「森の近くの森で」というタイトル。
ここ最近、
「コロナって迷惑!いいかげんうんざりしてきたわ!」
「フン!」
という気持ちがつのり、
新緑の頃、ピクニックしているような気持ちになる絵を選んでみました。
草の匂いや、風を感じてくれると嬉しく思います。
強風は荒々しくて怖いものですが、
頬をなでるような、一筋の風は、幸せな気持ちを呼び起こしてくれるもの。
そういう風を感じた時、「もし、地球上に風が吹かなかったら、人類は寂しいに違いない。」と思ったことがあります。
庭にいる時に、ふっと爽やかな風を感じた瞬間に、そう思ったのです。
この絵は、1996年ぐらいに描かれたものだと推察します。
使用している色鉛筆は、スイス製のガランダッシュのスープラカラー。
私は、長年、武内の色鉛筆の絵を見ているせいか、色鉛筆の種類が見分けられるようになっています。種類によって、表面の雰囲気が違うのです。
今、新緑が芽を出してきて、萌黄色がよく目につく季節になりました。
この絵の人の表情もちょっとイイかも!
今日は、朝から私の方が機嫌が悪く、
長々と何が言いたいのか分からない話をきかされ、
「いったい何の話をしているの?」と、聞き返してしまいました。
意味がわかったら分かったで、
「口ばっかり動かさず、身体を動かしたら。」と、冷たい目でみた。
私の方が忙しさが込んでいるのが分からない人なので、こういう目に会うのです。
ちょっと私の家族の事で、気持ちが忙しく、その合間に料理や雑用、今はブログを書いているので、時間のゆとりがない。
少し、元気がない風に見えるのか、
「さほり、大丈夫か?」と。
また、「辛いだろうけど・・。」と。
そんな風なのかな?と疑問に思う。
忙しく思っていて、早くしようと思ったことを片付けてしまおうと思っている私なのですが、「休憩したらいいよ。ちょっと寝たらいい。」と言ってくれる。
休憩したくないのですが・・・・。
それに寝たくないし・・・・。
何か、ずれている。
「休憩したらいいよ。」と言いながら、
「ちょっとマッサージ頼む!」と。
いいのですが、そんなに休憩というなら、それを遠慮しろよ!という気持ちになる。
とにかく、ヒロクニさんに対して、機嫌が悪い私なのです。
機嫌が悪いというより、そっとしていて欲しいという感じが強い。
ヒロクニさんは、何かずれているが、どうも労わってくれているようなので、
その優しい気持ちは、嬉しく思っています。
こういう状態を把握して、上から、劇場で見ているような感じで2人を眺めてみると、同じ家にいて、「機嫌が悪くなった方が勝ち。」みたいになるのだろうなぁ~と思う。
普段は、ヒロクニさんがそのポジションにいるのですが、逆転しています。
いや、わざわざポジションを譲ってくれているのかもしれません。
ヒロクニさんの方が気持ちは細やかなのです。
何か、ずれてはいるのですがね。
そのせいか、ヒロクニさんは、
「君は、見かけより骨太なところがイイ。」と、言ってくれます。
これって、褒め言葉なのでしょうか?
そうは言っても、優しいヒロクニの一面を感じる今日この頃です。
普段は、自分中心なのですがね。
今もチューリップが咲いています。
4月は意外と気温が低かったせいか、こんな時期まで咲いています。
↑背の高いチューリップは散り、背の低い品種が今咲いています。
芍薬咲きのチューリップと花をたくさんつけるチューリップが咲いています。
↑上のチューリップの写真で撮ってから、雨の降った後、
ジャーマンアイリスのつぼみが伸びていました。
いきなり伸びているのに驚きました。
↑これはそら豆。
豆が上を向いています。
「そら豆」という名前は、豆のさやが空の方を向くことから付けられたようです。
これを、素焼きにして食べるのを楽しみにしています。
さやの中で蒸し焼きになって、美味しい。
↑いかにも花柄という感じに写りました。
刺繍にアレンジしてもいいかもしれないと思いました。
↑ブログに上げる絵をファイルから選んでいたら。
しっかり、ファイルの上で、手をそろえて上に乗ってます。
最近、やんちゃになりました。
腕を広げて、私の背中にかぶりついてきます。
おんぶしてみたいな感じ。
ヒロクニさんは、「ピーは、さほりが好きなんだって。」
「俺と同じなんだって。」と。
“濡れ落ち葉”から言われると、嬉しいような嬉しくないような複雑な気分です。
(やっぱり、ひどい妻かな?)
