
ちょっと写りが悪いですが、新しくなったホームページの表紙です。次の個展の日程が載っています。来年は、東京での個展が控えています。

そのページにヒロク二マンダラというのがあります。この写真の中に画集が埋め込まれていて、ページが開きます。ヒロク二センセイとわたし、猫達と作品が無造作に写っています。私達は、庭の広い、3DKの築46年の古い家を借りていてます。トイレには紙切れや板に彩色したものが置かれ、土にハブラシが立ち並ぶ不思議な光景。ヒロク二さんの絵から作ったヒロク二人形や個展には出さないものがたくさんある。
アドレスは、http://www.hirokuni.com/index.html
コピーして一度ご覧になってくださいね。
永遠の不良少年の日常をごらん下さい。
非行少年と不良少年は似ているようで、全く違う。「精神の不良をするためには、芸術が一番だと思った」とヒロク二さんはよく言います。精神の自由の一歩ですね。ふっと、三島由紀夫の「不道徳教育講座」というのを読んだのを思い出す。すっごく愉快な気持ちなった。不良性というのは、まじめなんです。古い本ですが一読の価値あり。似たものに、マルキド・サド侯爵の「悪徳の栄え」も読んでいくうちに、悪をつらぬこうとすればするほど、だんだんモラトリアム(道徳的)になっていく。読んでいくうちにアレアレと思うから面白い。ヒロク二さんの生き方にも、精神の遊びがあるのだろうと思います。