「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

岸部四郎さん、ご逝去・・・・・・・・

2020-09-15 20:55:47 | おくやみ
岸部四郎さんが8月28日、拡張型心筋症による急性心不全のため千葉県内の病院でご逝去。
本日15日判明。71歳。

もちろん「ザ・タイガーズ」なのですが、小職の年代には「西遊記」に沙悟浄役、「ルックルックこんにちは」の司会が強烈に印象深い方です。
なので、ミュージシャンや俳優というより、タレント活動が主に印象に残ったかたでした。
京都出身からか、飄々としたところもありながら、毒舌も厭わないという姿勢は、バブル時からの実業家活動などにも生かされたと思います。
多額な借金を背負って自己破産した後のタレント活動も、ご自身には不本意な部分もあったとは思いますが、腹を括ったところが感じられて、また、10年前に御身体をこわされてから、自由な活動はできなくなってしまったところ含め、小職には至極壮絶に見えてしまいました。

なんというか、ご冥福をお祈りすると共に、お疲れ様でした・・・・・と。

太陽には1度ご出演です。

#229 結婚・・・・池田政男
ボンの姉・由紀恵(由起江)の婚約者として登場、ボンには「こんにゃく」と評される、優柔不断で何を考えているのか掴みどころのない男として登場。
その後めでたく結婚したものの・・・・

#665 殉職刑事たちよやすらかに
では、数年前に事故で亡くなっていたことが判明します。

この話、ペッパー先輩の情報では、由紀恵演じる沢田雅美さんによると、岸部さんにオファーをしていたものの、スケジュールの都合でご出演叶わず、亡ったことにされたそうです。
もし、ご出演が実現していたら、ちょっとは寂しさが紛れたかもしれない。
あの話のボンの扱いは「田中良」事件もあり、ちょっとふわふわしていましたが、あの実家のシーンは正直辛かった・・・・。

宮内さんの訃報から1週間ちょっとで岸部さんの訃報。
偶然とはいえ、辛いです。

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サンテレビ太陽放送9/13=一係全員出張!手配犯を追う魔手とマカロニたち

2020-09-12 21:43:23 | 放送予定
どうも本調子になれず、改めて「制服を狙え!」を観て、用賀駅前などで下駄を鳴らして歩いてみたいという妄想を抱いたけぶでございます<(_ _)>
ただ本調子ではないから沈み過ぎていてもダメなので、ANXのジェシカおばさんとチャーリーズエンジェルを見て、ちょっと自分自身をアゲていますが。
久々に観ますが、面白い・・・マスタングのコブラIIに乗るファラ・フォーセット・・・・(照


さて、あすの太陽放送は1973年最初の作品です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編


9/13(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第24話)
サンテレビ1(地上波)

第25話 48.01.05 手錠が朝日に光った (マカロニ)☆九州ロケ

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

ゲスト:土田早苗
 浜田晃
大宮貫一 石川宏士郎 田方美代子 佐々木睦雄 戸塚孝 大宮幸悦 
石立和男

脚本:小川英 鴨井達比古
監督:金谷稔

酒屋強盗が発生、犯人は従業員をアイスピックで刺し逃亡、犯人は酒屋の従業員・森田で、約180万円を強奪した。
森田の単独犯行と考えられ、彼の恋人である栄子をマカロニたちが張り込んだ。
評判によると、森田も栄子も真面目な人間であり、動機が不明であった。ただ、捜査を進めていくうちに酒屋の近くに犯行時間頃、不審な乗用車が止まっていたという証言があったため、共犯者が居る可能性も出てきた。
その頃、栄子のもとに共犯者・香山から脅迫電話がかかっていたが、栄子はそれにもかかわらず福岡に向かった。森田は長崎出身でひょっとすると故郷に逃げているかもしれない。
マカロニとゴリさんもそのまま尾行、香川までもついてきた。
その足で佐世保に入った栄子はホテルにチェックインしたまま外出しようとしない。県警が張り込んでいる森田の実家は特に動きが無いようだ。
そんな中、ボスの要請により休暇で長崎に来ていたシンコが出張組に合流することとなった。
一方出張組は長崎に先乗りするゴリさんと別れたマカロニは栄子の張り込みを続行、やっと動き出した栄子は五島列島をめぐる観光船に乗り込んだが、マカロニに気付いて騒ぎを起こして尾行をまいてしまう。
やがて、ある島で森田と栄子は合流、森田は奪った金は自分のものだと主張したが、そんなやり取りをしている最中にマカロニが駆けつけ乱闘の末、森田は船で逃走、はずみでマカロニは栄子と手錠で繋がったままとなってしまった。
さらにその島は既に船も無く満潮で孤立しており、島で一夜を過ごすしかない状態になっていた。
そんな中、栄子から森田の犯行理由が語られた。酒屋で勤務していた6年間に積み立て貯金ということで毎月2万円天引きされていて、結婚等の資金を賄うためにそれを引き出そうとしたところ、金は返さないと店長に断られた末の犯行だった。
その頃、森田の実家を張り込んでいたゴリさんは不審な男=香山に気付く。香川はどうやらゴリさんを尾行している様子、それとなくシンコと合流したゴリさんは香川の顔写真を撮影することに成功する。
一方島に取り残されたマカロニたちのもとに森田が戻ってきたが、栄子の妨害で拳銃を森田に取られてしまう。
手錠のカギは栄子が捨ててしまったため、刑事と手錠で繋がれた女、そして拳銃を持った男という奇妙な逃走劇が始まった・・・。

