武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

みそ汁の巻

2008-11-10 13:18:26 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2007年11月20日(火)掲載のえ

人物は白石加代子さん?

舞台女優の白石加代子さんは、小学校1年の終わりから3年間、父方の祖父母がいる長崎県の五島列島で過ごします。漁業が盛んなところで、伊勢エビやカワハギのみそ汁が、普通の、島の食材だったそう。一汁一菜の食卓で、素材そのもが味わえるみそ汁は、特別というか、それだけでごちそうでしたと語ります。

ヒロク二さんは、ロック喫茶を経営していたことがあります。VOXヒコーキ堂というお店。ロックのライブだけでなく、舞踏のライブをしたこともあり、その頃の話を聞くことがあります。店の仕切りが、ベニヤ板一枚だったらしく、ライブがはじまると、隣の店にひびくような環境の中で堂々と激しい店をやっていたそう。文句をつける人はなっかたといいます。そんな70年代の頃、白石加代子さんの舞踏を見に行ったことがあるらしく、今回はイメージが湧きやすかったのか、みそ汁の絵は、眉間に皺をよせることなく早く仕上がった。

わたしが、美術学生のころ、暗黒舞踏なるものがはやっていて(美術学校の中だけでしょうが・・・・)時々さそわれて行ったことがある。白い粉のようなものを全身に塗って、ふんどしのようなものを見に付け(たまにフリチンの人もいた)、しずしずと動く、また、急に激しく動きだしたりとするのだが、面白いとも、素晴らしいとも思えず、悩んだ。そういう時間を経てから、NHKで白石加代子さんの舞台をみて、格が違うと感じました。芸術は、時間をかけて気づくという繰り返しで解かってくるものだなと思いました。まだまだ勉強ですね。


題「ディスコグラフィー」という作品。
めがねのような形の下に、目らしきものがあり、四角いネットのような耳が面白い。
ジャズを最近よく聞くが、ロックも必要な武内ヒロク二です。
ホルガー・シューカイのムーヴィーズというアルバムをよく聞いてます。
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