細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都福生市熊川一番地
天麩羅もりそば¥1300=Aざるうどん¥800・/span>
福生の地酒「多満自慢」を造っているのは文久3年(1863年)創業の石川酒造。その敷地に建つ明治31年造の土蔵(国登録有形文化財)が食事処「雑蔵」である。蔵独特の重厚な造りをモダンにアレンジして居心地の良い空間を演出している。酒造りの「仕込み水」を使って打った蕎麦は香りが立ったストレートな味わい。天麩羅は海老と季節の野菜でボリューム満点。うどんは白色でキラキラと輝き喉越し抜群。刻んだ岩海苔の風味が上品な粉の味わいを引き立てている。「雑蔵」は50席だが、別棟の「向蔵」(明治29年造)は70名規模の宴会も貸切で利用できるそうだ。
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秋田県由利本荘市上横町28
中華そば¥450・/span>
由利本荘市中心部の区画整理事業でリニューアルした老舗のそば店。ホールに40人、座敷に20~30名の収容。入口の帳場で食札を購入するシステム。色分けされた小判型の札が懐かしい。そばとうどんも扱っているが殆どの客は30度以上の気温にもかかわらず温かい中華麺を注文している。鶏ガラベースの醤油味スープに中太の軽い縮れ麺。トッピングはメンマと小口切りのネギに小さいブロック切りの鶏肉。すこし甘味を感じる味付けの肉とコクのあるスープと滑らかな麺のバランスが絶妙。ボリュームたっぷりで450円は味も値段も忘れられない昭和の一杯だ。
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