川の匂い、鉄の匂い、遠い空、孤独。
寂しくて明るい神戸の街。
阪急六甲から山側の王子公園を
見てみると、三宮駅。
「西口」と題して作った作品。
阪急、三宮駅西口、
短いエレヴェーターを降りる。
波は岸辺に打ちよせ、地平の向こう。
心のどこかがいつも「行方不明」。
文・武内ヒロクニ
この文章は、トイレの戸に貼り付けてあって、いつも読んでしまうのです。
『心のどこかがいつも「行方不明」』という所で、
私は、心配な気持ちになる。
行方不明な心を探さないといけないのではないか?と、
真剣に思ってしまうからです。
わたしは、心が行方不明などと微塵も感じたことがない人ですから、
「いけないわ。この状態は・・・」とトイレでいつも思っていました。
トイレに行けば、必ず読んでしまっていた文章ですが、
3日程前読んだ時、ヒロクニさんの散歩って、こんな感じなんだろうなぁと
急にストンと腑に落ちたのです。
ヒロクニさんの感性に「センチメンタリズム」というのは、あるのです。
そういう感性から、この詩のような文章があるのだなぁ~と理解ができた。
53歳のおばさんの私をいつも「さほりちゃん」と呼ぶ。
朝、母親のことを「ミネ子」「ミネ」と父親が呼んでいた話をしてくれ、
決して「おい」とか、「おまえ」とか、「お母ちゃん」とか呼ばないところが、
好きだったなぁ~ということを話してくれた。
「さほりちゃん」と呼んでくれる下地があるんだ。と、
色々知った日でありました。
(怒っているときは「君は!!!」なんですけど・・・・)
上記の絵は、街の女の子がモデルのような気がします。
三ノ宮に一緒に散歩すると、いろんなタイプの女の子を見かけます。
街で見る女の子を具現化しているのでは?
上記のような絵を描いたと思ったら、こんな絵も出来上がってくる。
最近は、スタイルを壊しているんじゃないか?と、いうくらい、
描く絵に統一性がない。
形にこだわっている絵と、ドローイングのような絵が交互に描かれていて、
ヒロクニさんの頭はいったいどうなっているのか?
あと、破ってしまう絵も多い。
この絵もなんか不思議な気持ちにさせるところがあり、
これはこれで、いいなぁ~と眺めています。
ブログの更新が遅れている間は、とても忙しかった。
ちょっと、お手伝いに三ノ宮の元町まで足繁く通っていたので。
その上、球根の植え付けや、土の再生、柿もいい感じに色づいてきて、
取らねばと思うが、時間がないから、畑の方に高枝ばさみを渡して、「取ってください」と。
明日は、なんとか柿を取ることが出来たらいいなぁと予定にしています。
私が土を触っていると、草むらで安らいで寝ています。
ジルは、高いところに登らない猫で、地べたが好きな奴です。
「ジルは、ヘンな猫だなぁ」と喋りかけることが多い。
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