窓枠から星の灯かりが見える。
目を凝らしてみると、薄っすらと四角い、枠が描かれています。
この絵は、クレヨンで描いたのか?と思っていましたが、
色鉛筆のタッチが分からないくらい塗りつぶしてあります。
いつもの絵の感じと違い、「ちょっと、私を見ないで下さい。」と、隠れているような絵。
「俺の絵は、ドウだ!」という感じがなく、
「ドウだ」をパーセンテージで表すなら、30パーセントと判断しました。
この絵を見ていると、センチメンタルな淡い感傷的な気持ちになります。
どういう気持ちの時に、この絵を描いたのか気になります。
この「ドウだ率」というのは、赤瀬川源平氏のエッセーで語られていて、
例として、「叶姉妹なら、おっぱいドウだ!」で、おっぱいドウだ率は、100%と、説明してありました。
赤瀬川氏って、面白いこと考える人だなぁ~と、本を読み終えた後思いました。
(本のタイトルは忘れた・・・)
赤瀬川源平氏は、美術家でもあるのですが、文章もなかなか良くて、つい読んでしまいます。
ヒロクニさんのように、一枚の絵を描くというタイプではなく、
発想のユニークさが、持ち味で、軽快な発想が人を愉快にさせてくれるタイプの方。
ヒロクニさんも一目置いています。
ヒロクニさんと同じ、昭和12年生まれだったと記憶していますが、
近年亡くなられたようで、寂しく思っています。
「老人力」という本が、ベストセラーなったときがありましたが、その著者が、赤瀬川源平氏です。
「トマソン・路上観察」も、面白かったし、発想がいつも光っている方でした。
私の方は、やっと刺繍のカバンを仕上げました。
2ヶ月ぐらいかかったように思います。
↓それがこちら。
シックな感じの仕上がりになって良かったとホッとしています。
このどんぐり模様が気に入って図案を選びました。
自転車のかごにバッチリ入る大きさに作ってあります。
内側は、水色のリネンで袋状にしてあり、底板(ボール紙とプラスティック)もつくり布を張りました。
持ち手も、同じ布を4枚重ねにして縫って作った。
クルクルと4つに折りたたみ縫ったのです。
こんな風に丁寧にかばんを作ったのは、初めてです。
模様のアップは、
↓こちら。
間違えている箇所もありますが、あまり気にならない模様で助かっています。
クロスステッチの古典的な図案もたくさんあり、普通の刺繍もいいけど、
クロスステッチにも魅了されています。
しかし、我家のピピちゃんには、邪魔されました。
↓
これは、底の部分の布を断っている時なのですが・・・・。
上に乗る。
↑その上、寝る。動かない。
そして、黒い布に、ピピの毛がびっしりと付くのであった。
ヒロクニさんからも、「今日は仕上がらないの?」と、毎日催促を受けるようになって、
この2匹から、早く終われと催促されているような感じである。
かまって欲しいのでしょうね。
↑庭では、里芋が成長してきています。
↑今年は里芋を多く植えました。
そろそろ土寄せをしないといけないのでは?と思っています。
左にの下の隅に見えるのは、朝顔。
昨年の夏は、朝顔が清々しかったので、新しい種類のものと、
昨年取っておいた、白とブルーの班入りの朝顔を育てています。
今年は、里芋の葉は大きくなるので、ジャングルのような庭になりそう。