「真田丸」と『清須会議』『ギャラクシー街道』の意外な関係とは!?
というコラムを書きました。
詳細は↓
http://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/1046141
弱みを見せるヴァンダムが見もの
近未来を舞台に、タイムトラベルの技術を悪用して過去に戻り世界を支配しようとする集団と、彼らを取り締まる“タイムコップ”との戦いを描きます。オープニングは南北戦争。株価暴落直後のウォール街など、さまざまな時代が見られる楽しみもあります。
監督は『カプリコン・1』(77)や『アウトランド』(81)といったアイデアの豊かさで勝負するSF映画を手掛けてきたピーター・ハイアムズですから、この手の映画はお手の物です。
ジャン・クロード・ヴァンダムがタイムコップに扮し、妻(ミア・サラ)を殺された過去を変えるために何度も過去と現在とを行き来します。映画の“テイク~(撮り直し)”の手法を利用して、同じシチュエーションの細部を変えることで幾通りかの違った結果が出る面白さが楽しめます。得意のアクションに加えて、珍しく弱みを見せて悩むヴァンダムの姿が見ものです。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズと、『ターミネーター』シリーズを足して2で割ったような、なかなか出来のいいB級SF映画です。