強盗容疑者の恋人を追って九州に飛ぶマカロニとゴリさん。
恋人を尾行していたマカロニは容疑者を発見するが取り逃がし、逮捕を妨害した恋人の身柄を確保するわけですが、場所が悪く人里に行けなくなる。
そこに再び容疑者が急襲、マカロニの拳銃を奪って3人は方々歩き回る・・・・。

初の遠出ロケ、最初で最後の全員参加遠出ロケです。
滅多にロケ編に参加しないボスや山さんも出張しています。
実質的には1972年の年末「忘年会」ロケだったため、いつものクランクアップスケジュールよりタイトな撮影だったのではないかと推測できますが、
弓張観光ホテル(1985年倒産後、再生。現:弓張の丘ホテル)あたりで大宴会・・・・ということになったのでは(^_^;)

佐世保、長崎の美しい風景も堪能できます。

正月編ということで、土田早苗氏や石立鉄男氏の弟、和男氏という比較的華やかなゲスト。
そして、主犯の浜田晃氏の「怪演」も見ものです。

しかし、マカロニはオシャレだよなぁ・・・。

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別な意味で・・・・

2020-09-11 07:09:56 | 当直室日記
地道な太陽活動を行っている俳優・加山到さんが、
朝ドラ『エール』の9月15日放送分のご出演。
じーっと観てあげましょう(^_^;)

選べない!と云いながら、選んでるやんけ!のけぶでございます<(_ _)>
なかなか、宮内さん追悼モードから抜けきれないでいるかなぁ・・・・。

麻矢さんのツイートを確認しながら、「とりあえず、お待ちしております。」としながら、ちょっとだけ回復なさっている様子なので、安心しとります。スポニチの扱いは嬉しかったですね・・・・。
ただ、秋武監督がちょっと心配ではあります。意外と凹まれているようなので。
・・・・縫い物でもしますか・・・・。

ところで、眠れない追悼視聴。
やっぱり、選べない・・・と消去法でブツブツと選んだのが、
#295 二つの顔の男
まだ、それほどボンがコミカルぶっちゃけ期(キャリアの差期)に入る前のシリアスさにある程度重点に置いた活動の中での作品でしたが、
既に先輩刑事として確立して頃なので、登場編含めちょくちょくあった「決めつけ」から一転して2丁目のアカネを理解しようとする後半など、
ボンらしさがあふれた作品であることと、師匠格である山さんとのコンビも楽しめる、隠れた逸品となっています。
梅野泰靖さんの追悼を含めてという結果となりましたが、演じる二重生活者・早坂と、現在の小職の年齢が近いことに改めて気付き、
なぜか凹んでしまいました・・・・。
幸い、もう一つの生活を送るような余裕が無い小職。。。。

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昭和40年男 2020年10月号、太陽記事・長谷さんインタビュー

2020-09-10 07:02:30 | 当直室日記
女性セブンの9月17日号、買いました。
これって柏原さんのほかは再掲?
ネットニュースでも既に配信されていますが、竜さん・小野寺さん・山下さん・世良さんのインタビュー記事。
そういえば、柏原寛司さんの三日月座、カフェのを閉店されたそうで・・・・残念ですね。
昨年は色々とお世話になったので。


