4月9日(土)丸の内TOEI2で『シェーン デジタルリマスター版』の初回上映後に、ウエスタン・ユニオンを代表してトークイベントを行うことになりました。
『シェーン デジタルリマスター版』のホームページは↓
http://shane-movie.jp/
丸の内TOEI2のホームページは↓
http://theaters.toei.co.jp/theaters/marunouchi1/
ご興味のある方はぜひご参加ください。
史上最低の映画監督の半生
B級C級を遥かに飛び越えて“Z級”の映画を作り続けた、史上最低の映画監督エド・ウッド。彼の半生を、監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの名コンビが描き、演じました。
映画監督としての才能には全く恵まれなかったエドですが、彼自身は傑作が撮れると信じて映画を作り続けます。大いなる勘違いともいえるその姿は滑稽に映りますが、同時にいじらしく、切なく、悲しくもあります。
バートンは、女装趣味があるなど奇人の部類に入るエドを、ひたすら映画に情熱を傾ける愛すべき人物として捉え、ドラキュラ俳優のベラ・ルゴシ(マーティン・ランドー)との友情、風変わりな仲間たちとの映画作りにユーモアとペーソスをあふれさせました。
彼らの群像を通して、私たちは映画作りの現場や舞台裏を垣間見る楽しさを味わうことができるのです。バートンの異形の者への思い入れ、デップの変装好きの一面が、エドへの共感となって表れた映画でもあります。
ところで、この映画を見て、実際にエド・ウッドが監督した映画にも目を通してみたいと思ったあなた。見る時には大いなる勇気と忍耐が不可欠であることをお忘れなく。