オレンジ色と黄緑が、実物は鮮やかなのですが、出ませんでした。
この2色は、蛍光色なので、スキャナーで画像を取り込むと、ほぼ無色になってしまいます。
写真で写すとなんとか色が出るので写真からのもの。
今、WBCにて日本が優勝し、沸いています。
ヒロクニさんも、時々テレビでの中継を見ていました。
子供の頃は、野球選手になりたかったというくらい、
少年野球にはまっていた時期があったそうです。
右の並んだ5個の丸を見ると、「野球の球」に思えるのは、その話のせいかも。
中学は碌に登校せず、放課後、野球をしに登校するという生徒。
そんな日の夕焼けの風景なのか?と思いながらこの絵を見ていました。
その頃の校舎やグランドが描かれているようにも思えます。
昭和12年生まれなので、昭和溢れる風景を想像するのでした。
月日が流れるのは、早い。
何気なく、ヒロクニさんに「北野ガーデンが閉館したんだって。一緒に行ってから1年になるね。」と言った。
すると「えっ、あれからもう1年だって!3ヵ月前のように思っていた!」と、真顔で言う。
3ヶ月前と思えるほど、ヒロクニさんの中では月日が早く去っていているようで、
同じ空間で生活していても、時間の流れが違うようです。
3ヵ月前には、いささか驚いた。
ヒロクニさんも、少し年を取ったのか、同じ質問をされることが多い。
「今日は、何日?」
「今日は、何曜日?」
「明日の天気は?」
この3っの質問が、毎日の中でどれだけ繰り返されるか・・・。
同じ質問が5度目に入ると、「カレンダーを自分で見なさい。自分で見ないから忘れるんだって!」と言い、
「ボケているの?」と言うと、
ナンだと!その辺の老人と一緒にするな!という顔で、睨まれる。
くわばら、くわばら、と刺激しないように退散する。
わたしも北野ガーデンに行った日から1年経った今、何を1年していたのだろう?と思った。
家事をしていた。
ご飯を美味しく食べていた。
息していた。
最大のこととして、7月から仏教でいうところの“内観法”を今まで続けている。9ヶ月になる。
この9ヶ月は、楽な姿勢でじっとしている時間が多く、
人が見ていたら無益な時間を過ごしているように見えると思う。
幸い、ヒロクニさんは仏教に知識があるので、説明すると、
それをしていると分かってくれているのでありがたい。
歯軋りの元を断つ!
これが目的でしています。
しかし、その原因として肩こり、首のこり、顎の付け根、足、胸、腕、足の指先まで
全身に変化を感じることから、単なる歯軋りではないみたい。
時々、いったいなんだろうと何度も思う。
今は、首がゴリゴリいわなくなり、首がよく回るようになった。
不思議なのですが、効果としてはそれが一番変わったことでした。
今は時間があれば、内観法をしているのです。
あと、もう少しで歯軋りの元を断てそうな気配もする時がある。
今は、歯軋り自体は全くしなくなった。
それと、顎も幾分か楽に、力が抜けたような感じになっています。
仏教の教義、実行編に明かりを見出した次第。
はじめて、うまくいった過程を実感できて、このことだけが1年の間の大きな変化こと。
もうそれ以外のことは、淡々と過ぎ行く日々だったのだなと思い返しました。
こういうことを書くと、ヒロクニさんも難儀な妻を持っていて大変だなと思います。
部屋でじ~としていて、不気味な妻。
普通の人だったら、「何してるんじゃー!気持ち悪いやめろー!」ってなると思うのだけど、
説明すると「分った。」と言ってくれ、変化を話すと、
「そんなふうになるというのが信じられない。ふぇ~!」と驚いてくれたり。
そういう面では、とてもありがたい。
そんな日常を送っていると、猫のピーちゃんだけがわたしを許してくれなくて、
顔の前で鳴いたり、わたしの手をなめてみたり、時に顔を殴る。
かまって欲しいらしく、頭を撫でるまで、いろいろ仕掛けてきます。
ピーちゃんとヒロクニさんて、よく似ているなと思いながら、
「ピーちゃん、そんなことでどうするの?
ヒロクニさんと似てきちゃって・・。
わたしが大変じゃない。
ピー、分った?大変なんよ。」
と言いながら、頭を撫でます。
ゴロゴロ~、ウググゥ、と喉をならし、ご機嫌なようす。
あんまり、分っていないみたいと思いながら、「ピーは、可愛いね。」とピーに言います。
過ぎ去った日々は、「光陰矢の如し」といいますが、
まさにその真っ只中。
人生後半に差し掛かり、どうなるのでしょうね。
そんなことを思いながら、もう作るのは何個目だろうと思ういちごのケーキを。
↑これはケーキの間の中の部分。
スポンジケーキを3枚に切って、間にクリームといちごをはさんでいく過程です。
この上にさらに生クリームを薄く塗り、生地をのせていきます。
今、いちごが安くなってきているので、作りどきなのです。
2人で食べてしまいます。
今日は、1年の時間を振り返り、仏教の内観法の話しになってしまいました。
内容に興味を持つ人は少ないだろうなと思いつつ、
振り返るとそれしかしていない日々。
そんな内容を読んでくれているとしたら、感謝しかありません。
お読み頂いた方ありがとうございます。