明日発売の昭和40年男。
太陽記事と長谷直美さんインタビューを掲載。



■特集
俺たちのハートを撃ち抜いた!
刑事(デカ)とクルマ

【chapter1】西部警察
・俺たちのクルマ観に影響を与えた傑作刑事ドラマ 西部警察の衝撃
・大門軍団初の特殊車両 マシンX
・迫力十分の特別機動車両 サファリ4WD
・伝説のスタントマン 大友千秋が語るあの時、あの瞬間
・“特別感"が強調されたニューフェイス スーパーZ
・PART-IIIで3台勢ぞろい マシンRS-1/マシンRS-2/マシンRS-3
・KATANAで激走する鳩村刑事が率いた特機隊
・自他共に認める“西部警察芸人" ペナルティ・ヒデが語る漢たちの世界
・常識破りだった東京・芝浦のロケ地を巡る
・昭和40年男セレクション 全国縦断ロケ6選+1
・木暮課長の専用車 ガゼール
・手のひらのスーパーマシン
・『西部警察』前後の2大重要作品 『大都会 PART III』と『ゴリラ・警視庁捜査第8班』

【chapter2】刑事ドラマ
・刑事ドラマの系譜
・青春の疾走とカーアクション『太陽にほえろ! 』
・極めつけの80年代刑事ドラマ! 『あぶない刑事』
・ノリとスピード感が疾走する! 『大追跡』
・ハードボイルドを教えてくれた『Gメン'75』
・特命車が演出した刑事たちの“リアル"『特捜最前線』
・ヤバすぎるバイオレンスとカーアクションの極致! 『大激闘マッドポリス'80』〜『特命刑事』
・他にも良作がたくさん! 激走! 昭和の刑事とクルマ
・『大追跡』『太陽にほえろ! 』で女刑事を演じた 長谷直美

【番外編】
・海外テレビドラマで活躍した 刑事&スペシャルなCAR
・刑事&懐CAR CM 〜刑事編〜、女性刑事の系譜
・杉作J太郎が語る 狂気のクルマ回

■インタビュー
・ガツン! と一言。兄貴の説教/KERA
・荒海に生きるタメ年男/神奈月
・追憶のボール/松本匡史
・俺たちのアイドル/斉藤とも子

■連載特集 夢、あふれていた俺たちの時代(昭和58年)
・昭和40年男的こころのベストテン
・tvk『billboard Top40』放送開始
・映画『ラ・ブーム2』公開、ソフィー・マルソーブーム起きる
・横浜商業、甲子園春夏準優勝
・ザ・グレート・カブキ見参!
・映画『家族ゲーム』公開
・『十七歳の地図』 「15の夜」 尾崎 豊デビュー

■昭和40年男のための健康講座
大いなる勘違いをただせ!
サプリ選びの新常識

■コラボ企画
・『昭和40年男』編集長の文化事業!? 家系図作り
・あの日の衝撃が再び。
スペースインベーダーが我が家にやって来る!!

■連載
・昭和40年の男/泉 麻人「踊るアイドルの誕生 ジャニーズ」
・デジとの遭遇「バンビーノ『/スペースレーザーファイト』」
・悲惨な戦い「さらし者の刑に処す! 」
・昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所
「チェリーのアイドルボム」河合奈保子
・DJフクタケの 謎の円盤POP「驚き! 洋画テーマ日本語盤の世界」
・気まぐれ福田くん新聞「ゲリラ豪雨とツバメ」
・みくに文具のプラモ棚「バンダイ『仮面ライダー』サイクロン号」
・昭和鉄道S40系「大井川鐵道井川線」
・安田謙一の西の国から吹くコラム Sangari★a「どてらい男」

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暑いなぁ・・・・結局、

2020-09-08 06:54:23 | 当直室日記
昨夜は蒸して、暑くて・・・眠れなかったので、弊ブログ記事をUP後、ボン主演編を観ることに決め、さてどうするかとさらに悩み・・・・。

結果、何故か#347「謹慎処分」を観る。

何となく、宮内さんは「悲しんでくれ」とは思っていないんじゃないか、と考えると、危機編や悲恋編、窮地編じゃないなぁ・・・・それに宮内さんらしさという点からすると、やっぱり北海道ロケ編以後を選ぶとなると、この作品がトータルで喜怒哀楽を観ることができるんじゃないかと思った次第で。

