「文豪温泉~名作の陰に名湯あり~」
夏目漱石『吾輩は猫である』(道後)、『明暗』(湯河原)、川端康成『伊豆の踊子』(河津)、志賀直哉『城の崎にて』(城の崎)…。文豪が愛した温泉地を巡り、名作誕生の秘密や、知られざる温泉との関係に迫る。映画やドラマのロケ地めぐりならぬ、文学散歩。こういうのも楽しい。
湯河原 『飢餓海峡』『お葬式』『トロッコ』…
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「テントを背負って2022」「賢治のイーハトーブを歩く」
今回、仲川希良が訪れたのは、宮沢賢治が「イーハトーブ」と呼んだ、故郷・岩手。『風の又三郎』のモチーフとなった種山ヶ原。『どんぐりと山猫』をほうふつとさせる森の木々。そして賢治が幾度となく作品に登場させた岩手山。賢治は、ひ弱なイメージがあるが、意外とアウトドア派なのだ。
「美の壺 スペシャル」「日本の温泉」
大分・別府温泉、秋田の「秘湯」鶴の湯温泉、福島の「湯守」岳温泉、佐賀・武雄温泉の竜宮城VS長野・上諏訪温泉「片倉館」のカルロビバリ、「温泉文学」与謝野晶子と法師温泉。
法師温泉の長寿館は、一度訪れたことがあるが、ここで、上原謙と高峰三枝子が共演した国鉄時代のフルムーンのCMを撮った大林宣彦監督が、後年、『彼のオートバイ、彼女の島』(86)でも、原田貴和子と竹内力の入浴シーンを撮っている。また、『テルマエ・ロマエⅡ」(14)のエンディングもここで撮られた。
「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」「徳川家康の城」
徳川家康が、天下人となってから築城した江戸城、名古屋城、そして大御所として君臨した駿府城をリポート。喜々として城について語る千田嘉博教授が面白い。
「ドキュメント72時間」「美術大学 青春グラフィティー」
3年ぶりに観客を入れて開かれた、武蔵野美術大学の「芸術祭」に密着。芸術祭が始まるまでの3日間、アートに情熱を注ぐ若者たちの青春グラフィティー。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」「縁の下の幸福論 ~校正者・大西寿男~」
書籍や雑誌など、出版物に記された言葉をチェックし、間違いを見付け、時には改善策も提案する校正者。作家や編集者から絶大な信頼を受ける大西寿男は、柔らかな雰囲気を持ちながら、ひとたびゲラ(校正刷)と向き合うと、まばたきすることも忘れて、仕事に没頭する。労多くして功少なしの校正という仕事に対する大西の姿勢と矜持に迫る。