「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送2/9=ボンが目撃した2つの極端な「結婚像」

2025-02-08 06:58:35 | 放送予定

セイコーマートでは、最近鮭のり弁がお気に入りのけぶでございます<(_ _)>
小さいですが、鮭フライに目玉焼きがついているので・・・

X巡回

▼女性自身の記事、=「“あぶ刑事”の原点」小野寺昭 柴田恭兵や『太陽にほえろ!』メンバーがコミカルに躍動した探偵ドラマって?=
中身は小野寺さんの『俺たちは天使だ!』回顧のみ『あぶない刑事』には触れられていないので・・・・うぬ・・・おそらく恭兵さんご出演というある意味「吊り」?
縁戚には当たるかもしれませんが、もっと血の濃い番組、いくつもありますからね(^_^;)<男は黙ってアジサンド!

▼実名
茶屋町さんの「芝浜」視聴動機、小職も一票<何?
#542、癖になる話です。
三遊亭圓窓(六代目)師匠、お顔はテープのジャケットケースでのご出演。
ただし、演目はこの回用に日テレの録音室で行われたとのこと。
・・・・そういえば、実名ご出演という方の極端な少なさは太陽ならではではありますね。
茶屋町さん仰るように、クレジットが付いた実名ご出演は圓窓師匠と、敢えて言えばボウイ・・・(^_^;)。日テレのおもしろまじめコンビはノンクレ(^_^;)
セリフの中から行けば、ジプシーの好きな聖子ちゃん(^_^;)
まだあったかなぁ・・・・。

さて、2/9 サンテレビ・太陽放送。
#229は、ボンが1年目の試練を経て、一人前のキャラクターとして独り立ちした最初の話と言っていい作品。
その記念すべき作品に、姉・由紀恵や、婚約者の池田の登場は十分以上の盛り立て役になっていると思います。
というか、久々に大阪出身らしいボンの素性が生かされる好編と言えると思いますが、その姉のマリッジブルーに引っ掛けた本筋の事件もなかなか考えさせられる部分はあったと思います。

この時期のセレブ描写の最先端的なカメラマンとデザイナーのカップルの悲劇にゴシップネタでは食いつかれやすかった仮面夫婦という今回の事件の夫婦像は、最終的にその片方が本気で愛してしまったという脱線が招いた崩壊に、ボンの思考回路はパンク寸前だったと思いながらも、ボン自身の成長でそれを何とか自己消化している部分がいじらしいというかなんというか・・・。

ただ、太陽らしい「切なさと、温かさと、笑い」を盛り込んでいる快作であると思います。

*ゴリさんの散髪が目立つ(^_^;)
*青山ベルコモンズは本作放送年6月にグランドオープン。
*丸増はレギュラー外の衣装協力(レディース)。

良「彼女を疑るなんて、みんなどうかしてる。絶対どうかしてる!!


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/9(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第13話)
サンテレビ1(地上波)

第229話 51.12.03 結婚 (ボン)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

田口由紀恵/沢田雅美

池田正男/岸部シロー(岸部四郎)

ゲスト:高林由紀子
  鍋谷孝喜(古代一平) 木村令子 川上大輔 江藤純一 野瀬啓夫(野瀬哲男)
  高瀬ゆり 玉井ゆみ
 
脚本 小川英 野瀬州

監督 澤田幸弘

ボンの姉・由紀恵が上京、幼馴染みの池田と結婚することとなっているのだが、どうやらマリッジブルーになっているようだ。
そんな時、カメラマンが自宅マンションから転落死、遺書が無かった。
カメラマンの妻はファッションデザイナーで、ショー会場で泊まり込みで準備に追われていたという。
夫婦関係は良好のようで、妻のファッションショーの構成を死んだ夫が担当しており、張り切っていたというので、発作的な自殺も考えられず、他殺のセンが濃厚となった。
妻も他殺だと思っていたが、犯人の心当たりがない。
捜査を進めていくうち、死亡推定時間頃夫婦の部屋に若い男が訪れていることが判明、目撃者の証言でジーパンに船の錨の刺繍が施されていたことが判り、夫の周辺からモデルをつけまわしていた男と判明、署に連行するが何も知らないという。
しかし、男が大金を所持していたことが判明、追及すると夫婦のマンションに行き、夫からモデルのことを諦めろと10万円もらっていたという。しかし、妻は夫がそのような手切れ金を渡すことは考えられないという。
そんな中、ボンの部屋から由紀恵が居なくなっていた。友達の家に泊まるとの置手紙があったが、その直後、池田が転がり込んできた・・・・。

スコッチ登場までのボンはテキサスか山さんがサブについている作品が多く、純粋な単独主演編というのは少なかったですが、これは何れにせよボンのポジションがシンコの空席を補ったという部分があった感じです。
パターンが似てますからね。
ただ、スコッチ登場が滝自体が既に新人刑事ではなく、テキサスとの新人刑事2人体制的なものから、それがボンの専売になったため、その手の成長ストーリが全てボンに回ってくるようになったため、ボンとしてもかなりキャラクターが立ってきます。
これまでは、テキサス存命時に描ききれなかった部分を補う感じのものが多かったですが、この作品以後はボン本人のテイストに沿った物語造りが展開していきますので、ボンファンの愛すべき作品が増えていきます。
今回の場合は、登場時のおばさん以来の家族、姉・由紀恵と、幼馴染の婚約者である池田政男が一挙に上京し、ボンのラーメンを奪う・・・もとい、ボンの家に押しかけます(^_^;)
姉たちの結婚問題(とは言いつつも問題とは言えないものですが(^_^;))と並行して、夫の転落死を巡る容姿端麗な妻に何となく魅かれていき、それが捜査を進めるうちに色々な問題を秘めていることを知ったボンの困惑というのが描かれます。
笑いを秘めた姉カップルと、理想的に見える夫婦関係の裏側と、太陽らしい二面性が楽しめますね。


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