ロッキーとのボケツッコミやり取り、ナーコとのやりとり、松井とのやり取り、凄み、外国人刺客との格闘・・・・
やっぱり見応えがあった(泣

1979年頃の作品って、安定期なのであまり弾けていない印象ですが、個人的には好きな作品が多いし、意外と弾けていたりするので、リピート率が高く、だからこそ余計に宮内さんへの喪失感というのが・・・・。

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日が明けて・・・・・

2020-09-07 23:36:29 | 当直室日記
朝起きて、新聞買って、やっぱり現実だったことを思い知らされる・・・・。



渡さんの時もそうでしたが、にかわに信じられないというのはあるし、
そういう意味では、手前勝手なのですが、「身近」な存在に近いし。

それじゃ、追悼に何か観ようという気も起きないんですよね・・・・。

もし観るんだったら、選べないから・・・・
殉職編は絶対見たくないし、危険な時期もしかり、スニーカー初期(なんで?)なんて、辛くてみられないし、
かといって、「ボンは泣かない」「制服を狙え」・・・・違う。じゃあ、登場編?・・・あせりも辞表も愛と怒りも切なくなる。
シャドゥボクシングも辛いし・・・・・悪意?宝くじ?・・・・・。
北海道編なんて無理だし、冬の女?・・・・テキサスが可愛そうだし・・・・
丁度いいのは、殺意の証明、ドジな二人、謹慎処分かなぁ・・・・
いや、デイト・ヨコハマかな・・・・・

ボン主演編を一気見するのでしょうが、
ちょっとムリも出来ないトシなので、ほどほどにしないと・・・・。

ところで、小職の予想以上に皆さんが反応しているのは、嬉しいですね・・・・。
長く見積もっても、宮内さんが一般的なメディアから離れて、30年以上は経過しているので。

ところで、木之元亮さんがyoutubeにて動画をUPされており、
内容は告知と太陽大全集9や裕次郎さんのお話しなどが中心ですが、
宮内さんのことについてもコメントされています。

https://www.youtube.com/watch?v=aDmdPo7y0Ec&t=58s

後日、宮内さんの想い出話をUPされるとか。
撮影直前に訃報に触れられて、かつその前まではご自身の誕生会だったそうで、
一応、いつもの野太いお声と元気なアクションで明るく語っておられましたが、
何となく、どうしていいのかわからないという感じを正直受けたので、
木之元さんの内心を思うと、辛いですね・・・・・。

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気を付けなければ・・・・

2020-09-06 17:58:53 | 当直室日記
宮内さんも「70歳」の壁は越えられなかったか・・・・。
この数年、俳優さんが70歳前で亡くなられることが多く、個人的にも父を69歳で亡くしているので、俺の人生も後20年ぐらいなのかなぁ・・・・などと弱気になっておるけぶでございます<(_ _)>

宮内さん、ご活動を振り返ってみると、体調を崩された感じがあるのが今年に入ってからで、かなり痩せられていたようです。
6月までは外部向けのリモート会議など対応なさっていたようです。

胃腸関係のがんは本当に気を付けなければならないですね・・・・確かに初期治療は容易のようですが、一旦ステージが上がったら、手が付けられないようで・・・・痛くても切れた・荒れたは当然だと思って、我慢するんですよね・・・私も気が付いたら胃潰瘍が治っていたなどあるので、他人事ではないといえばそうなんです。

先ほど、勝野洋さんがコメントを発表。
「いっしょに青春時代を駆け抜けてきた仲です。安らかにお眠りください。ご冥福をお祈り申し上げます」

スタッフを含めた太陽OB諸氏にはショックだと思います。
岡田・梅浦P氏、
出役では露口さん、竜さん、小野寺さんには、このご時世なので特にご自愛いただきたいです。
無論、木村理恵さんや友さんもショックだと思いますし、気になるのは同年代の木之元さん・・・酒量が増えないか心配ではあります。

この訃報、正午あたりに発表されたようで、#301で共演なさった水野哲さんがフェイスブックのフォローなどの関係かいち早く哀悼の意を示されていて、小職のところにもムタさんから速報が入っていました。宮内さんファンの麻矢さんはしげさんからの報せでこの訃報を知られたようで・・・・。

