快気分析

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仕組みとアプローチ -  伊豆大島と三宅島でVIVAの地震計RMS振幅データにパターン変化発生

2020-07-01 21:47:39 | 地震 津波
 今日は千葉県東方沖でまた地震が有りました。
                        Mj    最大震度
2020年7月1日 18時25分ごろ  千葉県東方沖   4.5      2

 先月25日に発生したMj6.2の震源とはやや離れてはいますが、同じ千葉東方沖では有ります。
 それで周辺で何か無かったか?と調べてみたらVIVAの地震計のRMS振幅データに変化が有る事がわかりました。

引用開始 2件(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_osma.html

VIVAトップページ 伊豆大島観測データ

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_miya.html

VIVAトップページ 三宅島観測データ

引用終了
 
 地震計のRMS振幅データの画像は直接ご覧ください。
 これを見ると、先月25日4時47分ごろに発生した千葉東方沖の地震、Mj6.2 の時刻から数時間後を境に、その後は伊豆大島では2つの観測点であるOOHVとGJKVでそれまでより乖離が大きくなったままとなっています。
 また三宅島では2つの観測点であるMKAVとMKKVについてこの地震より数時間前からそれ以前より乖離が小さくなったままとなっていてその後も乖離は小さいままとなっています。
 これは「6月25日のMj6.2の地震がこのウネリによる地殻かプレートのバランス変化によるものなのかも知れない」、と言う事が或いは考えられるのかも知れません。
 では「6月25日のMj6.2の地震によって地殻かプレートのバランスが変化したからRMS振幅計データのパターン変化が起きたのか?」と言うと「それは無い」はずです。
 何故ならこの地震の数時間前から三宅島ではRMS振幅データのパターン変化が起きていたからです。
 これが太平洋プレートの変化なのか、フィリピン海プレートの変化なのか、或いは双方の相互関係の変化なのか、ですがいずれにしれも変化したまま先月24日以前のパターンに戻っていないので、今後関東以南でどのような目立つ地震となるのかについては注目しています。