日付の感覚がバクっているけぶでございます<(_ _)>
もうちょっと、余裕を持ちたいのですがね・・・・(^_^;)
さて、次の日曜日で再開の1/19 サンテレビ・太陽放送。
#227は、七曲署管内で爆破事件が2件続き、捜査が開始された。
現場写真を眺めていた殿下はそのいずれにも学生風の修(井上純一)が写っていることを発見し、修の現れそうなところを張り込んだ。
たまたま近くの喫茶店が同じ手口で爆破され、けが人が出るという騒ぎが起こった。
現場へ駆けつけた殿下は、そこで修を発見し声をかけた。
修は、一目散に逃げ出し、それを追ったスコッチの威嚇発射で捕まった。
殿下は修の部屋を調べ、アマチュア無線技士である彼が、ラジオを改造した受信機で警察の無線を盗聴していた事実をつかんだ。(当時の新聞資料参考)
太陽の特徴として柔軟に題材を取り入れるところがあって、これは制作体制も同じで、スタート時のショーケンさんのアイデアを盛り込んだところから始まっている歴史でもあるのですが、そう考えると、音楽しかり、ファッションしかり、拳銃しかり・・・と趣味の面で響くモノが分散している感じがあります。
今回は当時、日本の趣味人口が米国を抜いて世界一だったアマチュア無線を題材にメカに強い殿下、孤独なためアマチュア無線にのめり込んだ修を絡ませた計画殺人事件を描いた快編。
現:千代田学園のアマチュア無線部の協力・監修。あるサイトさんによると、当時の顧問の先生や部長さんが台本の監修、無線場面の指導、江ノ島灯台のハムは顧問の先生がご出演などかなり内容に携わっておられたようです。
良「僕はともかく!!島さんは君の言ったこと少しも疑っちゃいない。」
修「嘘だ!!!」
良「嘘じゃないよ!!!!島さんが今何をしているか、君は知っているか?」
【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編
1/19(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第11話)
サンテレビ1(地上波)
第227話 51.11.19 CQ・CQ・非常通信! (殿下)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
滝隆一
沖雅也
田口良
宮内淳
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
矢島明子/木村理恵
ゲスト:井上純一
中田博久
梶原恵
井熊典子 中島公子 高橋信子 久保晶
JA1YMN・JA1YYD
千代田テレビ電気学校 ハムクラブ
脚本 小川英 四十物光男
監督 竹林進
管内で連続爆破事件が発生、爆弾の威力はそれほどでもなかったが、愉快犯的な犯行を匂わせた嫌な事件だ。
殿下はその現場や現場写真で必ず現れる少年がいることに気付き、遂に少年を発見、逃走するもののスコッチが威嚇射撃をして止めることができた。だが、少年・修は何もやっていないと主張、スコッチの発砲について強く抗議した。
修は高校2年生で母を亡くし、父は単身赴任で滅多に帰宅しない状態で1人暮らしだった。
その修の趣味が本格的なアマチュア無線で爆破事件に関しての警察無線を傍受し、興味半分で現場で見物していたこと、犯行時間とされている頃は香港との通信が出来たことを喜んでいたという。但し修の無線機では香港との交信はほぼ不可能とされており、さらに通信相手のコールサインを忘れてしまったことで、修のアリバイ証拠は無かった。
ボスは爆破魔の証拠も薄いことから修を釈放した。
その頃、山さんは連続爆破現場の中で、唯一負傷者が出た喫茶店が気になっていた・・・・。
修の井上純一氏はジャニーズJr.から歌手デビューした後に俳優として売り出していた時期で、映像作品のなかでは幼い氏が見られる作品になっています。
その修は自分の好奇心が起因した行動で爆破魔の容疑をかけられ、へそを曲げてしまいますが、殿下にするとその気持が同じメカいじりの好きな人間同士として波長が合ったと思われます。
殿下の手先の器用さは「プロフェッショナル」以来、殿下の側面として定着していましたが、この作品以前はあくまでも「もっとも優しい刑事」という殿下のキャッチフレーズを基本にしたストーリーが多く、あまり生かされていたとは言えない状況でしたが、この作品以後、特にロッキー登場後は「爆弾解体なら殿下」という色合いが強くなっていきます。
後の恋人を半身不随に陥れたのも爆弾、殉職編でも爆弾魔相手という・・・。
事件的には出発は同じでも、修の件と実際の爆破事件とは平行線をたどりますが、最終的には殿下を救出というところで交わります。
しかし・・・太陽の爆破犯は一人のターゲットの為に、他人を犠牲にしてもかまわないという卑劣な犯人が結構多いです(^_^;)