武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

きざみミョウガの巻

2009-08-20 00:36:47 | Weblog
毎日新聞夕刊(東京都内版)2008年7月8日(火)掲載のえ

ミョウガって土からにょっきりと出ている芽を収穫するのを知っていますか?

映画監督の是枝裕和さんの映画「歩いても 歩いても」は冒頭のシーンにミョウガを刻む音が印象的なところがある。それは、実体験に基づいたもので、実家に帰ると、母が台所でミョウガが刻む音を再現している。その音は、キャベツやネギを刻む音とも違い、ミョウガだと分かる音。サクサクでもなく、ザクザクという音。そんな音で、母を包み込むようなシーンを撮りたかったと語ります。

夏にミョウガはよく合う。
夏に入るとそうめんの薬味として大活躍のミョウガ。キャベツを刻んだものに、ミョウガや大葉、玉ねぎのスライスを混ぜたサラダも夏らしくていい。ヒロク二さんは、ミョウガのみそ汁が好きだ。香りにハッとするらしい。
いつも献立を考える時、まず野菜室を開ける。そしてある野菜を頭に入れて、次に肉や魚を見る。それから、冷蔵庫の前で上を向いてそれらの材料を組み合わせて料理を思い浮かべる。よしと考えつくこともあれば、足りないものを買いにいく時もある。全く、思い浮かばない時は、そのままスーパーへ突入する。ミョウガのみそ汁は、ミョウガが余っている時に適当な野菜や豆腐と組み合わせた残り物料理。偶然、残りものを整理するためにした料理が、ピッカッと光るときがあり、そういう時にんまりと静かに笑う。気分がいい。

偶然出来た料理は、ゴーヤピラフとか、餃子のピザ風とか、高菜の巻寿司梅干し入りとかいろいろ。
ゴーヤピラフは美味しいよ。ゴーヤを油でさっと炒めて取り出し、ご飯はバターで炒めて、ゴーヤを戻し、軽く塩、こしょう、仕上げに醤油を垂らす。卵なんていれない。かつお節をかけて頂ます。


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