太陽中毒としては、本当にきつい、寂しい・・・・・。

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宮内淳さん、本当にありがとうございました。

2020-09-06 16:09:58 | おくやみ
この一週間忙しかったので、今日も寝落ちが激しく、ぱっと目が覚めてサンテレビ方面の太陽動向はどうなっているかなぁ・・・とツイッターを覗いたら愕然としてしまいました・・・・。

宮内淳さん、
8月14日に直腸がんのためご逝去、70歳。
9月6日、宮内さんが代表理事を務める公益財団法人地球友の会が発表。
葬儀は故人の希望により、近親者のみで同17日に執り行われた。

言葉が出なかった・・・・。

自分の信念に忠実な方だったから、恐らくやり残したこともあったと思いますし、やっぱり70歳はまだまだ若い。
一方で、太陽ファンには未だにサービス精神を忘れず、それこそ1979年頃のボンというキャラクターと宮内さんのパーソナルな部分が入り交じったキャラで変わらず接していたという部分もあって、後年の自身の信念に基づいた活動と、太陽とは分けてはいたけれども、それでも太陽は大切にしていたという印象があり、宮内さんも小職としては、ある意味「Mr.太陽」のおひとりであったんだなぁ・・・・と思うわけです。
と小職が思うのも、物ごころついて太陽を趣味的な感覚で観るようになった頃からの中心的キャラクターだったということもあるのですが、宮内さんは「スター」の生活というのが合わなくて、俳優業を早いうちに退き、まずは世界を活動の場としてお選びになったことで、作品的には太陽のボンが絶対的な代表作となった部分もあるかと思います。

太陽のボン(ぼんぼん)は、4年弱の期間にそのキャラクターの成長をリアルに見せた、いまでは考えられないキャラだと思っています。
ただ、そんなキャラクターは太陽には多く存在しているのですが、それが味わいであり、ディープな親しみに繋がるんですよね・・・。

最初は、宮内さんのパーソナルな部分とは違った「甘えん坊の末っ子・ぼんぼん刑事」でありました。
それが、スコッチが加入して「人好きだが、それだからこそ苦悩する 若いボン刑事」に変化した。
そして、スコッチが去って「癖のある先輩や殺伐とした事件に囲まれ揉まれて成長する 若いボン刑事」となり、
ロッキー加入により、「パーソナルな部分は忘れないが、しっかり酸いも甘いも噛み分ける 先輩ボン刑事」に至った。
その先輩ボンにも、初期の成り上がり時代、中期のいつ殉職するかわからない太陽でいう成熟した「危険な時期」時代、恋人を逮捕して「ゴール」が決まり、宮内さんのパーソナルな部分がキャラクターに濃く反映されていた「キャリアの差」時代・・・・。

若いから、オリジナルメンバーに比べると、その成長が顕著にみることができる。
テキサスもその傾向がありましたが、決定付けたのはボンからでしょうね。

なんとも・・・・太陽中毒にとっては、殉職は「番組の卒業」という部分があるので、こうやって演者が鬼籍に入られるのは、多分他作品・番組より辛いのですが、今回は本当に辛い・・・・。

本当はもっと書きたい、
ただ、書いていると虚しく、寂しくなってしまうし・・・・。
まずはここで締めさせていただきます。

宮内さん、ほんとうにありがとうございました。
そして、心からご冥福をお祈りいたします・・・・・・・。

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さようなら、宮内淳さん・・・・・・・・。

2020-09-06 14:56:01 | おくやみ
ごめんなさい、ちょっと今は書けないです。

一応ニュースソースをはっておきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7741b69a95115fd3578b34d7f8a514cd113b87

70歳
まだまだ、やりたいことあったでしょう・・・。

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サンテレビ太陽放送9/6=年末に七曲署の「財布」を襲う事件に女性記者とゴリさんが挑む

2020-09-05 07:05:07 | 放送予定

ロスびいき(^_^;)の茶屋町ごろーさんのツイートを見ていて、お!そうだった・・・・と。
友直子さん(ナーコ)の演技指導を大山のぶ代さんがつとめていた話。
確か、友さんのインタビューかなにかだったか・・・・これが想い出せず、銭形警部のように地団駄を踏んでいるけぶでございます<(_ _)>
そしてもう一つ・・・そうか、新ルパン#151冒頭は串田アキラ氏だったのか・・・・。

