2012年の最後の作品
ヒロクニさんは、一歩も外に出ようとはせず、ほとんど冬眠状態。
つい最近は、寝ても寝ても眠いらしく、3日間すごくよく寝ていた。ほんとクマさん。ヒロクニさんは意外と睡眠時間が短い。毎日制作が終わると、鉛筆砥ぎや、読書、気になる画集を眺めたりしている。TVも見ないのにあっと言う間に夜になる。唯一時間を取るのは「話」。わたしに向かって「絵」の話をしてくれるのだが、話が抽象的なことばかりになると、さっぱり分からなくなる。それでも、以前より「聞く態度」はできてきた。一生懸命、話を聞く。ところが、聞き終わって、2時間もすると「何を話していたんだったけ?」と全く思いだせないのです。
話を聞くフリがうまくなっただけかぁ・・・・・。
しかし、以前の自分を考えるとましになったと自分自身では思っているのです。
以前は、「話」を聞いているうちにイライラしてきて「バカにでも理解できるように、もっと易しく話しできないのか?」と喧嘩ごしになったものだ。イライラしているせいか、いつも机の足に、足の小指を引っ掛けたりして、「話を聞くと、ロクナコトガナイ」とさらにイライラして、足の指の痛さに涙した。そう思うと、わたしは進歩したのです。
「話」を聞くのに、一呼吸というか、頭を真っ白の状態にして、つっかっかる気持ちを取っ払ってから聞くようにしています。
ヒロクニさんの冬の楽しみは、ミステリー小説。いつも、夜静かに本を読んでいる姿をチラッと見ます。わたしはミステリーは読まないのですが、ちょこっと話してくれるので、ミステリー小説の楽しみっていうものがあるのだなぁと感心しています。いつか、ミステリー小説を読むときがあるかもしれません。
去年は、冬の個展で忙しい冬でした。
今年の冬は、冬眠させてあげようと思っています。
家の中で、制作三昧させるのだ!!
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