田中雄二の「映画の王様」

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世界サブカルチャー史 欲望の系譜「フランス興亡の60s」

2022-08-20 22:21:55 | 映画いろいろ

 アルジェリア戦争、五月革命がフランスの社会にもたらしたものは? 伝統と革新がせめぎ合い、政治と芸術が交差した60年代のパリ。米ソとは異なる独自の道を模索した国の60年代とは。

 登場する映画は、ジャン・リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(60)『小さな兵隊』(60)『女は女である』(61)『気狂いピエロ』(65)『中国女』(67)、フランソワ・トリュフォー『ピアニストを撃て』(60)『突然炎のごとく』(62)『夜霧の恋人たち』(68)『家庭』(70)、ルイ・マル『地下鉄のザジ』(60)『鬼火』(63)、ジャック・ドゥミ『シェルブールの雨傘』(64)

 登場する人物は、シャルル・ド・ゴール、シルビー・バルタン、ジョニー・アリディ、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーブ、ジャン・ポール・ベルモンド…。

 興味深い考察もあったが、60年代のフランス映画を語る時に、アラン・ドロンが全く出てこないのはちょっと違う気がするのだが。

コメント
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