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仕組みとアプローチ -  再考1 ワシントン上空での旅客機と軍用ヘリ衝突事故

2025-02-09 07:21:26 | 航空事故
 今月1日の記事、サブタイトル「ワシントン上空で発生した旅客機と軍用ヘリの衝突事故とその原因」の続きです。
 記事を書いた後、更に新たな情報が出て来ました。
 それは「軍用ヘリ 高度制限」とかのキーワードでネット検索すればわかる通り、「事故当時、軍用ヘリが高度制限より高いところを飛行していた」と言うものです。
 旅客機との衝突を避けるためこの空域でのヘリの最大高度は200フィート(約60メートル)と定められていたにも拘わらず、航空管制塔のディスプレーには、衝突時のヘリの高度は300フィート(約90メートル)と表示されていた事が国家運輸安全委員会(NTSB)より公表されました。
 これが事実だとすれば、「なぜ管制官は軍用ヘリに高度を下げるように指示しなかったのか?」となるのですが、それは判りません。
 高度制限を超えてしまっていたのをわかっていたのに容認していた、だからこそ「旅客機の後方を通過してください」と伝えたのか? それとも高度制限を超えてしまっていたのを見落としていた為、高度差で衝突の危険は少ないと考えていたものの2重の安全対策として念の為に「旅客機の後方を通過してください」と伝えたのか?
 少なくともこの2つのうちのどれか、と言う事にはなると思いますが実際にはどうだったのでしょう。
 

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