緑色の発色なのか線の勢いなのか、緑が伸び続けていて、作品の中からはみ出してきそうです。
森も海もヒトも、成長する生命力を感じます。この作品を見て、ヒトは、笑って怒って感じて感覚を表出させることで成長するのだな、と思いました。
「もし、地球上に風が吹かなかったら~」美しいことばだと感じました。そのとおりですね。緑の間をとおってきた風は、感触と香りが格別だと思います。
作品を見て色鉛筆の種類が見分けられるなんて!すごいです。発色が違う、というのは頭ではわかるのですが、実際に見てわかるとは、やっぱりすごいです。
さほりんのことをとても気遣っているのに、「ちょっとマッサージを…」と言う、ヒロクニ先生。さほりんとしては複雑な気持ちになることでしょう。
「君は見かけより…」は、誉め言葉だと思います。「妻が糠味噌臭い」と同じニュアンスかな、と思います。
ヒロクニ先生は、本当にお優しい方なのですね。
とはいえ、さほりんの色々なジレンマも想像できます。
背の高いチューリップと背の低いチューリップが一緒に咲いている姿を想像すると、壮観です。
さほりんのお庭は、これから花盛りですね。そら豆が楽しみです。
そして、ピピちゃん。今回のお写真からも「さほりん大好きオーラ」が出ています。
猫は、一緒に生活するようになってから2~3年すると、一気に甘えっこになるような感じがします。
「がまんしないで甘えていいんだ」と、遠慮と警戒心がなくなるのにそれくらいの年月がかかるのかな、と勝手に思っています。
さりげなく、「俺と同じなんだって」と言えるヒロクニ先生も、すてきですね。
緑の線のタッチが不思議な感じで、ともりんの言うように、緑が繁茂する中、笑ったり、怒ったりをして、ドラマがこの絵には、あるのがいいと個人的に思っています。
今年から、占星術では「風の時代」らしく、風っていいよね!という思いから、風のことを書きました。ヒロクニさんのタイトルにも「風」は、よく出てくるので、風のことをことさら意識しています。
ヒロクニさんは、本質は優しい人だと思っているのです。優しい人は優柔不断だと言われますが、そんな所もあったりして。しかし、芸術家特有の自分中心もしっかりある。(笑)
私も常に控えめに徹することが出来難く、言いたい放題という所もあって、そんな所が、ミックスされての2人の生活なんでしょうね。いつも、その微妙なニュアンスを正確に読み取ってくださってありがとう!コメントを読みながら、ともりんは、私の理解者よね!とエールを受け取っています。
やっぱり、猫ちゃんは2~3年で変化があるのですね。とても、怖がりな子だったのが、わんぱくで、特に甘えるのが顕著になってきています。べったりタイプは初めてで、くっつくのが好きみたい。本来は、人懐っこい子なんでしょうね。猫ちゃんにも、心がしっかりあって、成長するのですね。ともりんは、動物の気持ちがよくわかるのだと思います。そうなのか・・・、と目からうろこです。
ヒロクニさんが「俺も同じ・・。」と言えるのは、ロマンティストなんだけど、恥ずかしいという気持ちが時に吹っ飛び、自分の心に正直というか、直球なんでしょうね。こういう所が、私の頭を空白にさせますが、いい空白なのかもしれません。(笑)
いつも暖かいコメントありがとうございます。