どっちが上下か分かりにくかった絵。
サインがあったので、「こっち向きね。」と判断できました。
この手が付いている人型の形は、最所のメモの段階では、1本の線でした。
ヒロクニさんから「この線で出来た形、いいと思うのだけど、どう思う?」と聞かれたことがあるので、
とてもよく覚えている。
どちらかというと私も視覚的な人なので、人の名前などはすぐ忘れるが顔はしっかり覚えているタイプ。
通勤している時も、何となく人を眺めているが、行きで見た顔が、帰りの電車でも一緒になると
すぐ思いだし、「朝の車両でも、帰りの車両でも一緒なんて、すごい偶然・・・。」等と1人で感心します。
この手付きの人型は、線の状態から太ったり、痩せたり、大きく描かれたり、小さくたくさん描かれたりを
繰り返しながら、アトリエで増殖していました。
この絵では、アメーバーのような細胞が、喜びのダンスを踊っているような感じがして、
この絵を見るとクスッと笑ってしまいます。
そして、ちょっと元気がでるような感じがします。
描く当人は、いつも苦虫を噛み潰したような顔で描いているのですが・・・ね。
その他のメモもあり、変化がわかるように紹介したいと思います。
↑こんな形のメモがありました。
なんか可愛いと思いましたが、ヒロクニさんに「可愛い。」と言うと、
「女はすぐ可愛いとか言いやがって、可愛いって失礼だ!」と言われるので、
「何か弾けてるね。」と言いました。
↑2枚目のメモ。
こちらは、街の絵バージョンの四角い窓のようなものと、色使いが落ち着いてシックな感じに。
ヒロクニさんの画風にどんどん近づいていっているという。
このようにメモは、同じものが自分にピタッとフィットするまで、
いつも書き続けられ、それが本格的にタブローに移行するのにちょっと時間がかかるようです。
しかし、大体80代の画家になると完成されていて、完成されているゆえに同じスタイルを続ける画家が多いと
思うのですが、ヒロクニさんはまだまだ新しいものも生み出したいようで、
仕事台にへばりついています。
このメモは、いつ本格的に画面に登場するのか?
楽しみにしています。
ヒロクニさんの横で、何故か忙しいわたし。
柿の収穫や、土の再生(これが意外と時間がかかる。土を乾かして根を除く作業に根気がいる)、
食事の支度に、おやつ作り、あとヒロクニさんのマッサージと話を聞くこと。
これだけで、筒一杯。
刺繍の時間もあまり取れなくて、ちょっと残念な日々。
その上、アライグマが我家にも出没するようになって、
いつもチューリップの球根が堀上げられていて、
土の上にコロンと球根が2、3個転がっている。
庭に穴を掘るようで、庭も凸凹だ。
お隣の畑では、農作物がやられているそうで、夏はトウモロコシが全滅だったそう。
始めは、アライグマ???あの可愛い顔の???と思っていたが、
話をよく聞くと、「可愛いとかいうけど、良く見たらおっさん顔してるんよ。」と、
捕獲された方は言っていた。
いかに家の庭でもアライグマが悪さをしているか!という話をすると、
ヒロクニさんから「アライグマの話はやめてくれ!」と言われてしまいました。
わたしが育てている花や野菜の近くを穴ぼこだらけにされるので、しきりにヒロクニさんに訴えていたのだろうか?
そんなにひつこく言っただろうか?
自分のことはよくわからないのであった。
↑これが、アライグマの足跡です。
この日は、足跡だけですが、翌日は穴掘ってあって、キャベツと白菜の苗が横倒しに・・・。
猫と違うところは、猫より足跡が大きく、足型がくっきり残っているところ。
(畑の方から教えてもらいました)
↑アップで。
丸っこい足跡なんです。
そしてくっきりと足の形がしている。
これが、アライグマの足跡なんですって!
なんか朝起きてこの足跡を発見すると、なんか疲れるのです。
ピピやんが喉を鳴らして座っています。
まばらな黒と明るい茶色の猫ちゃんなんですが、顔が特に黒いのです。
いつも「ピーちゃん、顔黒いね。」と、顔を見るたび言っています。
他には、「ぴーちゃん、顔に模様が集中して・・・・。」とも言います。
アライグマ、おっさん顔・・・。このフレーズが頭にこびりついています。
トホホ・・・・。
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