晩学に小さき応え冬苺 たけし
俳句は古希を過ぎてからの晩学だ
学ぶというよりはたっぷりとある余生という時間
この費やし方のひとつのつもりだった
しかしながら同好者の真面目な取り組み
真剣な学ぶ態度に触発された
学ぶからにはと少々の苦痛は覚悟して取り組んで
どうやら7年目に入ったところだ
句意はその成果が少し自得できたという気持ちを
見過ごされることの多い野の「冬苺」に擬えた
俳句は古希を過ぎてからの晩学だ
学ぶというよりはたっぷりとある余生という時間
この費やし方のひとつのつもりだった
しかしながら同好者の真面目な取り組み
真剣な学ぶ態度に触発された
学ぶからにはと少々の苦痛は覚悟して取り組んで
どうやら7年目に入ったところだ
句意はその成果が少し自得できたという気持ちを
見過ごされることの多い野の「冬苺」に擬えた
2018/7/7 29伊藤園新俳句大賞 諸家 佳作