマイコンと刑事職人である山さんとの両極端の捜査感覚と、一人の男の悲しい人生とが今回の見どころです。
しかし、私自身40を超えてこの作品を見ると、別な見方ができて泣けてきてしまいます。マイコン・山さん・折原と三者の視点で見る際に変わった印象を受ける個人的には傑作だと思っています。でも「犬も死んでしまったいなくなった・・・」はちょっとキツいですね。
題材的にも現代でも新しいと思います。
第628話 59.12.14 ヒーローになれなかった刑事 (マイコン・山さん)
セミレギュラー:草薙幸二郎
ゲスト:川口敦子
石原ゆう 江角英明
木村 翠 増岡弘 神山寛
小瀬朗 久遠利三 宮沢元 高山千草 森篤夫 宮寺康生 鈴木弘一
脚本:小川英 丸岡ひさし
監督:鈴木一平
マイコンがとある踏切で男が線路に倒れているのを目撃、必死に助け起こそうとするが、なぜか男の体は岩のように動かず、結局マイコンの目の前で列車に轢かれてしまった。
呆然とするマイコンが駆け付けた新聞記者に「自殺だと思う」と呟き、それが報道され、世間のひんしゅく買ってしまう。
特に死んだ男・折原の妻・綾子の怒りは激しく、調べもしないで故人の名誉に関わることを決めつけていいのか、自殺ではなく事故死だと主張した。
署長からも謝意を公表せよ言われ意気消沈するマイコンだったが、山さんは謝る前に現場を再検することを指示され、その結果、折原は両手で線路にしがみ付いた状態で死んだ可能性が高いと判断、一係ではマイコンの主張する自殺説を支持し、折原という一人の男の人生のためにも真相を究明することにした。
だが、折原は真面目一筋で社内の評判も高く、周囲の証言からは自殺をするとは考えられなかった。
そうしているうちに七曲署の対応に業を煮やした綾子が名誉棄損で告訴に踏み切った。
さらに、折原には妻を受取人にする生命保険に加入しており、自殺と事故とでは受取保険金が半額になること、折原が綾子の浮気調査を行っていたことがわかり、一係では綾子に疑いの目をかけるが・・・・。
刑事としてやりがいを見出してきたころに突如巻き込まれたトラブルに意気消沈+奔走するマイコン。そしてマイコンの一番苦手とする、一人の男の人生の機微に触れながら身体で感じる捜査を求められます。今回の「先生役」は真打・山さん。52歳の折原がコツコツと歩んできた平凡な人生と生前1か月の異常な行動を浮き彫りにさせていきます。
まさに現代っ子であるマイコンと刑事職人である山さんとの両極端の捜査感覚と、一人の男の悲しい人生とが今回の見どころです。
しかし、私自身40を超えてこの作品を見ると、別な見方ができて泣けてきてしまいます。マイコン・山さん・折原と三者の視点で見る際に変わった印象を受ける個人的には傑作だと思っています。でも「犬も死んでしまったいなくなった・・・」はちょっとキツいですね。
題材的にも現代でも新しいと思います。