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ヒロクニさんから、「これに目を通しておいて!」とドサッと渡されたスクラップブック。
写真や切り取られた絵や、自作の絵が貼り付けられている。又、ドローウィングされていたり。
なかなか面白い。
作品として出すことを意識せず、自由奔放なところもよい。
私だけでなく、一緒に見たいと思い紹介します。
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1ページ目。
左ページと右ページの白黒の写真は、エルンストとその恋人であったカリントンの写真が貼られています。
左に見える花の絵は、写真なので子供の描いた油絵。
中央は、宝塚市のブティックでミニ個展をした時のハガキ。
天井画を描いている時のヒロクニさん制作風景をハガキしたのを思いだしました。
下の写真は、阪急三ノ宮の西口の風景写真。(ヒロクニさん撮影)
右は、女性の写真にクレヨンで彩色されています。その上にアクリル絵具用のメディウムをかけています。
ヒロクニさんは、レオノーラ・カリントンの絵をひっそりと見ていて、明石にあったアトリエで
私に教えてくれたことが思い出されます。
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2ページ目
左の男性の写真に鉛筆と黄色でドローウィングした写真を貼っています。
その上の流れるような曲線は、ゾンネンシュターンの色鉛筆画を貼り付け。
中央の青の縞の絵は、ヒロクニさんの絵。
右上は、ヒロクニさんがよく着たアメリカのTシャツのロゴ。(布)
その下の絵もヒロクニさんの絵。
その下の人が話している絵は、外国のコミックの絵のようです。
中央のヒロクニさんの絵が、はじけているので印象的に思いました。
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3ページ目
左上はヒロクニさんが描いた絵だ。6Bの鉛筆で描かれている。
頭の上に歯ブラシが描き込まれているので、歯ブラシ女王なのか?
赤いところは、白で人物の顔がドローウィングされています。
右上は、私の顔写真だ。ずいぶん若い時のもの。
その下は、フランスのコミックの切り抜き。
色の面が同ページにあるので、統一感が出ているのが意外。
メチャクチャな感じ塗ってあるのに・・・・。
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4ページ目
左の白黒写真は、ヒロクニさんがBOXヒコーキ堂を経営していた頃に、お店によく来た人であり、
親しくしていた人の写真。お店の中で撮影されたようです。
その下の切り抜きは、ドイツのバンドのメンバー。
たぶん、CANのメンバーでしょう。
右は、ヒロクニさんのコラージュ。しかし、ヒロクニさんの絵がほとんどで、
熊型の頭の上のみが、写真です。
赤い線が、可愛らしく素朴な感じ。
続きは次回にて。
それはそうと「スクラップブック」というものは、私も持っています。
気に入った写真や、絵、服、装飾品、なんでも心に引っかかったものをはるクロッキーブックが
あります。人が見るものではないので、気軽に貼っていって、気に食わなくなったものには、
その上に好きなものを貼って見えなくしたりしています。
最近、下田直子さんという手芸家を非常に素敵だと思って、次々借りています。
その方も、スクラップブックを作っていらして、スクラップの一部を紹介されているのを
見ました。たぶん、スクラップブックというのは、意外と持っている方は多いのかもしれないと
思いました。
ヒロクニさんのスクラップブックは、どういう気持ちでやっているのか
あらためて聞いてみようと思います。
下田直子さんのデザインでブックカバーを作ってみました。↓
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お札入れのデザインだったので、布幅が全然違うので、少し柄を重複さし、
縦の長さも大きくしなくてはいけなかったので、柄の通り書き足してブックカバーの大きさにあわせました。
実のところは、ビジューを使われていましたが、雰囲気を壊さないようサテンステッチに変更しました。
麻昼晩の食事も食べなくてもいいというくらい集中して、刺繍にのめりこんでいました。
しかし、
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植木の剪定もしなければならず、こちらも頑張っています。
これが、骨身にこたえるのです。身体は、使わない筋肉を使うせいかバキバキで、
心底疲れていました。その上、剪定ハサミも切れにくくなっていて挟んでいるのに
木曲がっているだけということもあり、のこぎりを持ち出して切っています。
台風が去ったら、また植木の剪定を頑張るのです。
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