晦日の日、買い物を終え、冷蔵庫をパンパンにして、師走ムード。
今年は、ミニおせちも作らず、早期割引を利用して「北海道の蟹」を購入しました。
写真は、蟹の蒸し鍋です。
野菜を順番に入れて(白菜、白ねぎ、にんじん、しいたけ、えのき、蒸している途中で、水菜)昆布だしを1カップ程入れて、野菜がしなっとなったら、蟹を上に乗せて、少し蒸して出来上がりです。
蟹、蟹、と旅行会社のパンフレット等で、蟹の料理がドドーンと紹介している写真をよく目にする。「何それ?」と「そんなにしてまで食べたいものかなぁ?」と思っていた人間が、何の気まぐれか、自分で買って一度食べてみようと思ったのだ。だから、少々興奮して、宝物みたいに蟹を見ていた。
そして、ヒロクニさんに「こんな光景は、正月しかない」と何度も言って、「そうだね」と言わす。なんとなく盛り上げたいわたしは、「我が家が特別になった気持ち」を演出するのに、口やかましい。TVも見ないし、(実はTVは、見れない・・・見ようと思えばアンテナを立てないといけない地域らしく、地デジ化するしかないのだが、毎月の支払いの事を考えると節約として見ない道を選んだのです)雑音といえば、わたしの「晴れの気持ち」だけなので、わたしの口は、食べたりしゃべったりで忙しい。いい正月を演出しているつもりなのだが、うるさいだけかも・・・・。「蟹ごときで、ビビッてはいけない!なあ、ヒロクニさん」と良人の背中を叩いたりして、どっちが「おっさんか?」という状態。焼酎片手に、元気なわたしでした。
除夜の鐘がなる頃、年越しそばを作ります。
だしは鰹節の入れすぎか?という位濃いだしを取って、塩ひかえめなだしで、そばを頂きます。
実家でにしんを貰ったので、「にしんそば」になりました。たっぷりなねぎで熱々を・・・。
それが終わると「新年の挨拶」をします。「今年もよろしくお願いします」「今年は、芸術家として新たな出発となりますよう、ヒロクニさん」と言った。ヒロクニさんは、照れているのか、目を大きくして、舌を出したり、引っ込めたりふざける。その姿を見ていると、「ピシッとせんかい!!」と心の中で思ったけど、「照れてるのかもしらんけど、照れているばかりでは、ダメよ!!」と言っといた。お前は、猫か・・・。ちょとねぇ~。
正月の朝は、えびと蟹の雑煮。ヒロクニさんが歯が悪いから、おもちがトロ~とするまで、柔らかく煮ています。
ヒロクニさん2個。わたし3個。これ餅の数。
正月途中、甘いものが食べたいというので、ドーナツを作りました。
初めて作ったのですが、家で作ると安上がりなので「これっていいかも?」と思いましたヮ。
売っているスーパーのドーナツの材料を見ると、凄く沢山の添加物が入っているのですね。知っていて買いますが、意外とドーナツって簡単に作れるのですよ。ちょっと我が家のドーナツは固めなのですが、食べるとポロポロしていて、美味しい。これから、ドーナツは我が家で作ろうかなぁと思いました。なんでもチャレンジしてみるものですね。売っているドーナツは、遺伝子組み換えのとうもろこしや大豆で出来ている「高加糖ぶどう液」がドバッと入っているから気にしていました。
料理三昧な正月でしたが、我が家は、「お金をかけることが、ストレス」なので、手間をおしまないようにしています。
口も便利ですね。人間は、言葉を話す動物だということを、最大限に生かした正月でした。
しかし、ヒロクニさんは正月も制作で、絵から離れられないようです。
制作をしない日はない。長距離ランナーのような感じがします。芸術家には、短距離ランナーで花を咲かせる人もいるが、ヒロクニさんは長距離ランナーでゴールはまだまだなようです。
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