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武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

秋の夕焼け(作品紹介707)と 思わないことは果たされない。

2022-11-07 14:25:18 | Weblog

「秋の夕焼け」

秋に入り、陽射しが斜めから射す。

陰影にオレンジが混ざり、どことなく茶色っぽい。

夕暮れになると、太陽の陽光と青い空の色が交じり合う。

そして、雲が流れてゆく。

すると、黄金色のように輝く瞬間来る。

燃えるように赤くなったかと思うと陽が沈む。

一日が、終わる知らせだ。

 

ほんわりした作品で、フワフワ感がある作品。

秋も深まり、紅葉も見られるようになり、赤や黄色が目に付く季節に。

そう思っているせいか、この絵が目に留まった。

いつもの色彩がギューと詰まっている絵と違い、

もの寂しさを感じるところが秋だ。

だから、「秋の絵」としていいと思ったのです。

中央の黄色の部分が唐突で、“バナナ”に見えてしまうのですが、

わたしの頭の中では、これは「バナナフィッシュなのだ。」と思い込むことにした。

“バナナフィッシュ”というのは、D・J・サリンジャーの小説、「バナナフィッシュに最適の日」に出てくる魚のこと。

確か、「ナイン・ストリーズ」に入っている物語だったと思う。

海の中で“バナナフィッシュ”が泳ぐ様子や、

後半かな?部屋の中を泳ぐ“バナナフィッシュ”の様子がショッキングで、

こんな小説があったことに驚いていた。

いつまでも、この情景の妄想、いや想像した光景が焼きついているので、

「バナナみたいだし、バナナフィッシュよね~、コレ。」と妄想しているのです。

サリンジャーを手に取ったのは、高校生だったのでカルチャーショックを受けていたわけです。

しばらくは、わたしの周りでも“バナナフィッシュ”が泳いでいましたから・・・・。

(頭おかしいです・・。)

それが、この絵を見て復活した。

黄色い魚、それも斑点のある魚が復活して漂ってマス。

 

わたしの頭の方は置いておいて、夕暮れの時間の中で、

電車の走る音や、灯かりの点いた窓があり、

まだ見える青空、ゆっくり動く雲、ほんのりとした寂しさが漂いながら浮かんでいる。

何となく切なさを感じます。

また、童心に返ったような気持ちになり、

かつて、子供だった頃を思い出す絵です。

 

良人が制作に励んでいる横で、自分に関心が向いている妻。

自分のことに思いが向いています。

悟られないように「わたしはあなたのことで一杯なのよ。」と言うシグナルを送りつつ、

自分のことに勤しむ。

「あっ、今は自分に関心が向かう時期だ。」と思ったのは、

外出した時に、今まで使っていた化粧品が合わなくて、

新陳代謝のように変えないといけなくなっていることに気がつき、実行に移した時に思ったのです。

あれ?自分にかまけているじゃないと。

そして、「今は、自分にかまける時期なのかも?自分を追及する時期かも。」と思ったわけです。

60代は、化粧も薄付きで、目元も明るく。

つい今までの延長でしてみたら、目がパンダになっていた。

ヒロクニさんは、「いいじゃないか!」とパンダの目元を見て褒める。

幽霊みたいな顔を鏡で見て、

「こいつは、娼婦みたいなのが好きなのか?」と。

理想が実行できる化粧品は、どれか?

もう、見ているだけで、波に飲まれて溺れそうな感じである。

智恵熱が出そう・・・。

それに、すっかり化粧品も進化している。

もともと、化粧品とかに関心が薄いほうだったわたしにも分る進化だ。

ヒロクニさんは、「化粧してくれ!俺、化粧に賛成!」と言いながら、

レオン・ラッセルのCDを取り出し、

↑「これも、メーキャップだからねぇ。」と言い、見せられた。

「こんなの、嫌!」

「もう、何考えてるの!」と、憤慨した。

あと、最大の問題である目元のくまはどうしたらいい?を解明していくと、

わたしのくまは、目元がたるんでいるせいで出来ているので、消えないそう。

指でくまの部分をひっぱたら、薄いしみぐらいだったので驚きました。

こういう人は、ストレスで歯をくいしばったりして、顔の筋肉が引っ張られすぎてたるみやすいのだそう。

「歯軋りして寝てたよ。」と言われることもあって、そういう日は、顎がだるい気する日もある。

歯を食いしばる行為は、顔の筋肉が不自然で硬くなっているらしい。

それには、顔の筋肉を伸ばしてあげないといけないそうで、顔の体操が乗っていました。

口を立てに開けると、筋が引っ張られて痛い。

すっごく痛い。

そうこうして、一週間ぐらい経って思ったことは、意識を集中してかまけた分、

少しづつ手に入れているもので、改善され、ましになっていることを実感しています。

思えば、ましになる。

これは、外見ですが、それ以外にわたしの中で、挑戦してみたいこともはっきりしてきました。

野望みたいなものなのですが、ここに書いてしまうと果たされないかもと思い書きませんが、

挑戦したいことがある。

「まず、思うことありき。」

思わないことは、果たされません。

私なんて、・・・。と思わずに、やってみよう!

こんなふうに考えています。

そうやって、自分にかまけて、ヒロクニさんをないがしろにすることが増えませんように。

一応、主人を立てる古いタイプの妻のつもり。

こんなふうに過ごしていたら、庭はほったらかし、掃除もしてないという事態に。

そう言えば、ヒロクニさんにも、わたしから話しかけてないという、ないない尽くし。

とりあえず、食べないと思っているから、料理ぐらいはしています。

 

 

今日は青空がきれい。

↑松の木が大きくなってしまいそびえ立っています。

この松の木で日の光が遮られていて、日当たりが悪くなっているのが残念。

 

↑青空を見ているのか?

この風呂敷の上が気持ちいいみたいで、よく昼寝をしています。

↑ことしのビオラ達。

リボンで色分けしています。

種からなので、寒くなった頃にやっと花をつけます。

好きな黄色のビオラは無事に咲くかどうか、いつもハラハラしながら育てています。

 

今日の絵は、ほんわり漂うような色鉛筆画。

秋に合っていると思って取り上げました。

おばさんの化粧の話なども書いてしまい、聞き苦しかったかもしれません。

「思わなかったことは、果たされない。」に重きをおいているつもりでした。

自分自身に、向かってこの言葉を投げかけてみました。

今日も、最後まで読まれた方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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