さて、あすの太陽放送は1972年最後の作品です。

【地上波】
サンテレビ・マカロニ編


9/6(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第23話)
サンテレビ1(地上波)

第23話 第24話 47.12.29 ジュンのお手柄 (ゴリさん・優子記者・長さん・宗さん)

レギュラー:石原裕次郎

      萩原健一
      関根恵子(欠場)

      露口茂
      竜雷太
      小野寺昭
      下川辰平

セミレギュラー:山東昭子 片岡五郎
                     /ハナ肇

ゲスト:中庸介 中山克己
 小倉雄三 佐竹一男
 玉村駿太郎  進藤幸  西郷昭治  野本博
 
脚本:田波靖男
監督:金谷稔

年の瀬、七曲署職員の給料を載せた現金輸送車が、警察官に「化けた」者を含む男たちに奪取された。
そんな頃、「宗吉」では、一係では馴染みの記者・優子が珍しく給料支給直前でおけらのゴリさんに飯を奢るというが、ゴリさんはうさん臭さを感じて断った。
優子は他意はなかったが、そこにボスから給料強盗の報せがゴリさんにも入る、さらに警察の威信にかかわることなので、極秘捜査が指示されたが、優子に何かあったことを悟られてしまう。
優子は記者仲間の竹内と麻雀屋に居た山さんにカマをかけてみるが、山さんは全く知らぬ存ぜぬ、しかしまたも署から電話が入ったが、山さんは麻雀屋に居座る様子。
一方、一係では既に捜査が進められていたが、強盗に関係したと思われる警察官の人相は不明、ボスは念のために七曲署員の面通しと全員のアリバイを捜査することを長さんらに命じた。
極秘捜査を進めていて、バレる気遣いが無かった中、記者たちが事件をかぎつけた。どうやら犯人が優子に密告したらしい。
記者たちが一係部屋に押し寄せる中、ボスたちは優子だけ呼び出しニュースソースを訊くが、優子は断固答えない姿勢だったが、尾行しない代わりに輸送車のありかを教えてくれた。
しかし、発見された輸送車にはめぼしい証拠が皆無であったため、警察犬が出動したが、老犬・ジュン号がやってきてしまう。他の若い犬は捜査で出払っていたためだ。
長さんが懸念する中、ゴリさんだけはジュン号に期待満々、一方長さんの警察官捜しは現役警官については収穫がなく、ゴリさんは映画会社の衣装を当たったが徒労に終わったが、
マカロニは出来上った犯人のモンタージュを見て気になることを本庁で調べはじめ、山さんはなぜ優子に犯人から接触があったのか気になっていた。
そんな時、七曲署の正門で偶然すれ違った山本派出所の岩本巡査にジュン号が噛みついてしまい、いよいよダメ犬のレッテルを貼られてしまう。
さすがにゴリさんもジュン号に対してあきらめを抱くが、宗吉はそのゴリさんにジュン号を信じて岩本を調査すること、自分自身も刑事を辞めてから刑事時分に思い上がっていたことをゴリさんに話して諭した。
手がかりが無い中、一係総動員で優子の「接待」が始まった。優子の機嫌を良くして犯人は誰かを聞き出そうとする作戦だったが、
ジュン号のことを馬鹿にした優子にゴリさんが激怒してしまう。ただ、そんなやり取りの中で優子はふと一係部屋に貼ってあった三億円事件の手配書を見て何かに気付いた・・・・。


1972年末の総決算的意味合いもあり、色々とてんこ盛り状態といった感じでしょうか(^_^;)

まずは、初期セミレギュラーの顔見せ、
優子記者の実質主演編です。
また、久々に宗さんが登場、ゴリさんを食事面含めてサポートします。
優子記者・竹内記者も#4以来の登場、今回は優子記者が主役なので、それに振り回されるゴリさんはじめ一係と云う構図。
両記者は本作が最終出演になります。

老警察犬・ジュン(初代)の登場。
なかなか味のあるいぶし銀の演技を魅せてくれます(^_^;)
後年の天才警察犬・ジュンとは「別犬」ですが。
長さんの意外な苦手っぷりも披露です。

犯人捜査も優子記者が絡みながら3億円事件が出てきてみたり、結構入り乱れた感じ。


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