田中雄二の「映画の王様」

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【ほぼ週刊映画コラム】『ジョン・デロリアン』『ラスト・クリスマス』

2019-12-03 18:29:17 | ほぼ週刊映画コラム

エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
1980年代の車とヒット曲が彩る
『ジョン・デロリアン』『ラスト・クリスマス』

 

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1207221

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『アメリカ映画史』(双葉十三郎)

2019-12-03 11:13:33 | ブックレビュー
 『アメリカ映画』『現代アメリカ映画作家』に続いて、双葉十三郎さんの『アメリカ映画史』(1951(昭和26)年発行)を読了。
 
 
 最初に読んだ『アメリカ映画』と重複する部分もあるが、「アメリカ映画の誕生」から「戦後の転換期」までの、時代背景、監督、スターなどについて、きちんと系統立てて記しているこの本は、他に類を見ない。妙な映画論をひけらかすどこかの大学の先生とはえらい違いだ。
 
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『ラスト・クリスマス』

2019-12-03 07:12:45 | 新作映画を見てみた

 歌手になる夢がかなわず、荒れた生活を送りながらクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)の前に、好青年のトム(ヘンリー・ゴールディング)が現れる。ケイトはトムに心引かれるが、彼にはある秘密があった。

 同名タイトル曲のほか、ワム!、ジョージ・マイケルの数々の曲に乗って展開するほろ苦く切ないクリスマスストーリー。脚本とケイトの母親役にエマ・トンプソン、クリスマスショップのオーナーにミッシェル・ヨー。監督はポール・フェイグ

 クリスマスの奇跡話の中に、移民、ホームレス、LGBTなどの問題を盛り込んでいるところがイギリス風で、クラークが段々とかわいらしく見えてくるのがミソ。トンプソンが癖の強い、言葉に訛りがある東欧移民に扮して“メリル・ストリープ化”していた。

 ワム!の「ラスト・クリスマス」(84)は、藤子・F・不二雄原作、森田芳光監督の『未来の想い出』(92)でも使われた名曲だが、バブルの頃に街中に流れていた印象が強いので、恩恵にあずかれなかった身としては、聴くと複雑な思いがする。

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