goo blog サービス終了のお知らせ 

武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ヒロク二さんにネイルアートをして貰った

2009-12-23 22:26:38 | Weblog

昨日は、ギャラリー島田での忘年会があった。今年は「しあわせ食堂」の本が出版されたし、いい年だったなぁと振り返る。たくさんの方にもお世話になった。そんな思いを抱いて、忘年会には行った。下が出版された「しあわせ食堂」です。読者からは好評を頂いております。

しあわせ食堂
武内 ヒロクニ,毎日新聞夕刊編集部
光人社

このアイテムの詳細を見る

ヒロク二さんは、前日からマニキュアをして欲しいと言われていた。「それなら、ネイルアートしてくるから、何色がいい?」と聞いたら、「真赤か、黒、ウルトラマリン」という。「店じゃなくって、俺がしてやる」と言う。普段は料理三昧なので、あまりマニキュアはしない。特別なときにするぐらい。チョコレート色のマニュキアにピンクがほんのりメタリックなマニキュアで上から模様を描いてもらった。めんどくさかったのでぶうぶう文句を言ったが、してみるとウキウキしてきて、化粧を念入りにしてしまった。アイラインなんかもひいて、黒っぽい目元にピンクの口紅をつけたりして、ノリとしてはコスプレになり、ミニのスカートを履いた。その上にトレンチコート着て、ゴージャスなファーのようなマフラーをした。本来ならブーツがベストで決まりなはずだが、履き易い靴にした。確実にタクシー代がうくから。好印象をもたれないだろう服装だ。でもウキウキしていた。そのウキウキは鏡さえ見なければ萎まないと確信していた。最近、化粧したら別人と言われることが多くなり、どんな風に化けようかとよく考える。ファションって面白いね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒロク二さんは、「京都のぶぶづけ」をする

2009-12-23 22:06:22 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年1月30日(火)掲載のえ

お茶漬けの絵(中村メイコさんの話)

結婚当初、ヒロク二さんは優しくて、ケーキを2個買って家に帰ってくることが多かった。いつも、「先に選びなさい」と言われて、好きな方を迷わず選んで食べていた。ある時、「そんなに好きなら、2つとも食べてもいいよ」と言われて、すぐ迷わず食べた。自分は食べずに、わたしに譲ってまで食べていいなんて、なんて優しい人と感心していた。ところが、ヒロク二さんは、なんか顔が険しくなってきて様子がおかしくなった。「君は、本当に2つとも食べるなんて信じられない」と言い出して「普通は、あと1つは食べないものなんだ!!」と怒っている。「だけど、食べていいって言ったよ」と正直な気持ちを言ったが、「自分だけ食べて」とむくれている。京都に下宿していた事のあるわたしは、思わず「京都のぶぶづけ」の話を思いだした。帰り際「ぶぶづけでもたべていかはりますか?」と言われても、決して「食べます」と言ってはいけない逸話。わたしは思った、「わたしは1つ食べたから、もう1つはヒロク二さんに食べて欲しいわ」と言えばよかったのねと。
しかし、現在は、ヒロク二さんは、強行手段に出ていて「○○作って」とよく言うようになり、作ると必ず2等分して「サホリ、食べよう」と言うようになった。それを食べる時思い浮かべる光景は、テレビで見る部族と日本人の交流で食事を共にしている光景だ。拒否すると信頼関係が崩れるというやつ。友好関係のための食事ですね。「京のぶぶずけ」より「部族の掟」の方がキョーレツです。苦しいなぁ。
何故拒否しないのか?一応、夫がカラスが白いといえば、そーでございますねと言う努力をしているのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする