武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

線がポップ(作品紹介708)と プレミアムノイズのライブに。

2022-11-14 16:08:33 | Weblog

OSAKA、KOBEと書き込まれています。

阪急電車で行く、大阪、神戸の道のりの事だと思われます。

下部に描かれている円径は、車輪なんでしょう。

正面を向いているように見えるのは、電車?

車輪の向きからすると、アクロバットな関係だ。

大阪に着く前、長い橋を行き、淀川を渡る時があります。

その時、前方を見ると、大きなビルがそびえたっているようすが見渡せ、

ビルの群れを見ると、大阪に着いたなといつも思う。

そんな印象が詰まっている絵だ。

上部に描かれた人物は、きっと武内でしょう。

都会で珈琲を飲む自身じゃないかな。

この絵は色はポップではありませんが、線がポップに感じます。

それは何故?

当人は、「絵柄はトランプみたいだけど、これ取り上げてくれない?」と言いながら、

手渡されました。

トランプの柄だとすれば、キングかジャックだ。

どっちなのか判断できません。

こういう絵を描いている当人の近日の写真があります。

こちら↓

阪急三ノ宮駅を出たところで撮った写真。

85歳の画家です。

大真面目に、こういう絵を描いています。

この日は、ライブに行った帰りで途中「もう歩けない。」と言われ、

私が気を揉む惨事がありましたが、帰りの道のりは駅まで送って下さる方が現れたり、

痛みでわたしに怒りに満ちた表情を向けるので、

なんとなく先に歩いて良人を置いてけぼりにしてしまったりしたが、

その変わり、優しい女性がいて、夫の腕を取りながら歩いてくれている人を発見。

そのせいか、帰りはなんとか無事に。

もう、送ってくれた方や優しい女性に感謝でした。

わたしは「何故、足が痛い人に優しく出来ないのか?」と、自分に問うた。

出来ない理由は、「怒りで満ちているところへ行きたくない。」だ。

行きは怖くて、帰りはよいよい。

とおりゃんせの歌の反対になった。

行きは、会場へ着いて席に座った瞬間、空中のあらぬ方向を向き、

「ああ、疲れた。」と呟いた瞬間があったくらい憔悴していた。

帰りは気持ちだけホッと。

今は、2人で歩く時間を取っています。

こんな事がなければ、一発奮起しなかったと思えば、怪我の巧妙だったのかも。

散歩の途中で必ず、パンを武内は買います。

それが楽しみのようで、フランスパン風の生地にたっぷりのチーズとベーコンの入ったパンを買う。

「さほりは買わないの?」と言われるが、

主婦ですから買いません。

財布の紐は硬い。

家計を預かる身ですから・・・。

 

今回行ってきたライブの動画が上っていました。

こちら↓(中央になっている)

実は、ライブでギタリストのエリック隊長さんは、若い頃からの友人なのです。

結婚して明石に住んでいた頃一時にも、行き来がありました。

このブログにコメントがあり、

25年ぶりに再会すると、すっかりミュージシャンになっていて、ライブをしているという。

再会したと思ったら、すぐコロナで大変になった。

そんな経緯があっての、コロナ後のライブでした。

プレミアムノイズがバンド名。

ライブ会場は、須磨の海沿いにあるレストラン。

海風が吹いて、夕焼けに包まれながら到着しました。

(私は、気苦労をためていましたが・・・、地球は回るです。)

下の動画では、2:40ぐらいから、彼のギターが前面に出てき始めます。

わたしはあまり音楽には精通していないので、なんともいえない人だが、音色が好き。

ヒロクニさんも「日本人離れしたところを最大限に生かさんといかん。」と。

ジャンルは何か?会場にいる方から「フュージョンですよ。いろんな音楽がミックスされているでしょ。」と伺いました。

だから、ジャズっぽくも感じるわけだと、納得していました。

 

この動画は、最後の曲だったと思う。

オリジナリティが高く、独特。

後半、フリージャズを思わせる演奏でもあった。

彼の若い時も知っているせいか、個人的にとても感慨深いライブでした。

ただ、わたしの友人ということは、彼は若くはない。

若い、若くないそんなことを取り払って、やっている姿に胸打つものがあるのです。

ヒロクニさんは、「彼はリーダーをやっていける。後は身体を大事にすることだ。」と言い、

「子守唄はいかん。」と言う。

その子守唄って?また、謎の言葉だ。

そんなのなかったのですが・・・ね。

やっぱり、ロック喫茶を経営していたヒロクニさんは、もっとガンガンなものがいいのか?

時々、ジミーヘンドリックスをかけていて、CDラジカセから“Fire”という言葉を耳にすると、激し~と思うもの。

J・ガイルズ・バンドというのも掛けられると、今度はノリノリ。

かけながら、フェイ・ダナウェイの旦那だからね~と付け加える。

そうなんですか・・・という具合。

最近、クラッシクを聴かない。長くかかっていない。

ピアノが好みだ。

わたしは弦楽が好きだ。

やはり違いがある。

ところで、ヒロクニさんのCDをわたしがかけると、選曲が間違っているのか

すぐ変えられるということがあります。

わたしも実験のように、ヒロクニさんがかけているものをワザと変えてみるということをしたことがあります。

ヒロクニさんは、アトリエから出てきたら、すぐ変えてアトリエに行くのです。

何回かくり返しましたが、その度に無言で変えてアトリエへ。

人がかけるとだめなんでしょうね。

VOXヒコーキ堂を経営していた時、店を離れている時でも電話を入れ、

「今は○○をかけとけ!」とやっていたというエピソードは本当なんだと思います。

その頃撮っていた8mmフイルムが1つ見つかりました。

どんな感じなのか、当時を知らないわたしはワクワクします。

(映写機がないから見れない。)

それに、ヒロクニさんの若い時だしね。

 

 

↓庭では柚子がなっています。

もうすでに料理に利用していて、鰹のたたきに柚子の実を絞りました。

にんにくのすりおろし、しょうがのすりおろし、ねぎ、たまねぎのスライスを添えて。

もっぱら、湯豆腐や鍋で活躍する。

その他は、小芋を薄味で煮たものに、皮をすってまぶしたり。

↑庭は、花が少なく冬枯れ状態。

どこにルピナスの苗を植えつけようか思案中。

日当たりがいい方がいいみたいなので、

いったん鉢に植えるものと地植えにするものと分けた方がいいかもと思っています。

気温が下がると日の光のようすにも変化する。

秋は暖色を感じ、冬になると青み、もしくは透明な感じがするのです。

“冬は、青い”で始まる詩を書いたことを思い出しました。

 

今日は、話の内容があっちこっちへ。

ヒロクニさんが言う。

「男が何かやろうとしていることに、協力するのは当たり前だ。」と。

わたしも及ばずながら、そうだと強く思った。

また、ヒロクニさんの変わらぬ姿は2つあって、絵を描く姿と食器を洗ってくれる姿だ。

過去に喧嘩して「離婚だー!」と思った時に、

意外と「いや待て・・・。」とこの2点が歯止めをかける。

意外なんですけど、誠実な姿を感じるものがあって・・。

 

今日は、話があっちこっちに。

今日もお読み下さったかた、お付き合いありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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