武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

放課後(色鉛筆作品726)と 光陰矢の如し

2023-03-23 18:26:18 | Weblog

オレンジ色と黄緑が、実物は鮮やかなのですが、出ませんでした。

この2色は、蛍光色なので、スキャナーで画像を取り込むと、ほぼ無色になってしまいます。

写真で写すとなんとか色が出るので写真からのもの。

今、WBCにて日本が優勝し、沸いています。

ヒロクニさんも、時々テレビでの中継を見ていました。

子供の頃は、野球選手になりたかったというくらい、

少年野球にはまっていた時期があったそうです。

右の並んだ5個の丸を見ると、「野球の球」に思えるのは、その話のせいかも。

中学は碌に登校せず、放課後、野球をしに登校するという生徒。

そんな日の夕焼けの風景なのか?と思いながらこの絵を見ていました。

その頃の校舎やグランドが描かれているようにも思えます。

昭和12年生まれなので、昭和溢れる風景を想像するのでした。

 

 

月日が流れるのは、早い。

何気なく、ヒロクニさんに「北野ガーデンが閉館したんだって。一緒に行ってから1年になるね。」と言った。

すると「えっ、あれからもう1年だって!3ヵ月前のように思っていた!」と、真顔で言う。

3ヶ月前と思えるほど、ヒロクニさんの中では月日が早く去っていているようで、

同じ空間で生活していても、時間の流れが違うようです。

3ヵ月前には、いささか驚いた。

ヒロクニさんも、少し年を取ったのか、同じ質問をされることが多い。

「今日は、何日?」

「今日は、何曜日?」

「明日の天気は?」

この3っの質問が、毎日の中でどれだけ繰り返されるか・・・。

同じ質問が5度目に入ると、「カレンダーを自分で見なさい。自分で見ないから忘れるんだって!」と言い、

「ボケているの?」と言うと、

ナンだと!その辺の老人と一緒にするな!という顔で、睨まれる。

くわばら、くわばら、と刺激しないように退散する。

わたしも北野ガーデンに行った日から1年経った今、何を1年していたのだろう?と思った。

家事をしていた。

ご飯を美味しく食べていた。

息していた。

最大のこととして、7月から仏教でいうところの“内観法”を今まで続けている。9ヶ月になる。

この9ヶ月は、楽な姿勢でじっとしている時間が多く、

人が見ていたら無益な時間を過ごしているように見えると思う。

幸い、ヒロクニさんは仏教に知識があるので、説明すると、

それをしていると分かってくれているのでありがたい。

歯軋りの元を断つ!

これが目的でしています。

しかし、その原因として肩こり、首のこり、顎の付け根、足、胸、腕、足の指先まで

全身に変化を感じることから、単なる歯軋りではないみたい。

時々、いったいなんだろうと何度も思う。

今は、首がゴリゴリいわなくなり、首がよく回るようになった。

不思議なのですが、効果としてはそれが一番変わったことでした。

今は時間があれば、内観法をしているのです。

あと、もう少しで歯軋りの元を断てそうな気配もする時がある。

今は、歯軋り自体は全くしなくなった。

それと、顎も幾分か楽に、力が抜けたような感じになっています。

仏教の教義、実行編に明かりを見出した次第。

はじめて、うまくいった過程を実感できて、このことだけが1年の間の大きな変化こと。

もうそれ以外のことは、淡々と過ぎ行く日々だったのだなと思い返しました。

こういうことを書くと、ヒロクニさんも難儀な妻を持っていて大変だなと思います。

部屋でじ~としていて、不気味な妻。

普通の人だったら、「何してるんじゃー!気持ち悪いやめろー!」ってなると思うのだけど、

説明すると「分った。」と言ってくれ、変化を話すと、

「そんなふうになるというのが信じられない。ふぇ~!」と驚いてくれたり。

そういう面では、とてもありがたい。

そんな日常を送っていると、猫のピーちゃんだけがわたしを許してくれなくて、

顔の前で鳴いたり、わたしの手をなめてみたり、時に顔を殴る。

かまって欲しいらしく、頭を撫でるまで、いろいろ仕掛けてきます。

ピーちゃんとヒロクニさんて、よく似ているなと思いながら、

「ピーちゃん、そんなことでどうするの?

 ヒロクニさんと似てきちゃって・・。

 わたしが大変じゃない。

 ピー、分った?大変なんよ。」

と言いながら、頭を撫でます。

ゴロゴロ~、ウググゥ、と喉をならし、ご機嫌なようす。

あんまり、分っていないみたいと思いながら、「ピーは、可愛いね。」とピーに言います。

 

過ぎ去った日々は、「光陰矢の如し」といいますが、

まさにその真っ只中。

人生後半に差し掛かり、どうなるのでしょうね。

 

 

 

そんなことを思いながら、もう作るのは何個目だろうと思ういちごのケーキを。

↑これはケーキの間の中の部分。

スポンジケーキを3枚に切って、間にクリームといちごをはさんでいく過程です。

この上にさらに生クリームを薄く塗り、生地をのせていきます。

今、いちごが安くなってきているので、作りどきなのです。

2人で食べてしまいます。

 

今日は、1年の時間を振り返り、仏教の内観法の話しになってしまいました。

内容に興味を持つ人は少ないだろうなと思いつつ、

振り返るとそれしかしていない日々。

そんな内容を読んでくれているとしたら、感謝しかありません。

お読み頂いた方ありがとうございます。

 

 

 

コメント (2)
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