夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

午年の歩み

2014-01-08 22:15:04 | 日記・エッセイ・コラム

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富士山子どもの国で馬に乗って楽しんでいる二歳の孫です。

小さい為か、全然不安を感じていないようですね…

私も子どもの頃祖父や父親と一緒に馬に乗っていました。

私の生家と馬とはとても繋がりが深いようです。

江戸時代には、参勤交代の荷物を運ぶために、特に見栄えの良い馬を供出していたそうです。(農耕馬では駄目だそうです。)きっと名誉なことだったのでしょうね…

今から百年以上前に祖父は、農業の他に馬喰(ばくろう)をしていました。

良い馬を岩手などの東北地方から連れて来て、お祭りで、草競馬をさせたり、近隣の農家や運送業者に売っていたようです。

昭和30年頃(私が二歳位の時)すでに家にオート三輪車がありましたが、とても馬を大切にしていたようで、私が小学校に行く頃にも飼っていました。

明治時代に曾祖父の建立した馬頭観音の石塔を平成の今日もお参りしています。

そんな家系の血を引いたのか幼い孫は、堂々としているようにさえ見えます!

この孫の父親も午年です。

    『うまくいく』

そう思って、人馬一体となって障害を乗り越えて、地道に歩みましょう。

   ※馬喰ばくろう

伯楽、博労とも書く。

馬の良し悪しを鑑定する人。

馬の病を治す人。

また馬を売買、周旋する人。

許可証が必要だったようで、祖父の写真の貼ってある許可証が残っています。